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【ヨーロッパ3ヶ月旅行して分かった】本当に治安の悪い国Top3【この国は気をつけろ】

 

旅行者
旅行者
ヨーロッパに行きたいけど治安が悪いってよく聞くし不安だな・・・。実際に旅行してみて危険だった国や地域があったら教えて欲しい!

この記事はそんな疑問にお答えします。

海外旅行の行き先で常に人気なヨーロッパ。大学生の長期休暇や会社員の有給休暇などで行く人も多いでしょう。

しかし、日本と違って治安が悪い国も多いので、せっかくの旅行でスリにあったり危険な目にあうかもしれず、なんとしても避けたいところ。

そこで今回は、ヨーロッパを3ヶ月放浪して計15カ国を回った経験から、本当に危険な国Top3を紹介します。

実際に起こった危ない出来事も書いていくので、ヨーロッパの行き先を考えるときの参考になればと思います。

 

周遊した国一覧

まず初めに、僕がどんな国を回ったのかざっくり書いていきます。

日程

2019年5/28~8/21

少し図が見にくいですが、イタリアのローマをスタートし、3ヶ月で計15カ国周遊しました。

イタリア→スロベニア→クロアチア→ハンガリー→スロバキア→オーストリア→チェコ→ポーランド→ドイツ→オランダ→ベルギー→フランス→ルクセンブルク→スイス→リヒテンシュタイン→イタリア

ちなみに移動は全てドイツのバス会社“Flixbus”を使いました。

Flixbusはヨーロッパ全土をカバーしており、英語が苦手でも簡単にスマホひとつでバスの予約ができてしまいます。

6時間バス移動をしても2,000円くらいなのでコスパ最強ですよ。ただ、Wi-fiが繋がらないケースが多いので、そこは注意です。



前もって旅行の予定が決まっている人は、鉄道の早割を利用した方がベターですね。

 

危険だった国Top3

では、回った15カ国の中から危険だった順に3つ紹介していきます。

 

第3位 ポーランド

第3位はポーランドです。

スリや強盗などの危険性は極めて低いのですが、何よりナイトスポットの客引きがしつこく、誘惑に負けてついていくとウォッカを浴びるほど飲まされて高額請求されるからです。

ポーランドのクラクフとワルシャワに行ったのですが、どちらも冗談抜きで20mおきに客引きがいて常にしつこく絡まれます。

お姉さん
お姉さん
ポールダンス見ながらビール3杯とウォッカショット1杯で6ユーロだよ〜

なんて声をかけられ、それだけお酒が飲めて、綺麗なお姉さんのポールダンスも見れて6ユーロなら安いなと思い、ほいほいついていきました。高額請求されるなんてつゆ知らず・・・。

実際にお店に入ると席に誘導されてさっき言われたお酒が運ばれてきました。

普通にセクシーかつ上手なポールダンスを見ながらぐいぐいお酒を飲んで、飲み終えた時に一度お会計。

きっちり6ユーロで支払いをすませ、店を出ようとしたところ、ポールダンスを終えたお姉さんが隣に来て、

お姉さん
お姉さん
え〜帰っちゃうの〜一緒に飲もうよ〜

と半ば強引に席に座らされ、ウォッカを頼み始めるお姉さん、通称ガブリエル。

翔平
翔平
これって金かかる?

と聞いても

ガブリエル
ガブリエル
タダに決まってるでしょ?これがポーランド流のおもてなしなの♡

なんて言われて、トータル5杯をぐいっと一気。

そのあとプライベートルームに行こうとせがまれましたが、色々と身の危険を感じて断固拒否。席を立とうとするとごっつい2人のお兄さんが

怖いお兄さん
怖いお兄さん
待て待て、返すわけにはいかんやろ

と入口を塞いできたのでお金を払おうとすると、レシートには1200Zloty(約40000円)の文字が。

翔平
翔平
いや、日本円で4万円ってさすがに高すぎね?
ガブリエル
ガブリエル
ううん、これ20ユーロくらいやで

とシラを切るガブリエル。あまりに飲みすぎたので単位換算に不安を感じ、スマホで調べようとすると必死に止めるガブリエル。

翔平
翔平
めっちゃこいつ必死やん

そうこうしているうちに他の店員も3人ほど来て、いいからカードよこせとパワープレイで決済。

あぁ終わった・・・と思っていると、カードの利用残高が残り1万円しかなかったので決済は不成立。

ホッとしたのもつかの間、利用残高ギリギリの額でクレカを切られてしまいました。

見知らぬナイトスポットに一人で突撃するのは自分の不注意でしたが、日本人は金持ちと思われて騙されるので気をつけましょう。

ただ、物価も日本の三分の一で、スリや強盗といった話は一切聞かなかったので、夜の客引き以外は素敵な国です。

ちなみにビールもめちゃくちゃ美味しかったです。オススメはこのお店。



 

第2位 スロバキア

第2位はスロバキアです。

ここは本当にヨーロッパか?と思うほど人が少なくて、狭い道を通るといかにも危なそうな青年がたむろしています。

夜ホステルまで近道をするために人があまりいない道を通ったのですが、中学生くらいの男女が5人くらいいてペットボトルやら色んなものを

青年
青年
帰れアジア人!(本当はもっとひどい言葉)

と言いながら投げつけてきました。

通貨でユーロを利用していて経済水準も東欧と比べて高くて治安はそこまで悪くないと思っていましたが、全く見当違いでしたね。

当初4泊する予定でしたが、観光名所も少なく治安もそこまでだったので、前倒して移動しました。

特に夜道や狭い道は通らないことをオススメします。

 

第1位 フランス

ぶっちぎりで危なかったのがフランスです。

僕はパリの日本人宿に泊まっていたのですが、毎日誰かは財布をすられていました。

それに、パリの治安の悪い地区に足を踏み入れると、ゴミが散らかっていたり黒人がたむろしていて常に緊張感がありました。

日中でも地下鉄に乗っていてスマホをいじっていると、現地の人に「ここではスマホを使わないほうがいい」と言われたくらいです。

特に日本人はスリなどに対する危機感が薄いのでよく狙われます。なので、特に地下鉄に乗るときは注意しましょう。

旅行者
旅行者
ヨーロッパを安全に旅行するにはどうしたらいいの?

では次に、危険を回避するために注意することを3つ紹介します。

 

安全にヨーロッパ旅行をするために

大事なことは以下の3つです。

①夜に不用意に出歩かない

②スマホを使うときは立ち止まって使う

③貴重品は肌身離さず持つ

では、ひとつずつ見ていきます。

 

夜に不用意に出歩かない

慣れない土地で夜に出歩くのは控えましょう。

危険な目にあって声を出しても、周りに人がいない可能性が高いからです。

ベルギーの夜は、観光地からほんの少し離れただけで人が一気に減って、移民のホームレスが増えます。

危険な目には合いませんでしたが、なにかピリピリした緊張感の中ホステルへ帰った記憶があります。

もちろん、夜飲みにいきたい!という気持ちはわかりますが、そういった場合はなるべく近くの宿を予約しましょう。

慣れない土地での不用意な外出は禁物です。

 

スマホを使うときは立ち止まって使う

調べ物をする時にスマホを使うと思いますが、必ず立ち止まって使用しましょう。

というのも、歩きながらスマホを使うと視野が狭くなって、周りに目が向かなくなるからです。

パリで歩きスマホをしている時に後ろからひったくられた人の話を、旅行中だけで3回聞きました。

それくらい歩きスマホは注意力が散漫になるので、必ず立ち止まって使用するようにしてください。

 

貴重品は肌身離さず持つ

パスポートやクレジットカードなどは肌身離さず持ちましょう。

パスポートをなくすと強制帰国となってしまうからです。せっかくの旅行でそれは避けたいですよね。

なので、腰に巻くタイプのウエストポーチを使うことをオススメします。

RFIDブロッキング素材を使用していて、海外で多いスキミング(磁場・電波によってカード等の個人情報を抜き取る犯罪)を完全にシャットアウトしてくれるものが特にオススメです。

他にも海外旅行の際の荷物に関してはこの記事を参考にしてみてください。



旅行者
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対策をしても物を盗られてしまった場合はどうしたらいいの?

では次に、危険な目にあった時の対処法を紹介します。

 

海外トラブルに巻き込まれたときの対処法

何かを盗まれたり壊れたりした場合は、真っ先に海外保険会社に連絡をしましょう。その後の手続きを全て教えてくれます。

それに、電話内容も記録されるので、あとで保険金をもらうときの証拠にもなります。

旅行者
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海外旅行保険って高いし入るの悩む・・・

そんなときは海外旅行保険の補償が手厚いクレジットカードを持つようにすれば問題ありません。

海外旅行保険並みの補償を受けることができます。詳しくはこの記事でまとめたので参考までに。



 

まとめ

いかがでしたか?ヨーロッパの中では特にフランス・パリが危険です。

①夜に不用意に出歩かない

②スマホを使うときは立ち止まって使う

③貴重品は肌身離さず持つ

この3点を意識して、安全で楽しい海外旅行をしてほしいなと思います。

海外に行くお金がない人は、以下の手順でひとまず10万円分は節約できるので参考にしてみてください。