この記事はそんな悩みにお答えします。
受験生が苦手な英語、中でも長文読解を苦手とする受験生は多いです。
ネットで「長文読解 方法」と調べても、
など中身が薄いものが多く、長文読解できるようになるまでの道順を紹介している記事が少なかったです。
そこで今回は、英語の長文読解ができない人に向けて確実に長文が読めるようになるまでの道筋を紹介します。
全部で5つのSTEPがあり、それをひとつずつ順番に取り組めば間違いなく大学入学共通テストの英語で8割を超えることができます。
3分で読めるように内容を凝縮しているので、ぜひ最後までご覧ください!
・英語の長文読解が苦手な人
・なぜ長文が読めないのか知りたい人
・大学入学共通テストの英語で何としても8割を超えたい人
英語の長文が読めない人の対処法
英語の長文が読めない人が、できるようになるまでには以下の5つのSTEPが存在します。
①基本的な英単語と基本文法
②倒置や強調構文など
③分からない単語を推測できるように
④前から後ろに英文を理解
⑤パラグラフを簡単に要約
それではひとつずつ見ていきます。
STEP1 基本的な英単語と基本文法
英語の長文が読めない人に共通するのは、基本的な単語や文法の理解不足です。
というのも、基本的な英単語や英文法がないと長文の流れを全く理解できずに雰囲気で解いてしまうからです。
文章の流れを把握できると、筆者の主張を把握しやすくなって問題を解きやすくなります。
具体的な例で考えてみます。
「僕は昨日友達のユキと、朝日を浴びながらおとといの雨で濡れた地面を自転車に乗って遊園地に向かった」
英語の文章ってこんな感じでやたら修飾語が多くて、頭がパンクしてしまいます。
しかし、文の修飾をすべて取っ払えば「僕は遊園地に向かった」となり、最低限の文の流れをつかむことができます。
それが分かれば今後の文章の流れをある程度予想することもできます。
遊園地に行った→お土産を買った→家に帰った
あくまで一つの例ですが、誰が何をしたのかという部分を追っていくことで、長文の内容理解が進みます。
なので、修飾部分は最悪忘れても構いません。
と聞かれたら、
と考えて、その段落に戻って読み直しましょう。
そうすることで、頭に入れる情報量を減らして効率よく解くことができます。
そんな風に最低限の単語力と文法力があれば長文の骨格を理解できるので、基本を徹底しましょう。
そんな人に向けて、英単語の最強の覚え方を紹介した記事を書いたので、参考にしてみてください。
【※必読※】1日5分で1000個の英単語を覚える最強暗記術【英語が武器に】
STEP2 倒置や強調構文など
基本的な単語と文法が理解できてもなかなか長文読解ができない人は、倒置や強調構文などの少し難しい文法要素でつまずいている可能性が高いです。
というのも、
そう思う人が多いからです。
特に注意すべき文法は、
・強調構文
・倒置
・否定
・無生物主語
・接続詞
の5つです。
文法書を読んでもいいし、下の2冊を使って1から構文をとる練習をするのもいいと思います。
STEP3 わからない単語を推測できるように
基本的な単語と文法が理解できて、さらに強調構文などの難しい文法も理解した。
それでも長文読解の点数が伸びない人は、単語の推測力が弱いかもしれません。
英単語の推測力は英単語力が問題なのではなく、国語力の問題です。
例えばこんな文の流れがあったとします。
私はパソコンを使っていた→そこで〇〇があった→私は友達に電話をした
パソコンを使って友達に電話をするまでに起こり得ることとして、
などと推測することができます。
接尾語や接頭語で単語を推測する方法もありますが、それだと限界があります。
なので、文章の前後を読んでその間に当てはまる文意は何なのかと考える癖をつけましょう。
STEP4 前から後ろに英文を理解
基本的な単語と文法、少し難しめの文法、単語の推測のがある程度できるようになって問題をほとんど解けるようになっても、時間がかかりすぎては意味がありません。
なので、ここからは早く正確に読むために必要なことを紹介します。
長文読解に出てくる文章は、関係代名詞や分詞構文など1つ1つの文章が長いものが多いです。
このような文章を何度も後ろから前に戻って構造をとっていたら時間が絶対に足りません。
なので、目を通す回数をなるべく減らすこと。
理想は前から一回読むだけである程度の内容を理解できるレベルまでもっていくことです。
そのためにまず、ゆっくりでいいので英文を一度で理解する練習をしましょう。
日本語と英語は文の構造が逆なので、日本語に綺麗に直そうとすると必ず読み返してしまいます。
なので日本語に全て訳そうとするのではなく、単語を見たときに英語のままで理解できる状態を目指しましょう。
前から文章を読むことに慣れてきたらあとは制限時間を設けて速読力を身につけると、大学入学共通テストの英語でも15分は余裕を持って終わらせることができると思います。
STEP5 パラグラフを簡単に要約
スピード感を持って英語を読めるようになるとどうしても正確さに欠けてしまいます。
そこでオススメなのがパラグラフリーディングです。
英語は1つの段落が大体4〜5文で構成されています。
STEP1でやった通り、それらの文章の中で一番伝えたい要素を理解して読み進めるのが大切ですが、さらにその要素を読んで自分の言葉でその段落を要約しましょう。
そうすることで、設問から該当する段落を探すときに見つけやすくなるし、何より長文を構造化して読むことができます。
ここまでできれば大学入学共通テストで間違いなく8割を目指せますよ。
英語の長文読解力を伸ばすまとめ
英語の長文読解が得意になるためには、
①基本的な英単語と基本文法
②倒置や強調構文など
③分からない単語を推測できるように
④前から後ろに英文を理解
⑤パラグラフを簡単に要約
基本的な単語や英文法を理解していないのに、いきなり速読しようと思っても無駄です。
大事なのは、きちんと自分の実力を客観的に見て、今どんな勉強をすれば一番効率良く成績が伸びるのかを考えること。
①の基本的な英単語が身についていない人は、この方法でサクッと1000個の英単語を覚えましょう。
【※必読※】1日5分で1000個の英単語を覚える最強暗記術【英語が武器に】