ヨーロッパ北西に位置し、ソビエトやナチス・ドイツに何度も国土を分断された経緯を持つ、歴史ある国ポーランド。
そんなポーランドの首都ワルシャワと第二の都市クラクフでしか飲めないクラフトビールの情報をまとめました。
ヨーロッパ14カ国周遊してクラフトビールを飲み比べした僕が、オススメのビアバーを合計5つ紹介します。
この記事を参考に、自分好みの一杯を見つけちゃいましょう!
ポーランドビールの大きな特徴
ポーランドのビールの大きな特徴は、果実感のある飲みやすさです。
というのも、ポーランドはラズベリー生産量世界2位、EU内でのりんご生産量が第3位と、果物生産が盛んだからです。
特に夏の時期はベリー系やグレープフルーツなどの果汁を混ぜたビールが登場し、アルコール度数も低く、女性から根強い人気があります。
もちろん、ピルスナーやIPAといった種類もありますが、他の国と比べてフルーツビールが多い印象です。
ワルシャワのおすすめクラフトビアバー3選
それではポーランドの首都、ワルシャワで絶対に行くべきビアバーを3つ紹介します。
場所もGoogle Mapで示すので、参考にしてみてください。
PIWPAW
街の中心でもあるワルシャワ中央駅からほど近く、24時間営業というヨーロッパでは珍しいスタイルをとっているPIWPAW。
14カ国回って色々なビアバーに行きましたが、24時間営業はこのお店だけでしたね。
店内には50を超えるタップから、ポーランドを始めヨーロッパ中のクラフトビールを味わうことができます。
中はこんな感じ
ヨーロッパのビアバーは基本的に、席についても店員さんはオーダーを取りに来ないので、自分からカウンターに行ってビールを注文する必要があります。
このお店は0.1Lほど無料でテイスティングできるので、気になったビールやオススメのビールをトライしてみましょう。
中でも筆者オススメなのが「JuraJsaka Pomarancza」というフルーツビール。
ベリーとオレンジを主とし、天然の蜂蜜を加えた個性的な一杯です。見た目もルビーレッドで美しく、ビールが苦手な方でも飲みやすいです。
ちなみに、このビールを作っているBrowar Na Jurze醸造所は、もともと酪農場だった場所に位置してるので純粋な結晶質な水を利用でき、クリアな味わいのビール製造が得意です。
このフルーツビールも後味すっきりな印象なので、ぜひお試しあれ。値段は0.5Lで約480円となっています。
お店情報
KUFLE I KAPSLE
お次にオススメなのがこのお店。先ほどのPIWPAWから歩いて3分くらいのところにあり、はしご酒にはもってこい。
店内には、タップで飲めるビールのスタイル・度数・醸造所・値段がまとまったメニュー板があり、わからないところは店員さんが親切に教えてくれます。
種類で色分けされているので、ビールに詳しくなくても
という風に選びやすくて、いろんな味を楽しむことができますよ。
600円で4種類飲み比べできるセットもあるのも魅力的ですね。
ちなみに、ポーランドはZt(ズオティ)という通貨を使用しており、メニュー板の数字に30をかければ日本円となります。
なので、0.3Lでだいたい400円前後、0.5Lでだいたい600円前後になります。
物価の安いポーランドの中では少し高い部類かなと感じますが、飲んでみる価値ありです。
お店情報
KUFLE I KAPSLE
https://goo.gl/maps/NhUJgv5ho2FAtRcp6
Mikkeller Warsaw
そんな人にオススメなのがMikkeller Warsaw。
タップの数も20と多く、多くのLOCALビールを取り揃えています。
ビアバーには珍しくランチタイムから営業しているので、昼間から地元の料理を食べながら楽しめます。
他のビアバーと比べて比較的落ち着いているので、マスターとゆっくりビールの話なんかもできますよ。
お店情報
Mikkeller Warsaw
https://goo.gl/maps/pZ2mN4fZFWk8FPMR6
クラクフのおすすめビアバー2選
首都のワルシャワでおすすめのビアバーを紹介しましたが、番外編として、第二の首都であるクラクフのおすすめビアバーも紹介します。
ワルシャワからバスで4時間ほどであり、歴史的建造物など見どころも満載なので、訪れる価値ありです。
C.K Browar
クラクフでおすすめなビアバー1つ目は、C.K Browarです。
クラクフの名物である中央広場から徒歩5分で、収容人数も500人という大きいビアホールです。
ジンジャーや蜂蜜入りの独特な自社製造のクラフトビールの飲み比べだけでなく、ピエロギなどの地元の料理も同時に味わうことができます。
週末は大盛況なのでスタッフも忙しそうですが、それでも観光客に対してフレンドリーに接してくれるので居心地がとてもいいです。
お店情報
C.K Browar
https://g.page/CKBrowar?share
House Of Beer
こちらもクラクフでは絶対に外せないお店です。
日本語訳すると「ビールの店」であり、世界中のビールを200種類近く取り揃えています。
メジャーなビールよりも地ビールを多く扱っているので、他では味わえない一杯に出会えるかもしれません。
ちなみに、ビールは大体150円くらいから飲むことができるので、たくさん試してみましょう。
写真のような軽食も注文できるので、安心してたくさん飲めちゃいますね!
お店情報
House of Beer
https://goo.gl/maps/x1FDk1tbAYNaFjQBA
ポーランド飲み歩きの注意点
ワルシャワもクラクフもそうなのですが、ポールダンスバーの客引きが尋常じゃないくらいいます。
冗談抜きで、20歩ごとに声をかけてきます。
なんて声をかけてきますが、実際はダンスを終えた女の子が隣に来てお酒を飲ませ続けてきます。
なんてこと言って、自分ばかり飲まされて酩酊状態になり、しまいに会計でぼったくられてしまいます。
僕もこんな感じで1万円近く無駄な出費をしてしまいました。
まとめ
いかがでしたか?
ポーランドは意外にもビール製造が有名なので、ワルシャワやクラクフで自分好みのクラフトビールを見つけてみましょう。
ただし、しつこい客引きがいたりするので、慣れない海外での飲みすぎは気をつけてくださいね。
ポーランド近隣国も旅行する人は、この記事でおすすめのクラフトビールのお店を紹介しているので、参考にしてみてください。
また、ビールのスタイルや分類などはこの記事にまとめたので、詳しく知りたい人は参考にしてみてください。