この記事はそんな疑問にお答えします。
大学生に人気のコンサル業界ですが、やはり内定者は関東圏の大学が大部分を占めます。そんな中に地方学生が入り込む余地はあるのでしょうか?
この記事では、北海道大学からコンサルBIG4のひとつのEYに内定をもらった経験を踏まえて、コンサル志望の大学1.2年生が経験しておくべきことを3つ紹介します。
これを実行しておけば内定がもらえる可能性がかなり高くなるので、参考にしてみてください。
地方学生がコンサルに内定を取ることは可能か?
まず、そもそも論ですが、地方学生がコンサル業界から内定を取ることは極めて難しいです。なぜなら、周りにコンサルを目指す人が少ないので選考などの情報交換が少なく、自分の力だけで選考を進める必要があるからです。
慶應のような大学は学生同士で選考の情報をシェアしたり、会社側に慶應卒が多いのでOB訪問など容易に行うことができます。会社に関する生きた情報が手に入らないのは大きなデメリットです。
また、地方だと面接やGDの経験を積みにくいですし、東京まで選考を何度も受けに行くお金がない、といった問題もあります。そういった要因から、地方学生がコンサル業界で内定をもらうのは難しいのです。
ちなみに就活でお金を節約する方法がこの記事を参考にしてみてください。
【金なし地方就活勢】が東京でコスパよく就活する方法【10万節約可能】
実際にEYのサマーインターンに参加した時も、約9割が関東・関西の学生でした。それくらい地方学生が置かれた環境は厳しいのです。
コンサル志望の地方学生が経験すべき3つのこと
地方学生がコンサル内定を取るまでの道が険しいと言っても、取れる人は取れます。地方からコンサル内定を取っている人の大部分は、大学1.2年生の時に以下の3つを大体経験しています。
①とにかく遊んでコミュニケーション能力を高める
②長期インターンシップに参加する
③自分でビジネスをする
それではひとつずつ詳しく見ていきます。
とにかく遊んでコミュニケーション能力を高める
コンサルから内定を取る上で一番大事なのはTOEICの点数でも出身大学でもなく、コミュニケーション能力です。なぜなら、特にコンサルはチームを組んで仕事をする機会がほとんどで、個人のスキル以上にチームワークを重視するからです。
EYのサマーインターンは4人1チームとなって、いくつかの業界の課題解決を英語でプレゼンするというものでした。
なので、インターン中は半分以上英語でやり取りをするのですが、僕以外のチームメンバーはみんな留学経験があってネイティブともペラペラ英語でやり取りできるレベルだったので全くついていけず。
ランチの時にドイツ人のマネージャーの方が隣に座っても、一言も話せないレベルでした。
その分、日本語で話す時にはチームを取りまとめるポジションについて、困った時に英語ができるメンバーに助けを求める。そうやってチーム意識をもってインターンシップに取り組んでいたおかげで、内定をもらうことができました。
ちなみに、わりと一匹オオカミだったチームメンバーの2人は内定を貰えていなかったので、一定のコミュニケーション能力が評価されると感じました。
もちろん、全てのコンサル会社には当てはまる訳ではないです。中には英語がネイティブレベルではないとダメだったり、学歴フィルターが存在する会社もあります。
そうはいっても入社後もコミュニケーション能力が高い方が何かと有利なので、今のうちにサークルや飲み会などでコミュ力を磨きましょう。詳しくはこの記事を参考にしてみてください。
【コミュ力高い人】の頭の中をめっちゃ詳しく解説【今日から使えるテクニックを紹介】
長期インターンシップに参加する
地方学生でコンサルに内定をもらった人は、大半が長期インターンシップに参加しています。というのも、ライバルである首都圏の学生が当たり前のように長期インターンに参加しているからです。
やはり実務経験を通して見える世界があります。ネットの情報だけでコンサルの業務を知った気になっている地方学生と、実際にコンサルの会社でインターンをして、仕事内容を肌で感じている首都圏の学生なら、圧倒的に後者の方が採用されやすいです。
もちろん、地方でコンサル系のインターンシップを行なっている会社がないケースの方が多いです。そんな人はこの記事を参考にしてみてください。
【長期インターンできない】地方学生が就活で成功するための鍵【外資も夢じゃない】
僕が就活をしていた頃、札幌に有給長期インターンはなかったので苦労しました。ただ、夏休みにベトナムに2週間行ってワインバーで新商品開発をする、というビジネス経験を通してその欠点をカバーできました。
意識高い人も多くて就活の情報も交換できたので、このプログラムに参加してかなり良かったです。
また、インターンを探す前にもちろん企業研究・業界研究はある程度必要です。定期的に情報を得るためにもいろんなサービスにとりあえず入ってみるべきです。僕は就活情報や生の声がおそらく一番載っている就活ノートにてコンスタントに情報を得ていました。
あとはねっとで合説というサイトはオンラインで企業研究ができます。家にいながら動画で会社の雰囲気などすべてわかりますからやらない手はないですよ。
自分でビジネスをする
地方学生でコンサルから内定をもらっている人は、ビジネス経験がある人が多いです。というのも、自分の経験に基づく話を面接時にすることができ、説得力があるからです。
ネットの情報を鵜呑みにしてコンサル業務を知った気になっている人と、実際に飲食店を経営してみてコンサル業務の必要性を知った人だと話の重みが全然違います。
ネットの情報だけの人の話は薄っぺらいし、みんな同じセリフを面接で言うので面接官もつまらなく感じるわけです。
例えば、顧客の課題解決を通して社会に貢献したいとかサークル副代表として組織をマネジメントしたとか。そんな面接官に、
この時に飲食コンサルをする方からアドバイスを伺い、コンサルの必要性を感じました。
なんて話をすると一気に差別化できるわけです。飲食店経営でなくても全く構いませんし、大事なのはまずアルバイト以外でお金を稼ぐ経験をすることです。そうすることで経済のことが見えてきて、コンサル業務がなぜ存在するのか等も理解できます。
お金を稼ぐ手段としてオススメなのがブログですね。初期コストもかからないしWebマーケティングも学べるし、何より不労所得が狙えるので最高です。
大学1,2年で経験すべき3つ
いかがでしたか?
コンサル業界を志望する地方大学1.2年生は、以下の3つに取り組んでみてください。
①とにかく遊んでコミュニケーション能力を高める
②長期インターンシップに参加する
③自分でビジネスをする
これだけで就活の時にかなり差別化することができ、仮に地方組であってもかなりの確率で内定をもらうことができます。
この記事を読んでどれか一つ行動するのはおそらく10%で、全部やるのは1%しかいません。行動する人が得をする世の中なので、あれこれ考えずにまずは動いてみることを強くオススメします。
ねっとで合説や就活ノートなんて登録するのすぐです。とりあえず動き出しましょう!
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