数学

【科目別に解説】数学を勉強する意味は?勉強は何の役に立つの?【サクッと解説】

受験生
受験生
勉強しても何の役に立つのか分からない
受験生
受験生
勉強とかめんどくさいことやめて楽に生きたい
受験生
受験生
普段の生活で微分とか使わないし、今時間を無駄にしている気がする

義務教育は中学までだし、別に勉強なんかしなくても生きていける時代です。

でもなんで、あなたは今勉強しているのか疑問に思いませんか?

小・中時代の友達はいいだけ遊んで青春しているのに、自分ばっかり塾に通って真面目に勉強して・・・僕も受験生の頃はよく考えていました。

そこで今回は、科目別の勉強する意味と、勉強して得られた3つのことを紹介します。

読み終える頃には勉強に対する心持ちが変わっているでしょう。

翔平
翔平
3分で読めるようにしたので、サクッと読んじゃいましょう!
こんな人にオススメ

・勉強する意味を見失っている人

・科目ごとの勉強する意味を知りたい人

・勉強するメリットを知りたい人

勉強することに意味はあるのか?

この問いに対する僕の答えはこれです。

翔平
翔平
勉強自体に意味はあるが、勉強する内容そのものには意味のないものもある

日常生活を送っていて、学校で習った知識を生かす場面なんてそうないので、内容自体に意味があるわけではありません。

いきなり微分積分する場面に遭遇するなんてもはや天文学的な確率ですからね。

それでも国語だったり数学だったりを勉強する意味・メリットは確実にあります。

科目別にみていきましょう!

科目別勉強する意味

国語を勉強する理由

国語を勉強する理由はずばり、日本人として生き抜くために必須だからです。

日常生活で読み・書き・話す・聞くのどれもが必要になってきます。

例えば、論理的に文章を読めないと、契約書など大事な文章の理解に苦しんだり、物事を逆算して行動できずに損をしてしまいます。

他にも、小説の人物の心情理解ができないと、対人の場面でも支障をきたすかもしれません。

敬語も使えないと、良好な人間関係を築くことができない可能性も高まります。

受験生
受験生
そんなに人間関係が大事なの?

一度きりの人生だし自分のやりたいことをやるべきですが、一人だとどこかで限界がきます。

それを乗り越えるためにも、誰かの助けが必要であり、それには良好な人間関係が大事なんです。

つまり、ストレスなく生きていくためにも、国語を最低限勉強する必要があるんですね。

数学を勉強する理由

数学を勉強する理由は、論理的な思考力をつけるためです。

論理的思考力って言われてもいまいちピンとこない・・・

もっと噛み砕いた言葉にすると、逆算する力です。

例えば、大学生になってお金がないけど旅行に行きたい時。逆算する力があれば、

旅行に行きたい

飛行機代に現地での宿泊・飲食代で約20万円かかる

残された時間で稼ぐためには飲食と夜勤

大学の課題を終わらせるためにこの日に友達と図書館で勉強

その友達に連絡をまずはとる

こんな感じで物事の優先順位を考えることができ、スムーズに自分がやりたいことに取り組むことができます。

逆算する力がない人は、やりたいことがあると漠然と感じるだけで行動にうつしません。

うつさないというより、何から手をつけていいのか分からないので、行動にうつせないんですね。

そうやって逆算力のない人は一歩目を踏み出せないので、社会人になっても自分のやりたいことに取り組めません。

結局他人から依頼された嫌な仕事ばかりするようになり、どんどんストレスを抱えていく負のサイクルに陥りやすいです。

なので、逆算力を身につけて自分のやりたいことを達成するためにも、今この時期に数学に取り組んでください。

英語を勉強する理由

英語を勉強する理由はズバリ、コミュニケーションできる人数が増えるからです。

日本だと人口は1億ちょっとしかいませんが、英語が話せるだけで世界中の約18億人とのコミュニケーションが可能になります。

すると、色々な国の価値観や文化を知ることができて、日本という国を客観的に見つめることができます。

受験生
受験生
女性の進出率も先進国の中でずば抜けて低い
受験生
受験生
日本ってお金持ちに対するイメージが他の国よりも悪いな

そうやって第3者の視点で日本を捉えることで、新たな気づきが生まれます。

今まで正しいと教わってきた事実が実は違うんじゃないか?なんてこともよくありますよ。

他にも、そうやって海外の友人が増えれば、海外旅行の時に宿を貸してくれたり現地を案内してくれたり貴重な体験ができますよ。

理科を勉強する理由

理科を勉強する理由は、なぜ?と疑う力を養うためです。

なぜ?と疑問を抱えずに、全てを受け入れているようでは、インチキ科学にいとも簡単に騙されて損をします。

例えば、デトックス療法を知っているでしょうか?

体内に溜まった毒素を排出させるという健康法であるこのデトックス療法も、科学的な立証はされていません。

それでも多くの人はそれが正しいと認識をして、それに関連する商品を買ったりします。

それ以外にも、「マイナスイオン」「クラスター」などの自分が知らない科学用語を使われて、なぜ?という疑問を持たない人は、エセ科学のいいカモになって損をします。

なぜ炎色反応が起こるのか?

なぜドップラー効果が起こるのか?

そうやって現象が起こる理由を突き詰める理科を勉強することで、インチキに騙されずに本質を見抜けるようになって損をしなくなりますよ。

社会を勉強する理由

社会を学ぶ理由はズバリ、過去から未来を予測するためです。

歴史は繰り返すとよく言われていますが、まさにその通りです。

例えばこんな感じ。

1970年代 アメリカ
ベトナム戦争により国家財政が悪化して破綻寸前に。

1980年代 ソ連
アフガニスタンでの長きに渡る戦争で経済が崩壊して、ソ連解体に。

2000年代 アメリカ
イラク戦争で国家財政が一気に50兆円以上の赤字に。

こんな風に歴史を学ぶことで、正解がない未来を予測して、正しいと思える判断を実行することができます。

何もこんな大きな単位ではなく、個人単位でも過去を学ぶ必要性はあります。

例えば、受験勉強。自分で独学で勉強するのではなく、受験に成功した先輩方の歴史を知ることで、自分も合格率を飛躍的に高めることができますよね。

そうやって過去から学び、未来の成功率を高める力を養うのが社会を勉強する大きな意味です。

勉強して他に得られたこと

科目ごとに勉強して得られる力以外に得られたことを、体験談ベースで紹介して行きます。大きく3つあって、

・学歴
・自分の浅はかさ
・多くの選択肢

です。それじゃあ1つずつ見ていきます!

学歴

まず、一番大きいのはこれです。

学歴だけで人を判断するのは良くない!なんて人はいますが、正直日本はまだまだ学歴社会です。

就職活動をしている時も、学歴が高い人限定の就活セミナーに呼ばれたり、書類審査や面接の免除をしてもらったり学歴を強く感じる瞬間が多数ありました。

他にもヒッチハイクをしている時に、最初は疑いの目で僕を見ていた人も、北海道大学の学生証を見せると急に態度を変えてきたこともありました。

学歴=それ相応の努力をした人という信頼を担保するひとつの道具なんですね。

もちろん世の中学歴だけじゃありません。その人の中身や考え方の方がよっぽど大事です。

でも、学歴はあって困ることは絶対にないので、今は辛いかもしれませんが、勉強をして信頼を生むような学歴を手にしましょう。学歴の話を全部書きました。



自分の浅はかさに気がつく

勉強すればするほど自分が実力不足だと認識します。

僕も勉強していく中で、世の中賢い人(受験勉強ができるとは違う意味の賢さ)が人口の1%くらいいて、その人たちが作った仕組みの上で自分たちが生活していると気がついた時に衝撃を受けました。

このままいったら一生搾取される側で、仕事の悪口をツイッターでぶちまけて、週末に飲んでストレスを発散する大人になってしまう・・・とそこで自分の実力のなさに気がついたんです。

やはり、新たな知識や考え方を身につけて、1回しかない人生で自分のやりたいことを本気で取り組むためにも、勉強することが大事なんですね。

選択肢が広がる

これは学歴とも多少関係しますが、勉強すればするほど選択肢は増えていきます。

例えば、理系の大学に行った人は、卒業後の進路がこれくらいの中から選ぶことができます。

・大学の研究者
・一般企業の研究者
・コンサルなどの文系就職
・起業
・フリーランス
・海外大学院に進学

もちろんその人自身のスキルにもよりますが、間違いなく勉強するほど選択肢は増えていきます。

ただ、ひとつ伝えておきたいのが、選択肢はただの手段でしかないということ。

僕も大学に入ってからは選択肢を増やすことが目的になっていて、今となってはもったいない時間を過ごしたなと感じています。

詳しくはこの記事にまとめたので参考にしてみてください。



増えた選択肢をどう利用するのかが大事なので、そこは忘れないようにしてください。

 

まとめ

 

これだけは忘れないで

科目ごとに勉強する意味はあるし、それ以外にも得られるメリットはたくさんある!

今はなんで勉強なんかするんだろうと疑問に思う人もいると思いますが、こんなにもたくさん得られることがあるわけです。

自分のやりたいことを思う存分取り組むためにも勉強は必要なんですね。

受験生
受験生
でも、別に将来やりたいこととかないし

そんな人はこの記事を読むことをオススメします。