大学の長期休暇や休学中、もしくは仕事を辞めて海外周遊を計画している方も多いのではないでしょうか。ここ数年はコロナ禍で海外旅行には行けませんでしたが、そろそろ海外に遊びに行けるのでは?と希望が出てきましたよね。
そんな人たちに人気の行き先がヨーロッパ。花の都パリやビジネスの中心地ロンドンなど、一度は訪れたい国が密集しています。ただ、実際に行こうと思っても、どんな荷物を持っていくべきか、どれくらいの費用がかかるのかなど悩むことが多いですよね。
そこで今回は、3ヶ月のヨーロッパ周遊の持ち物やかかった費用、ヨーロッパ特有の困ったことなどを公開します。この記事を参考に、余計なものを減らしてコスパよくヨーロッパ周遊を楽しんでくださいね!
旅行にかかる費用をサクッと5万円節約する方法も合わせて紹介します!旅行費用を抑えて、効率よくお金を貯めたい人必見です。
周遊した国とかかった費用
まず初めに、僕がどんなスケジュールでヨーロッパ周遊し、いったいどれくらいの費用がかかったのか書いていきます。
旅行日程と回った国
日程:2019年5/28~8/21
少し図が見にくいですが、イタリアのローマをスタートし、3ヶ月で計15カ国21都市を周遊しました。
移動は全てドイツのバス会社“Flixbus”を使いました。Flixbusはヨーロッパ全土をカバーしており、英語が苦手でも簡単にスマホひとつでバスの予約ができてしまいます。
4時間バス移動をしても2,000円くらいなのでコスパ最強です。
前もって予定が決まっている人は、鉄道の方が安くなる場合が多いです。しかし、長期で周遊する場合、なかなか先の予定なんて決められないですよね。
そんなこんなで15カ国回ったのですが、そのときの治安やグルメをまとめた記事はこちら。
【男一人旅にオススメ】ヨーロッパ一周のモデルルート【費用・節約術も紹介】
トータルでかかった費用
ざっくりとですが、飛行機代も含めて3ヶ月でかかった費用は60万円ほどです。内訳はこんな感じ。
・飛行機代 約8万円(アシアナ航空)
・宿代 約20万円(一泊約2,500円)
・食費 約12万円(一日約1,500円)
・移動代 約8万円(Flixbus)
・お土産代 約6万円
・下準備代 約6万円(バックパック等)
飛行機は出発の1ヶ月前に予約したのでこの値段ですが、もっと前に取るかつバカンスの時期を外せば、ヨーロッパまで往復5万でいけます。
後述しますが、比較サイトでうまく探せば簡単に1~2万円節約できますよ。
宿は基本的にホステルですが、たまには自分一人の空間が欲しかったので、3週間に一度はシングルルームを予約してました。それでこれくらいの費用です。
ホステルだと、世界各国から集まるルームメイトと仲良くなって飲みにいく、なんてことも経験できて、毎日が充実します。
ちなみに僕はあまり英語ができないので、Youtubeでカードマジックを練習してルームメイトに披露、そのままみんなで飲みに行くなんてことをよくしてました。言語の壁を越えるコミュニケーションツールを持つことがいかに大切か実感しましたね。
持っていった荷物の辛口レビュー
では、実際に持っていった荷物を紹介します。
・持っていって正解だった持ち物
・持っていったけど全く使わなかった持ち物
・あれば良かったと思った持ち物
を辛口でお伝えします!
持っていって正解だった荷物
ここで紹介する持ち物さえあれば快適に海外周遊ができます。自分の経験をもとに具体的に書いているので、参考にしてみてください!
サクッと確認したい人はこの表をチェック!
事前準備編 | |
パスポート | Eチケット |
クレジットカード |
荷物編 | |
バックパック | 折りたたみ傘 |
メガネ・コンタクト | 複数の財布 |
飛行機編 | |
マスク | ネックピロー |
電子機器編 | |
ノートパソコン | モバイルバッテリー |
変換プラグ | 電気シェーバー |
防犯編 | |
ウエストポーチ | 防犯ブザー |
南京錠 |
薬編 | |
除菌シート | 諸々の薬 |
トイレットペーパー | 虫除け |
洋服編 | |
洋服 | ダウンジャケット |
ホステル編 | |
速乾性タオル | サンダル |
選択用品と洗濯はさみ | 寝袋 |
その他 | |
日本のお土産 | フリーズドライ食品と割り箸 |
トランプ | 耳かきと爪切り |
ステンレスマグカップ |
事前準備編
パスポート
何が何でも必要です。外国で自分が何者か証明する持ち物なので。盗難や紛失時のためにパスポートのコピーを所持しておくと、トラブル時に役立ちます。
ちなみに、なくした場合は日本に帰ることができないので、管理は徹底してくださいね。
Eチケット
飛行機のEチケットです。基本的に予約に関するメールを見せれば問題ないのですが、万が一に備えて印刷しておくと安心です。
クレジットカード
約60万円ほどかかったこの旅行ですが、現金はほとんど使っていません。
セキュリティ的にも危険ですし、通貨がコロコロ変わるので、毎回換金してたら手数料がバカにならないからです。
なので、以下の3つのポイントを踏まえ、計4枚のクレジットカードを持っていきました。
①VISAやMastercardなど複数の会社を持つこと
②海外保険としての機能が高いこと
③加入にお金がかからないこと
これらを全てカバーする組み合わせがこちらです。
4枚持っていきましたが、基本は①〜③で使いまわしていました。
どうしても学生の場合、利用上限が10万円なので複数所有になってしまいます。
その点エポスカードは、はじめから上限20万円であり、海外キャッシングも無条件で利用できるのでオススメです。詳しくはこちらの記事をご覧ください。
【無料&保証が最高ランク】海外旅行に持っていくクレジットカードはエポス一択【これだけは作ろう
荷物編
バックパック
持っていったバックパックはこんな感じ。
海外周遊は荷物が多くなって慢性的な肩こりと倦怠感が生じやすいです。
しかし、このバックパックは腰回りで支えるヒップベルトや簡単に体にフィットする“クイックアジャストシステム”を搭載しているので、移動中の疲れも軽減され、負担なく歩き回ることができます。
海外にいるだけで慣れないことが多く、ストレスは知らないうちにかかっているので、荷物の面での機能性は高めておきましょう。
ちなみに防犯機能も高く、外部から簡単に荷物を取られにくい2重構造になっています。
唯一デメリットをあげるとすれば、底にある荷物を取り出しにくいことです。一度全部出さないといけないので、そこは少し面倒でした。
可能ならば、チャックが複数ついているものを選ぶといいと思います。
それを踏まえてオススメするのがこのバックパック。
モンベルのものです。取り出し口が2つあるので、底の荷物もスピーディーに取り出すことができる機能性抜群のアイテムです。
折りたたみ傘
傘は無印良品のものを持っていきました。少しでも荷物を軽くしたかったので、この軽さが魅力的で即買いでした。
軽いだけではなく、折りたたむと22cmとがさばらないので、旅行中もストレスたまることなく使い続けられました。
ヨーロッパの人は雨が降っても傘をささない人が多いので、折りたたみ傘を一緒に使って仲良くなったりできますよ!実際それで仲良くなって現地の人とバーに飲みに行けたので、持っていってよかったなと思います。
コンタクト
コンタクトは1dayのものを持っていきました。基本的にメガネをかけての生活でしたが、いつ壊れるかわからないので予備としてです。
1day以外の場合は普段使っている洗浄液を忘れずに持っていきましょう。
目は繊細な器官なので、慣れない海外で万が一のことがあっては怖いですからね。
複数の財布
これは便利でした。カードを分散させておいてリスクを軽減する目的もありますし、現金で生活する人は使いすぎを防ぐことができます。
これだけ長い期間の旅行だと、今後いくら必要なのか見通しが立てにくいです。早い時期に調子に乗ってたくさんお金を使いすぎて、最後の1週間極貧生活を送るなんてことも考えられます(それはそれで面白いですが)。
なので、複数の財布を用意して、お金の管理をしましょう。僕はかなり小さい財布を持って行きました。薄くて軽くて硬くないと3拍子揃っていたので、個人的には満足でした。
飛行機編
マスク
今はコロナなので当然ですが、飛行機に乗るときにマスクは必須です。というのも、機内が乾燥して喉がやられるからです。
ヨーロッパへのフライトは約10時間前後と長いので、必ず携帯するようにしてください。
席についてしまえば人と会話することもないのでマスクを外しがちだと思いますが、トイレに立つたびにつけるのも面倒ですし喉もやられるのでつけっぱなしがおすすめですよ。
つけっぱなしにしても不快でないマスクを買っていくべきです。少し高くても快適さには勝てません。
ネックピロー
フライト時間が長いので、ネックピローがあると機内での満足度が大きく変わります。
僕が持っていったのは無印良品のものです。低反発ウレタンのネックピローであり、くるくるたためるので荷物になりません。
普通に首に巻いてもいいのですが、うつ伏せで使えるのも個人的にはリラックスできました。フードもかぶれるので、周りの目を気にせずリラックスして睡眠が取れますよ。
電子機器編
ノートパソコン
スマートフォンに何かあった場合に備えて持っていきました。
というのも、基本的にWi-fi環境下でしかネットに繋げなかったので、スマホの不具合があった時に誰とも連絡が取れなくなるからです。
また、PCの方がフリーWi-fiと接続しやすく、ライン電話などもサクサクできました。
持っていったのはMacbook Airです。性能と重さ、バッテリーの持ちを考慮すると、Macbook一択かなと思います。
世界各地にApple Storeがあり、万が一の時に修理できるのもありがたいところ。
他にもブログ作成や画像編集などの用途はありますが、それらに興味がなく、ルーターやSIMフリー携帯があるのなら、荷物になるので持っていかなくても大丈夫です。
モバイルバッテリー
スマホと合わせて必須のアイテムです。いくら便利な時代になったとはいえ、肝心のスマホの充電がないとガラクタと同じです。
写真を撮ったり普段使いしているとあっという間に充電がなくなります。
海外周遊中は充電できるスポットを見つけるのが想像よりも難しい。どこにでもスタバがあるわけでもないし、すぐに宿に戻れるわけでもないですからね。
僕はAnkerの製品を持っていきました。最大4回充電できる容量の大きさと高い耐久力、世界的な評価の高さが決め手でした。
さらに、4期連続ベストセラー1位なのも安心感につながりましたね。日本に帰ってきた後もずっと使えるので、安物買いの銭失いにならないようになるべくいいものを揃えましょう。
変換プラグ
海外は日本とコンセントの形が異なります。なので、日本から持ってきた充電器などを使うためにも変換プラグが必要になります。
僕が持って行ったのは「BONAKER」という変換プラグ。
オススメポイントとしては、高速充電に対応したUSBポートが4つも付いている点ですね。おかげでスマホやPCなどの充電を一度にサッとできて、スムーズに旅行を進めることができました。
おしゃれな専用のケースがついていて、スタイリッシュな感じも個人的にハマったので、ぜひ使ってみてください!
電気シェーバー
安くて荷物もかさばらないカミソリを持って行こうとしたのですが、毎朝時間がかかるし、機内持ち込み制限など面倒に感じたので、電気シェーバーを持っていきました。
普段使っているものが重たいと感じる人は、ブラウン電気シェーバーがオススメです。
理由としては、
・単3アルカリ電池2本で動く
・充電の必要がない
・小型で持ち運びが楽
・水洗いができて衛生的
・2,000円前後とコスパが良い
変圧器をなくして電化製品が使えなくなった時でも、電池さえあれば動く安心感があります。電池は世界中どこでも買えますしね。
ただ、1枚刃のシェーバーなので、顔のカーブの部分は何度か往復する必要があり、ヒゲの根元を剃ることはできないので、ヒゲが濃い人は物足りないかも知れません。
とはいっても価格が2,000円前後、場合によってはAmazonで2,000円以下で購入できるので、携帯してもいいのではないでしょうか。
防犯編
ウエストポーチ
パスポートやクレジットカードなどの貴重品を肌身離さず持つために利用しました。
持っていったのは腰に巻くタイプで、付けていて居心地も悪くなく、お腹周りだけ不恰好になることもないので変に怪しまれません。
また、RFIDブロッキング素材を使用しており、海外で多いスキミング(磁場・電波によってカード等の個人情報を抜き取る犯罪)を完全にシャットアウトしてくれます。
電波なんて目に見えないので、情報が抜き取られても気がつきませんよね。
なので、こういったアイテムの力を借りて、身を守ってもらう必要があります。
防犯ブザー
万が一の時を思って防犯ブザーを持っていきました。
ハンガリーで女の子と仲良く話している時に防犯ブザーを誤発して、周りの空気を混沌とさせた時のみの出番でしたが、持っていて心強かったです。
やはり、ヨーロッパにいる人の体のつくりが日本人とは根本から違います。
骨格からして勝てるわけがないので、無理に戦おうとせずに、防犯ブザーを携帯しましょう。
南京錠
主にホステルで荷物をロッカーに収納する時に利用しました。
基本的にどのドミトリーも、1ベットにつき1ロッカーを貸してくれるので、貴重品などをそこに入れて管理します。
ただし、ロッカーによって鍵を通す穴の大きさが異なるので、太さや長さが異なるものを何個か用意しておくことをオススメします。
ワイヤーロックがあれば、何個も用意する必要がないので荷物削減にもつながりますね。
オススメは亜鉛合金のタイプです。基本的に壊される心配もなく、セキュリティ面に関してはトップクラスです。
薬編
除菌シート
コンビニにも売ってる除菌シートはめちゃくちゃ役に立ちました。
バックパックを背負っての一人旅は決して清潔と言える環境ではありません。
時には、夏の暑い日にバス移動が続いてシャワーも満足に入れないときだってあります。
そんなときに不衛生だと知らない間にストレスがかかって、体調を崩してしまうかもしれません。
そういった時に除菌シートで体を拭いたりしてました。水もタオルもいらずに手を消毒できる手ピカジェルもあってよかったと感じます。
箸などを使わずに手で持って食べるフードが多いので、そこの衛生面には気をつけましょう。
諸々の薬
万が一の時用の薬です。風邪薬や頭痛薬など、日本にいる頃から飲み慣れているものをいくつかピックアップして持っていきましょう。
海外でももちろん購入できますが、日本人の体質に合うかはわかりません。
海外旅行では原因不明の体調不良ほど怖いものはないので、慣れた薬を所持しましょう。
トイレットペーパー
海外のトイレットペーパーは日本のように柔らかくありません。紙のような固さに慣れないうちは色々と問題が生じます。
なので、最低でも1ロール日本から持っていくことをオススメします。普通のティッシュ代わりにも使えますよ。
虫除け
世界で一番人間を殺している生物は意外にも蚊なんです。マラリアやデング熱対策にももちろん効果があるので、虫除けは携帯しましょう。
中でもオススメは蚊がいなくなるスプレーです。ただし、日本もしくは東南アジアの日系スーパーでしか売られていないので、日本にいる時に購入しておくことがオススメです。
最近は365日24時間持続するタイプも発売されたそうです。虫刺されによる不快感をなくしましょう!
洋服編
洋服
3ヶ月の旅行でこれくらいの服を持っていきました。
・Tシャツ×4
・長袖の薄いパーカー×1
・短パン×2
・長ズボン×1
・下着と靴下×4
基本はこれだけです。ヨーロッパでは教会に入る時やリッチなレストランに入るときはフォーマルな格好が好まれるので、きちんと長袖を持っていくことも忘れずに。
ちなみにバチカン市国の大聖堂は半袖短パンの人は入場禁止でした。
もちろん、世界中にユニクロやH&Mのようなお店はあるので、日本から全て持っていくという考えは捨て、必要な時に新しいものを買いましょう。
海外で買った服もひとつの思い出になりますよ。
ダウンジャケット
これは必須。夏に旅行をするからいらないと思ったら大誤算。
ヨーロッパのバス車内はエアコンが効きすぎて真冬のように寒い場合があります。
そんな中で長時間移動をすると間違いなく体調を崩してしまいますよね。
また、夏といえど緯度の高い地域の朝晩は冷え込みます。8月上旬のベルギーとスイスの朝は、12℃でした。
僕はモンベルのものを持っていきましたが、ユニクロなどでも問題ないです。軽量かつ機能性の高いものを用意しましょう。
ホステル編
速乾性タオル
持っていって役に立ったランキング上位の速乾性タオル。
というのも、朝シャワーに入って荷物をまとめるまでにある程度乾いてくれるので、なま乾きの嫌なにおいが荷物に充満しないからです。
拭き心地も個人的には満足で、折りたたんで小さくまとまる点も優秀です。
ドライヤーが備え付けられているホステルは基本的に少ないので、いかにタオルで水分量を取れるかがその後の快適度合いに関係してきます。
その点もしっかりとカバーしてくれるので、自信を持ってオススメできるタオルになっています。
もちろん、ガーゼタイプのタオルの方が拭き心地が良くて好きな人もいると思いますが、移動の多い旅行の場合は速乾性を考慮した方がトータルで満足度が高くなりやすいです。
サンダル
ホステルの部屋や、シャワールームで使います。
ヨーロッパのシャワールームには脱衣所という概念が普及しておらず、足を拭くマットなんかももちろんありません。
イメージはこんな感じです。
基本的にシャワールームの中で身体を拭いて、濡れた足でサンダルを履く形になります。
なので、濡れてもいいサンダルを持っていって、部屋でもそれを履くことになります。
持っていったのは300円均一の安いものでしたが、何も不都合はありませんでした。
洗濯用品と洗濯はさみ
3ヶ月も海外にいると洗濯をする必要があります。基本的にランドリーを使ったのですが、日本から液体洗剤を持っていきました。
また、部屋で干すときに使う洗濯はさみのセットも重宝しました。
ただし、海外のランドリーは洗濯と乾燥が別の場合が多く、どちらもすると余裕で1000円近くなってお財布が悲鳴をあげます。
そんなときは手洗い用のアイテムを持っていきましょう。部屋で水をいれて放置するだけなのでめちゃめちゃ楽です。少しでも節約したい人にはオススメです。
寝袋
野宿するわけでもあるまいし寝袋なんているの?と思ったそこのあなた。実はいろんな場面で重宝します。
例えば、安いホステルに泊まったとき。安いホステルのベットは綺麗に見えても清掃が甘い場合が多いです。
そのまま寝るとベッドバグが発生する可能性があります。
ベッドバグとは、自分が寝ている時に南京虫と呼ばれる吸血性の昆虫に血を吸われ、尋常じゃないかゆみやアレルギー反応が生じます。
目に見えないくらい小さく、殺虫剤も効かないので、未然に防ぐことは難しいです。
僕もスロバキアでベッドバグがあり、2週間近く両腕のかゆみが治りませんでした。
それ以降どんなベッドでも、寝袋を敷いて寝るようにすると、一切ベッドバグに合いませんでした。
外国でコンパクトな寝袋は手に入りにくいので、持っていくと決めたのなら日本で買うべきです。
その他
日本のお土産
ホステルで仲良くなった外国人に渡すと非常に喜ばれます。
マンガのおかげもあって日本の文化に興味を持つ外国の方が多いからです。
僕は日本のマグネットや折り紙、手ぬぐいなど持っていきました。
お礼に自国のお土産をくれたりして、心あたたまるやり取りができたので、持っていって正解でした。
フリーズドライ食品と割り箸
今回訪れたヨーロッパの首都には、基本的に日本食レストランがありましたが、味ははっきりいってバラバラですし、値段も非常に高いです。
僕は生粋の味噌汁好きで、海外に3ヶ月もいると禁断症状が出るだろうと思い、味噌汁を含めたフリーズドライ食品をいくつか持っていきました。
お湯を入れるだけなので手間もなく、水分が抜けている分軽くてかさばりません。
海外にいながら日本のあの絶妙な塩加減を再現した食事をとることができ、涙が出るくらい美味しかったです。
また、ヨーロッパには箸の文化がないので、何膳か割り箸を用意しておくと便利ですよ。
トランプ
ヨーロッパ周遊がこんなにも楽しく充実したのはトランプのおかげと言っても過言ではありません。
Youtubeでカードマジックを練習して披露するだけで本当に仲良くなれます。
数字や色は言語の壁を越えるので、僕のように英語が苦手でも問題ありませんし、何度も同じマジックを披露することで使う英語がスラスラ出てきます。
そうやって英語を使える感覚も養われるので、積極的に英語を使ったコミュニケーションをしていきましょう。
爪切り・耳かき
海外にいると爪が伸び放題で衛生上よろしくないので、爪切りを持っていきましょう。世界的にみても日本製の爪切りの質は高いです。
ホステルで知り合ったスロベニア人も、日本製の爪切りをわざわざネットで購入したと言っていました。
爪切りを忘れて、無理に切ろうとすると深爪になるケースも多いので要注意です。
ステンレスマグカップ
インスタント食品を食べる時に使いました。ステンレスなので保温性も高く、持ち運びも軽くて楽チンです。
他にも物価が高いスイスなどでコーヒーを粉で購入して安く抑えることだってできます。
また、ホステルにも食器は置いてありますが、異常なほど汚れていたりするケースもあるので、ステンレスのマグカップは重宝しました。
持っていって不要だった持ち物
実際にもっていったが出番が少なく、今思えば不要だったなと思う荷物を理由とともに紹介します。荷物を軽くするのに参考にしてみてください。
地球の歩き方
スマホが使えなくなった場合に備えて、地球の歩き方を2冊(イタリア編と中央ヨーロッパ編)持っていきました。
スマホに異常がなかったので出番がなかったのですが、仮にスマホが故障しても周りの人に助けを求めれば何とかなります。
今どきGoogle翻訳もあるので、自分のスマホが使えなくても相手のスマホを使ってやり取りできます。
困った時に周りに助けを求める力があれば、ガイドブックは必要ないです。
携帯トイレ
と思って携帯トイレを荷物に詰め込んだのですが、ヨーロッパのトイレは近年とてつもないスピードで進化しています。
また、自分の舌がバカだからかもしれませんが、硬水といってもそこまで日本の水と大差がなく、いたって健康に過ごすことができました。
もちろん、携帯トイレがあることによる心理的安心感はあるので、そういった目的で持っていくのはアリだと思います。
ノートや筆記用具
そう思いましたが、やはり時代はGoogle翻訳です。
英語を聞いて???となっている時は、相手方がすかさず翻訳しようとしてくれます。わざわざ紙に書いてやり取りすることは一度もありませんでした。
なので、個人的に持っていかなくてもよかったなと思います。
ユースホステル会員証
世界中にあるユースホステルを会員価格で泊まることができる証明書。
ぶっちゃけBooking.comや民泊で見つけられるホステルと値段に大差はなく、さらにいうと会員でなくても数百円追加で払えばユースホステルに泊まることができます。
満19歳以上の場合、新規登録が2000円かかるので、無理に作る必要はなかったなと思います。
電源タップ(延長コード付きコンセント)
と思って荷物に入れましたが、そもそもコンセント争奪戦は一回しかありませんでした。その時も、ここ使っていい?と聞いたら普通に場所を空けてくれたので、特に出番はなかったですね。
先ほどの変換プラグを使えば一気に充電できるし、電源タップは非常にがさばるのでなくても大丈夫だと感じました。
レインコート
傘で十分です。荷物からレインコートを出して着るのが普通に面倒で、毎回折りたたみ傘を使っていました。
仮に使ったらそれを干して、さらにもう一度畳み直してしまう必要があって、それも自分の中でも面倒でした。傘で効かないような強い雨の場合は、潔く雨宿りしてました。
ブリタ
そう思ってブリタと呼ばれる、硬水をフィルターに通して軟水にするアイテムを持っていきました。
しかし、実際に全ての国でミネラルウォーターや水道水を飲みましたが、全く味も違和感がなく、お腹の調子も壊すことはありませんでした。機能としては役に立つのですが、使用回数や大きさを考慮すると、必ずしも必要ではないなと感じました。
簡易ライト
簡易ライトを持っていきましたが、基本的にスマホのライトで事足りると感じました。もちろん、モバイルバッテリーなどの準備を怠っている人は、万が一の時に困るかもしれません。
しかし、簡易とは言ってもそれなりの重量があるので、バッテリーをきちんと準備をしてスマホのライトを使うのがいいのではと思います。
腕時計
そう思って腕時計をしていったのですが、3日でつけるのをやめました。というのも、腕時計焼けが恥ずかしいくらいできたからです。
ヨーロッパは雲が少ない分、直射日光がキツイです。そんななかで腕時計をずっとしていると、時計の部分だけ真っ白で他がこんがり、なんて状況になります。
それに、海外でスマホを出して使っていても、しっかり立ち止まって周りを確認しておけば問題ありません。腕時計をして変にお金持ちだと思われて狙われるのも困りますからね。
トラベルポーチ
そう思って持っていきましたが、1回しか使っていません。というのも、それをいちいち持っていくのが手間に感じたからです。シャンプーとボディソープとタオルをそのまま持っていく方が楽ですし、それ自体濡れた時の対応が面倒でした。
細々した荷物を収納するのには便利でしたが、あえてシャワールームに持っていく必要はないと感じたので、ここに書きました。
あれば良かったもの
絆創膏
やはりヨーロッパは観光名所がたくさんあり、お金もないと歩きで街中を移動する機会が増えます。
僕もそうだったのですが、歩きすぎて足の裏の皮がむけて、その痛みに耐えながらの観光することもしばしば。
そんなときに小分けの絆創膏があればなんて良かったことか、、、と思いました。活躍する頻度はそこまで高くありませんが、数枚あるだけで見違えるほど旅の満足度が上がりますよ。
ヨーロッパ周遊旅行情報まとめ
長期での旅行ほど荷物が増える分、準備には時間がかかります。。でも、その準備にいかに手間暇をかけたかどうかで、旅の満足度も飛躍的に上がります。
という人にオススメしたいのがAmazon Prime。
当日または翌日に荷物が届き、Prime VideoやPrime Readingが一定期間中は無料で見放題になるので、海外の移動中にも十分楽しめます。
ちなみに学生は月額200円で、ありえないくらい優遇されたPrime Studentというプランがあるので、利用しない手はないです。詳しくはこの記事に書きました。