この記事ではそんな悩みにお答えします。
英語の基本中の基本である英単語。
知っている英単語が多ければそれだけで長文問題の概要を理解できて点数が取れますが、単語レベルが低いと全く文章が読めずにもはや地獄です。
なので、多くの受験生は英単語の勉強をすると思いますが、英単語を時間かけて勉強したのにほとんど覚えていない、そんな経験ありませんか?
そこで今回は、毎日5分の勉強で1000個の英単語を覚える効率のいい方法を紹介します。
僕自身英語が苦手で偏差値50前後だったのですが、この方法を使って英単語をわずか2週間で1000個覚えることができて、偏差値も一気に63まで上がりました。
センターでも安定して9割取れるようになったので、この方法で英単語力を鍛えて英語を武器にしちゃいましょう!
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【大前提】英単語を覚える時のルール
そもそも大前提として、自分の知っている単語を何回も勉強する必要はありません。なぜなら、一度身についた英単語は、長期記憶として定着する可能性が高いからです。
少し極端な例を出しますが、
apple
この単語の意味はほぼ全員が知ってると思います。
英単語を勉強しようとする時に、わざわざappleのスペルを書いてもう一回勉強なんてしないですよね。
これはだいぶ極端な例ですが、人それぞれ知っている単語は異なるのでまずは自分が知らない単語が何なのか知る必要があります。
一度単語帳に付いてくるCDを聞いて、すでに知っている単語と知らない単語を振り分けましょう。
CD聞くめんどくさい!
そう思うかもしれませんが、CDを聞くことで勝手にリスニング力も鍛えられるので、一石二鳥です。
リスニングの対策は他にしていませんでしたが、CDを聞くだけで40点台を安定して取ることができたので、CDで聞くのは相当効果があります。
CDの発音を聞いてすぐに単語の意味が出てこなかったら、その単語は知らないと判定してください。
では次に、実際に効率のいい英単語の覚え方を紹介していきます。
【重要】1日5分で1000個の英単語を覚える方法
その方法はちらぽい法です。
ちらぽい法を簡単に説明すると、
①単語カードの表にスペル、裏に意味を書く
②箱を3つ(A,B,C)用意し、ちらっとスペルを見てすぐ分かったらA、思い出すのに時間がかかったらB、分からなかったらCの箱にぽいっと投げ入れる
③Cの箱のカードを取り出して再度挑戦。Cの箱がなくなったら、Bの箱の中のカードが全てAに移動するまで続ける
たったこれだけです。この方法の優れた点が2つあり、
①ゲーム感覚で英単語を覚えられる
②スキマ時間で取り組める
それではひとつずつ見ていきます。
優れた点①」ゲーム感覚で英単語を覚えられる
ちらぽい法は英単語のカードを見て適切な箱に投げ入れるので、ただ単語帳を読むよりもゲーム感覚で楽しむことができます。
Cの箱のカードを早く無くしたい、早く全部Aの箱に投げ入れたい
そんな風に考えると少しは英単語暗記が楽しめると思います。
英単語の勉強を続けるにはモチベーションの維持が必要不可欠なので、英単語勉強=楽しいものと感じることができるかどうかが大切です。
優れた点②」スキマ時間で取り組める
単語カードにすることでスキマ時間に取り組むことができ、より効率的に勉強することができます。
ノートに分からなかった単語をまとめる人がいますが、移動中やふとしたときに確認しようとしても少し億劫ですよね。
でも、単語カードならポケットやカバンからすっと取り出すことができるので、勉強を始めるハードルが低いです。
成功する受験生はスキマ時間の使い方が上手なので、単語カードに書いて常に持ち歩くといいでしょう。
では次に、実際にチラポイ法に取り組む時のペース配分を紹介します。
【目安】何個の英単語に取り組むめばいいのか
チラポイ法は1回5分で100個の英単語カードに取り組みましょう。
1つの単語につき2〜3秒でA,B,Cの判定をすると、100個の単語をだいたい3分で各箱に投げ入れることができます。
そして、あとはCの箱の中身を取り出して再度挑戦。それが終わったら次はBの箱。これで約2分です。
そうやってすべてがAの箱に移されたら終了です。それから時間を空けてまた同じ英単語で意味が理解できるかを繰り返してください。
目安は3回です。英単語を見た瞬間に意味が理解できる(Aの箱に投げる)のが時間を空けて3回連続できたら、そのカード自体をゴミ箱に捨てましょう。
そうすると次第にカードが減っていき、最終的にゼロ枚になってその知識は全て頭に入った状態になります。
これがちらぽい法の取り組み方です。まとめると、
①まずはCDを聞いて分からない単語に印をつける
②その単語をカードに書く(表にスペル、裏に意味)
③1回のサイクルで100個の英単語に取り組む
④3回連続してすぐに意味がわかった英単語を捨てる
⑤手元にカードがなくなるまで続ける
この流れで英単語を覚えるようにすると、1ヶ月もあれば確実に英単語を1000個覚えることができます。
では次に、英単語を暗記するのに適しているタイミングを解説します。
【理想】英単語を暗記する理想のタイミング
英単語を暗記するときは、
①寝る前に一回暗記する
②起きたらその範囲を復習する
③家に帰ってきたら復習する
この3つのタイミングで取り組めば確実に暗記効率が高まります。というのも、人は何度も反復した知識を覚えやすいからです。
それに、この記事で詳しく解説していますが、寝る前に覚えた知識は次の日の朝まで残っている可能性が高く、暗記に適しています。
なので、ちらぽい法に取り組むなら、
①寝る前に100個ちらぽい法
②起きた時に同じ100個をちらぽい法
③2〜3日経ったら同じ100個をちらぽい法
こんな風なサイクルでやってみましょう。少しずつ見た瞬間に意味がわかる単語が増えていって、英単語暗記が楽しくなるはずです。
では最後に、英単語暗記の際に気をつけることをお伝えします。
【ここで差がつく】英単語暗記で注意すること
英単語を勉強する時、明らかに発音が分からない単語はCDなどを聞いて発音できるようにしましょう。
というのも、人は発音できる単語しか耳で聞き取ることができないので、発音できないとリスニングの点数が伸びないからです。
僕らが中国語を聞き取れないのは、中国語を自分で発音できないからです。
もちろん、全ての単語を発音できるようになるよりも、ひとつでも多くの英単語知った方がいいですが、あまりに発音できないようなら定期的にCDを聞きましょう。
それだけでリスニングの対策になるので、一石二鳥ですね。
まとめ:チラポイ法で英語を武器にしよう!
いかがでしたか?
英単語を1日5分で1000個覚えるためのちらぽい法は、
①まずはCDを聞いて分からない単語に印をつける
②その単語をカードに書く(表にスペル、裏に意味)
③1回のサイクルで100個の英単語に取り組む
④3回連続してすぐに意味がわかった英単語を捨てる
⑤手元にカードがなくなるまで続ける
暗記するタイミングと発音も意識して英単語暗記に取り組んで、英語をぜひ武器にしてほしいなと思います。
そんな人はこの記事を参考にしてみてください。
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