この記事はそんな疑問にお答えします。
地方就活生にとって悩みのタネが長期インターン経験。
実際に会社で働くイメージがつかめていないので、面接の時も話す内容が薄っぺらくなって選考を通れないケースがやはり多いです。
そこで今回は、会社でのインターン経験のなかった札幌在住の僕が、外資コンサルの内定をどうやって勝ち取ったのか、その戦略を話していきます。
就活で周りと差別化を図るポイントも合わせて解説しているので、参考にしてみてください。
こんな人にオススメ
・地方大学に通っているが東京で就職をしたい人
・インターン経験がなくて困っている人
・外資コンサルの内定が欲しい人
そもそも就活にインターン経験は必要か?
結論から言うと、必ずしも必要なわけではありません。
インターン経験があると少し有利に働くかな、くらいです。
というのも、会社で必要とされているのはビジネスセンスのある学生であり、インターン経験以外でもその力は身につけることができるからです。
逆に言うと、インターンをしていたとしてもアルバイトの延長のような仕事ばかりしていては、就活において全く活かせません。
”インターン経験”と”アルバイト経験”を履き違えるのが一番タブーです。
なので、ビジネス経験が養われるような、例えば新規事業を立ち上げるといったインターンを選択するべきです。
では次に、ビジネス経験を養う方法について解説しています。
ビジネス経験を養うための3つの方法
ビジネス経験を養う方法は以下の3つです。
①何とかして地元でインターン先を探す
②海外インターンプログラムに参加する
③自分でビジネスを始める
それではひとつずつ見ていきます。
何とかして地元でインターンできないか探す
現状インターン求人は関東・関西がメインで、地方に関する情報がほぼ載っていません。
ただ、その求人サイトに掲載するだけで費用がかかる場合もあるので、まだまだ載せていない会社も多いです。
なので、会社に直接インターンをしたいと連絡をすると、意外とOKが出る場合があります。
僕の知り合いもそのパターンでインターン先を見つけていたので可能性はあります。
もちろん、何もできないけど雇って欲しいと伝えるだけでは難しいので、なぜインターンをしたいのか、自分にできることはこれだ、と自信を持って伝えましょう。
海外インターンプログラムに参加する
どうやって探してもインターンが見つからなかった、あったとしても授業が忙しくてインターンしている時間がない、そんな人は長期休暇期間中のインターンプログラムに参加しましょう。
一番のオススメは武者修行プログラムです。
短期間で最低限のビジネススキルを学べるだけでなく、尊敬できる大人と出会えたりレベルの高い同世代と出会うことができます。
僕が参加した時に仲良くなった同世代の人たちは、
・東京で起業して1000万円資金調達を済ませる
・大人も参加する大会で書道日本一
・Airbnbの清掃業派遣ビジネスをスタート
・外コン、外銀、日系大企業ごろごろ
・韓国語のラップ大会で優勝(日本人)
とまぁバラエティに富んだ曲者揃いでした笑
今でもよく連絡を取り合っていて、その度に刺激をもらって自分もが頑張ろうという気になるので、参加してよかったと思います。
実際僕もこのインターンに参加したことで外資コンサルの内定をもらえたといっても過言ではないので、本気で就活に取り組みたい人は、このプログラムで力をつけるのもアリなのかなと思います。
ネットでもそういった記事が多かったので、参加した経験を踏まえて忖度なしで記事にまとめました。
武者修行プログラム 【実体験あり】武者修行プログラムの裏側暴露【辛くて3回泣いた】
自分でビジネスを始める
最も難しいが最も成長できるのがこれ。自分でビジネスを始めてお金を1円稼ぐ経験こそが何よりも大切です。
というのも、こと就活に関して言えば、周りの大学生は経済学部のゼミだったりバイトリーダーだったり、いわばおままごとみたいなビジネスにしか取り組んでいないからです。
1円を稼ぐのは想像以上に大変です。
人脈もスキルも経験もない大学生にお金を払う人は基本的にいないので、その壁を乗り越える過程でビジネスセンスが身につきます。
最初はなんでもいいと思います。
日常の雑記ブログでもとりあえず始めて、その日のうちにアフィリエイト登録(A8.net)をしてしまいましょう。
簡単に言うとこのA8.netに掲載されている商品やサービスを、自身のブログで紹介したら紹介料が入るという仕組みです。
自分のブログに近い商材はバンバン紹介していきましょう。それでビジネスを始めるとっかかりを掴んでください。最初は月1万円でも稼げれば上々です。
地道にコツコツを続けていれば確実に差別化を測ることができますよ。
この3つ以外に、周りと差別化をするための行動を紹介します。
それ以外で周りと差別化するためには
主に関東の就活生と差別化を図るには、
①そもそも入ってくる情報量を増やす
②積極的にアウトプットする
③自分の強みを見つける
それではひとつずつ見ていきます。
まずは入ってくる情報量を増やす
まず大前提として、ネットが普及した今の時代でも首都圏と地方では就活に関する情報格差がいまだにあります。
関東の場合は学生同士の情報交換がスムーズなので効率よく就活を勧められますが、地方の場合はそもそも首都圏で就活をする人が少なくて極めて非効率です。
だからこそ、関東の学生が手に入れているような情報を効率よく収集することが、地方学生が就活で勝つための第一歩です。
僕はこれらのアプリを使って、首都圏の学生との情報格差をほぼゼロにしました。
インプットの時点で差があると、土俵にも立てずに敗北が決まります。なので、せめて情報量だけは意識して下さい。
僕はかなり早い段階で企業研究のためにねっとで合説というナビサイトを使ってました。動画で情報収集できるので息抜きレベルでできます。
それと、就活ノートも必須ですね。先輩の生の声が載っているのと、企業研究業界研究だけでなく自己分析やモチベーションアップにつながる方法なども載っているのがためになりました。モチベーションアップは何より大切ですから。実際就活が始まってからもずっとお世話になっていて、ESの書き方なんてめちゃくちゃ見ました。
積極的にアウトプットをする
上記の通りもちろんインプットは大切です。
ただし、その情報を自分の言葉でアウトプットしないと肝心の面接やディスカッションの時にボロが出ます。
そこを追及された瞬間に努力が水の泡になるので、積極的に面接などを受けてアウトプットしていきましょう。いわば力試しってやつですね。
地方で選考がない場合は、お金をかけてでも関東・関西に行くべきです。やはり緊張感が違いますからね。
地方学生にとって就活はお金がかかります。
それが原因で夢を諦める人も多いので、何とかして就活費用を抑える方法をまとめました。
僕はこれらの方法のおかげで東京へ何度も足を運ぶことができ、本番慣れできて無事内定をもらうことができました。参考にしてみてください。
【金なし地方就活勢】が東京でコスパよく就活する方法【10万節約可能】
自分の強みを見つける
どの会社に入りたいかも重要ですが、自分が何をしたいのかも同様に大切です。
ただし、社会経験もない大学生がどんな仕事に就きたいのかなんて正直未知数ですよね。
そこでぜひ取り組んでみて欲しいのが自分の強みを見つけること。
これからの時代、弱みを改善してオールラウンダーになるよりも、強みに意識を向けてそれを伸ばす方が代替が効きにくく、自分の能力も最大限発揮できると言われています。
そんな人に絶対取り組んでもらいたいのがストレングスファインダー。
この本は177問の質問に答えることで、34の資質の中から自分の強みであるTop5を知ることができます。
2017年末の段階で、全世界で1700万人以上がストレングスファインダーを活用した診断を受けており、世界的に有名な企業でも取り入れられています。
共感性や責任感、未来志向や戦略性など自分をタグ付けしてくれるので、さらなる自己理解が進みます。
自分では気がつきにくい才能を客観的に見つめることができ、自分にどんな働き方が向いているのかもわかるので、就活を始める人は確実に取り組むべきです。
【Amazon書籍】さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0 単行本
地方学生に言いたいこと
地方学生だからって就活が不利だと諦める前に、どうやったら物理的距離を超えて内定を勝ち取れるのかまず考えましょう。
地方勢の方が確実に人事に覚えられやすいですし、今なら地方にいてもWebで面談なんかを受けることもできます。
就活で結果が出ない人ほど、
と考える傾向にあります。
地方勢でも結果を出した人が一人でもいるなら、あなたができない理由なんてありません。
なので、地方という理由で夢を諦めないで欲しいと思います。
インターンできない地方勢の就活まとめ
いかがでしたか?
そもそもインターン経験というよりは、ビジネス経験の有無が就活では重要であり、その力を地方でも身につけるには、
①何とかして地元でインターン先を探す
②海外インターンプログラムに参加する
③自分でビジネスを始める
そして、それ以外で周りと差別化をするためには、
①入ってくる情報量を増やす
②積極的にアウトプットする
③自分の強みを見つける
という方法が考えられます。
地方就活にもメリットはあるので、その点を最大限活かして夢を掴み取って欲しいなと思います。
地方から本気で外資コンサルを目指す人はこの記事が参考になると思います。参考までに。
【地方理系学生】がで外資コンサルから最速で内定をもらった時の戦略【再現性高め】
そして、先ほどストレングスファインダーをおすすめした時に思ったのですがもっとおすすめしたい書籍がありました。こちらをおまけとして最後にご紹介して終わりにします。
ずばりそれは漫画!『ドラゴン桜』『エンゼルバンク』『マネーの拳』『アルキメデスの大戦』などなどを描いてヒットを飛ばしまくっている作者の描く、ドラゴン桜の就活版「銀のアンカー」です!
これ、本当に就活生の中では就活本より先にこの銀のアンカーを読み込めってかなり言われてます。ドラゴン桜読んだことある人はわかると思うんですが、自己分析方法や有名企業(パロディですが)の面接のカギなどの具体的情報が詰まりに詰まってます。
銀のアンカー 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL) Kindle版
就活なめてる学生に向かって「なぜもっと早く準備しておかないのですか 社会に出る第一歩 これがいかに大切か なぜもっと真剣に考えないのですか」と問うシーンは震えます。就活の息抜きにぜひ!