大学生活

【高学歴は本当に幸せなのか】北海道大学に入学して検証してみた【意外な結果に】

 

受験生
受験生
私も早く高学歴の大学に入学をして、いい会社に内定もらって早く幸せになりたい・・・

偏差値の高い大学に入る=幸せという考え方。

僕も受験生の時は同じことを考えていたし、この記事を読んでいる人の中にもいるんじゃないかなと思います。

先生
先生
偏差値が高い大学ほど選択肢が広がるぞ

こんな言葉を先生の口からもよく聞くと思いますが、実際どうなのかを教えてくれる人は意外といませんよね。

そこで今回は、偏差値が高い大学に入って選択肢が増えたのか、実際幸せなのか?などなどを書いていこうと思います。

そもそも北海道大学って高学歴じゃないだろ!と思う人は読まなくて結構です。もちろん東大・京大のように上には上がいますが、この記事では一般論を書いているので、そこが理解できる人だけ読み進めてください。

 

高学歴だと選択肢は確実に増える話

長期休暇の時や成人式の時に高校時代の友達と会って色々話した結果、偏差値が高い大学ほど選択肢は増えるなと感じました。

大学で受ける授業や実験のレベルの高さ、世間の人からの信頼、就職活動の時もやはり有利に働きます。

受験生
受験生
大学名だけで判断するなんてナンセンスだ!

そう思う人もいるかもしれませんが、決して大学名だけで判断していません。

受験勉強というひとつの観点で見れば、辛い中頑張ってその大学に入学した、この人はそれくらいの努力を惜しまない人で目標に向かって頑張れる人だ。

ということを大学名だけで伝えることができます。

特に初対面の時に、学歴は信頼感を生んでくれます。僕は趣味でヒッチハイクをするのですが、最初は疑いの目をむけられます。この人に変なことをされないか、この人は車に乗せても大丈夫なのか、この人は信頼できる人なのか。

そんなときに一言

翔平
翔平
北海道大学に通っています

なんて言えば手のひらを返したかのように

運転手
運転手
へぇ〜頭いいんだね。それなら安心できるわ

なんてことを言われます。それくらい世間の人は信頼を大事にします。

就職活動の時も全く同じです。会ったこともない100人の就活生から5人を選ぶ場合。全員と面接する時間がないので、ある程度は学歴でフィルターをかけます。

その方が効率よく選ぶことができるからです。なので、偏差値が高い大学に行けば一定の信頼感を得ることができ、選択肢は増えると思います。

受験生
受験生
へぇ〜じゃあいい大学行けば選択肢が増えていい会社にも入れて幸せなんだ

と思うかもしれませんが、選択肢が増える=幸せという考えは間違ってます。

 

選択肢が増える=幸せというのは嘘

結論から言うと、選択肢が増えても幸せにはなりません。なぜなら、選択肢は幸せを掴むための手段であって、目的ではないからです。

頭のいい受験生は高学歴と呼ばれる大学に行って選択肢を増やそうとしますが、それは目的が見つからない現状に目をつぶって、決断を先延ばしにしているだけです。

これに気がつかない受験生があまりに多すぎる。

受験生時代の僕もそうだったのですが、やりたいことが見つからないからとりあえず選択肢の多い環境へ行こうとしました。そうすれば後でやりたいことが勝手に見つかるんじゃないかと考えたからです。

でも、そうやって決断を後回しにしても、やりたいことなんて急には降ってきません。逆に、選択肢が多すぎて決めるのに悩みます。

就職する選択肢もある、大学院に行く選択肢もある、起業する選択肢もある、どの選択肢が一番いいんだろう・・・

そうやって自分の選択を決めきれなくて、結局悩むので幸せとはむしろかけ離れていきます。

自分がやりたいことが見つからない人は、先輩や同期と歩幅を合わせるようになり授業をサボって適当にバイトして適当にサークルで恋人作って、適当に就活して・・・

という典型的大学生になってあっとう間に社会人になってしまいます。

典型的大学生の服装

北大にもめちゃくちゃこのタイプの大学生がいます。東大の友達に話を聞いたところ、東大でも同じらしいです。

大学生ってキラキラしてるんだろうなって受験生の時思ってましたが、現実はかなりかけ離れています。

ひたすら勉強して偏差値を上げることが正義であり、自分より偏差値の高い人は尊敬、低い人はバカにする。意識高い行動をすると集団心理が働いてみんなで叩いてくる。

そんな残念な人にならないように、この記事を読むあなたは大学進学という選択肢を自分のやりたいことや夢を達成するためにうまく使ってほしいです。

 

やりたいことを探す能力が大事になっていく

これからの時代、やりたいことを探す創造力が大事になってきます。なぜなら、AIの発展によって、人間の論理的思考力を凌駕するからです。

受験では「ルールを正しく覚えて、間違いなくルールを当てはめる力」が身につきますが、これから数十年後には不要なスキルになると言われています。

複雑な計算ほどコンピューターにやらせた方が間違いがないし、会計士や弁護士もリストラに悩まされている時代ですからね。

では、コンピューターに仕事を取られる可能性がある中で、将来残る仕事は一体何か。

それは人間にしかできない芸術的・創造的・対人関係を重んじる仕事です。

絵を描いたり企画を開発したり、看護・リハビリ系だったり。そういった感情の介在する仕事はコンピューターにできない仕事です。

ただし、2045年にコンピューターが人知を超えるシンギュラリティが起こると言われています。要はロボットが感情も持つようになって、人間よりも人間らしくなる時代が来るということです。なんかもうよく分かりませんね。

でもそれまでは間違いなく人間らしさだったり、夢を見る力が大切になってきます。なので、ただ勉強するんじゃなくて、夢ややりたいことを念頭に置きながら勉強してほしいと思います。

受験生
受験生
それでも将来やりたいことなんて見つからないよ・・・

そう思う人はこの記事を絶対に読んで欲しいです。



まとめ

いかがでしたか?

選択肢を闇雲に増やしても、手段が増えるだけなので決して幸せには直結しません。なので、手段と目的を上手に使い分けて、一回しかない人生で幸せを掴み取って欲しいと思います。

いい大学に入る=幸せに直結しないことを頭の片隅に置いておいて受験勉強に臨んでください。

翔平
翔平
最後まで読んでくれてありがとう!