この記事はそんな悩みを解決していきます。
地方学生なら一度は憧れる東京での社会人生活。
そのために就職活動をするわけですが、思ったよりもお金がかかります。それが原因で地方就職をする先輩を何人も見てきました。
そこで今回は、金なし地方学生が東京でコスパよく就活する方法を経験をもとに解説していきます。
今回紹介する方法で10万円は節約可能なので、ぜひ積極的に取り入れてみてください!
地方就活勢がかかるお金
まず、地方就活をする場合一体いくらくらいのお金が必要かみていきましょう。
新卒採用支援を行うサポーターズが就職活動実態調査を実施した結果は以下の通りです。
〜就活にかかった費用〜
・全国平均16万円
・関東の学生 13万円
・地方学生 19万円
中でも四国の学生は平均43万円であり、中国地方は平均23万円となっています。
この費用の大部分を占めるのが以下の3つの費用です。
①宿泊代
②交通費
③ご飯代
僕は札幌を拠点として就活をしたのですが、札幌の人が一回上京(5日間)するだけでこれだけの費用がかかります。
宿泊費 約12000円(一泊3000円を想定)
食費 約5000円(一日1000円を想定)
電車などの移動費 約5000円
新千歳―成田の往復飛行機代 約10000円
今回はわりと低く見積もりましたが、これだけで簡単に3万円を超えてしまいます。
もちろん東京に行く回数によって総額は変わりますが、先ほどの調査結果によると就活中に上京した回数は5~10回が最も多く、全体の27.3%だったそうです。
やはり地方就活生は20万円前後費用がかかるわけです。
そんな人に向けて、就活費用を抑える3つの方法を紹介していきます。
就活費用を抑える3つの方法
就活にかかる費用の内訳で大きな割合を占める以下の3つについて、節約法を紹介します。
①宿代
②交通費
③ご飯代
宿代を浮かせる
宿泊代を浮かせるための方法でオススメなのがこの3つ。
①友達の家に泊まる
②格安ホテルを利用する
③就活シェアハウスを利用する
友達の家に泊まる
平均0円/一泊です。一番最初に検討しましょう。
やはりお金がかからない点が最大の魅力です。
親しき中にも礼儀ありということで何か手土産を渡しても2000円/一泊ほどです。
ただし、目的の企業まで距離がある場合は交通費がかさむことと、自由に部屋の出入りができない点がデメリットとしてあげられます。
格安ホテルを利用する
次にオススメなのは格安ホテルを利用することです。エアビーなどの民泊でも良いですね。とにかく安い宿を重点的に探しましょう。
友達の家に比べると立地が選べるというところがいいですね。ある程度の食事とアメニティは必ず得られますから、あれこれ準備しなくて済みます。
格安ホテルの探し方は、まずGoogleで検索するとマップと連動して価格や評価がでるので、それで絞っていきます。
でもGoogleからでは全部屋の値段の比較などはできませんから、そこから各ホテルの公式ページに飛ぶ形になります。そうするとキャンペーンや割安チケットなどは得られないので、代理店サイトから宿を検索して入った方が良いでしょう。僕は普通にJTBを使っていました。
エアビーなどの民泊の場合は、格安ホテルよりもさらに安いです。きちんとベッドが用意されている家がほとんどであり、利便性に優れていて比較的安価に泊まることができます。
ただし、女性一人で男性がホストをしている家に泊まって痛ましい事件が起きたりしているので安全面には若干の不安があります。
しかし、東京では民泊のサービスがかなり普及していきているので、ホストの評価や口コミは信頼できるようになってきました。安さと利便性を兼ね備えたオススメな選択肢です。
就活シェアハウスを利用する
就活シェアハウスを知っているでしょうか?下宿のように風呂、洗濯などができて24時間出入り自由なシェアハウスです。
価格はサービスによって異なるのですが、例として、検索して一番上に出てくる就活シェアハウス.comの場合は短期滞在で1泊2500円からです。
地元が遠くて1泊で済まないよという方や、一気にいろんな企業の説明会に出たり面接をしたりするという方、ついでに東京で遊んでいきたいという方はホテルよりも就活シェアハウスの方がお得です。
まだ就活生に普及しきっていないサービスですが、使ってみると利用者の多さに驚きます。就活生しか滞在していないので、食事のタイミングで少し話ができたり、情報交換したりできるのも魅力ですよね。
実際に慣れない東京に来て何か話せる人がいるというのは心強いですよ。帰りの便で台風に当たりそうだとか、人身事故で電車が止まってるとか、いろんな悩み事を相談できます。
短期滞在ではなく、もう就活期間はいっそ1カ月以上東京に住むよ!という方は、僕が調べた限りだとシェアドアパートメントがおすすめです。
これは就活生専用というわけではないですが(どちらかというと社会人向け)1カ月から住めるということで就活時にも使われています。初期費用3万円で家が借りられるサービスなので、破格ですよね。Wi-Fiも確保できるし。
ちょっと話は逸れるんですけど、就活時には使うタイミングがなくても内定を取った後に使うことも出てきます。実際僕の友達にも何人かいました。「最初2カ月研修があると言われて賃貸を探したけど研修が終わったらどこに配属になるかわからないから場所を決められない」とか、「寮に入る予定だけど入居日がかなり先」とかです。
企業の方に融通を利かせるのは難しいので、シェアドアパートメントを選択肢として知っておくことは今後のためにもなります。面接で「2カ月研修です」と言われて困った顔していたらいつまでたっても受かりませんしね。
交通費を浮かせる
地方学生が平均して10万弱支払っている交通費。交通費を浮かせるためのオススメの方法はこの2つ。
①交通費付きの会社を受ける
②オンラインで説明会に参加する
それでは一つずつ見ていきます。
交通費付きの会社を受ける
まず最初の選択肢としては、交通費付きの会社を受けることがあげられます。こうすることで一円もかけずに東京まで行くことができます。
特に、潤沢に資金がある外資系企業は金払いが良く、当たり前のように交通費を支給してくれます。
ちなみにPwCはサマーインターン選考段階の面接の際も交通費を支給してくれました。
交通費だけでなく、インターン中に泊まるホテル代も支給してくれる場合が多いので、積極的に外資系企業を受けていきましょう。
そう思う人は記事【地方理系学生】がで外資コンサルから最速で内定をもらった時の戦略【再現性高め】を参考にしてみてください。地方学生でも外資コンサルに内定をもらうための再現性の高い戦略をまとめました。
オンラインで説明会に参加する
もうひとつの方法としては、オンラインを活用することです。今はコロナ時代ですからそもそもオンラインで説明会や面接を行う企業が増えてきました。
そういった企業を積極的に利用していくのも手です。東京へ足を運ぶ機会を減らすことができます。企業の合同説明会のためだけに上京するのってお金も時間もかかりますからね。
ねっとで合説というサイトはもう載っている会社全部オンラインで説明会が受けられます。動画で会社の雰囲気などすべてわかるのがうれしいですよね。というかオンラインに慣れきった体でわざわざ足を運んで事前説明を聞いて、内容は少しだけ、という説明会には耐えられないでしょう。動画で情報収集できるとES書いたりする息抜きにすらなります。
ご飯代を浮かせる
地味に出費がかさむのがご飯代。面接を頑張ったご褒美に東京の美味しいご飯を食べたり、就活仲間と飲みに行って気がつくと財布が空・・・なんてことよくあります。
食費を抑えるオススメの方法はこの2つ。
①先輩と飲みに行く
②フードデリバリーを利用する
先輩と飲みに行く
すでに就活を終えて社会人になっている先輩と飲みにいきましょう。もちろん人にもよりますが、多めに払ってくれるかおごってくれます。
後輩から一緒に飲みにいきましょうと声をかけてもらえるだけで先輩は嬉しいですからね。
それだけでなく、就活のアドバイスや東京での生活の様子なんかも聞けるので、得られることがたくさんあります。
もちろん今奢ってもらっている分、将来先輩に恩返しをすることも後輩に同じように奢ってあげることも忘れずに。
フードデリバリーを利用する
もちろん自炊よりは高くつきますがフードデリバリーもオススメです。ウーバーや出前館は東京であれば大体配送地域内ですから、なんでもデリバリーで頼めます。つい飲みに行ってしまうくらいならホテルでデリバリーを頼んだ方が安上がりです。
出来合いのものならコンビニでいいよという方もいると思いますが、コンビニってついお菓子やジュースを買ってしまいますから結果デリバリーの方が安いということが多々あります。少なくとも僕はそうなので極力コンビニには行かないことにしています。
それと、前述したように就活頑張ったご褒美にちょっといいご飯食べたいですしね。。新幹線や飛行機でお弁当ばかりだったのにまたコンビニ飯では味気ないです。
ウーバーや出前館も便利ですが、今はいろんなデリバリーサービスが出てきています。今安いなと思うのは「ほぼタダ飯」を謳っているエニキャリか、後払いができるデリズですね。
後払いしかできないなんて状況は避けたいところですが、万が一手持ちのお金が足りなくてクレカも持っていない方には使えます。
金なし地方就活生まとめ
いかがでしたか?
今回紹介した方法をうまく使って僕は10万円以上節約することができました。
地方学生の就活は情報戦です。知らないと損をすることばかりなので、情報のアンテナを常に貼っておきましょう。
ちなみに、地方から外資コンサルを目指す人はこの記事を参考にしてみてください。