この記事はそんな疑問にお答えします。
スマートフォンの普及によって、受験アプリも増えてきました。今やスマホ=遊びではなく、スマホ勉強をする時代です。
だからこそ、あれこれ受験アプリを試して時間を無駄にするのではなく、本当に意味のあるアプリをまず知る必要があります。
そこで今回は、東大生も使っていたオススメ受験アプリを7つ紹介します。紹介するほとんどが無料ですし、ぜひ参考にしてみてください。
受験アプリを使うメリット
まず初めに、受験アプリを使うメリットを2つ紹介します。
①スキマ時間を使えるから
②自分の苦手を客観的に教えてくれるから
では、ひとつずつ見ていきます。
スキマ時間を使えるから
受験アプリを使うことで、スキマ時間を有効活用できます。というのも、通学時間などふとした時にスマホ一つで勉強できるからです。
単語帳など紙媒体のものでも勉強できますが、常に持ち歩く必要があります。それに、混んだ電車などでは邪魔になりやすいです。
なので、スマホ一つで手軽に勉強できるのがアプリの大きなメリットです。
自分の苦手を客観的に教えてくれるから
受験アプリを利用することで、自分の苦手を客観的に知ることができます。というのも、自分が間違えた問題をアプリが記憶して、定期的に出題してくれるからです。
エビングハウスの忘却曲線にあるとおり、人は定期的に復習しないと忘れる生き物です。
そのベストなタイミングで自分の苦手をチェックできるので、かなり効率的に勉強を進めることができます。
おすすめ受験アプリ
では、知り合いの東大生も使っていた受験アプリをジャンル分けして7つ紹介します。
主なジャンルは以下の3つ。
①暗記系
②リスニング系
③自己管理系
では、ひとつずつ見ていきます。
暗記系
暗記系のオススメアプリは以下の3つ。
①mikan
②日本史一問一答
③i暗記
それではひとつずつ見ていきます。
mikan
mikanは英単語暗記に特化したアプリです。暗記方法が2種類あり、
①テスト形式
②カードめくり学習
まず、4つの選択肢の中から英単語の意味を選ぶテスト形式で基礎を固め、表示された英単語の意味を知っているかどうかをスワイプするカードめくり学習で定着させることができます。
そして、このアプリの一番の魅力は、1単語にかける時間の短さです。
この記事でも解説している通り、英単語の意味がパッと思い浮かぶレベルにならないと、長文読解で高得点は見込めません。
【英語の長文が読めない】人が今すぐ取り組むべき5つの対処法【英語を武器に】
このアプリは、単語への反応速度が遅いと苦手判定をされるので、単語の意味を最短時間で思い出す力をつけることができます。
英単語暗記が苦手な人には特にオススメしたいアプリになっています。
日本史1問1答
特に暗記量の多い日本史でオススメなのがこのアプリ。
特徴的なのが、正誤判定の問題がある点です。
同じ歴史上の人物が関わった出来事に対する文が2つ並べられていて、それぞれの組み合わせを4択から選択する形式です。
例えばこんな感じ。
享保の改革について述べた次のX.Yについて、その正誤の組み合わせとして正しいものを選べ。
X:徳川吉宗は定免法を導入することで、年貢の増徴を図った。
Y:徳川吉宗は目安箱を設け、その成果として人足寄場が生まれた
①X:誤 Y:正
②X:正 Y:誤
①X:誤 Y:誤
①X:正 Y:正
この手の問題は正確な知識がないと解くことができず、なんとなくの暗記になっていた曖昧な知識を把握することができます。
他にも、与えられた3つの文章を時系列順に並べる問題もあるので、一連の出来事の流れを確認することもできます。
暗記量の多い日本史だからこそ、効率的に勉強を進めていきましょう。
i暗記
このアプリは東大医学部の知り合いがオススメしてくれたものです。
医学部は覚える知識が膨大で、はっきり言って受験勉強の比ではありません。
そんな医学部の内容もこのアプリで何度も乗り越えることができたと言っていたので、役に立つこと間違いなしですね。
使い方は単語カードと似ていて、表と裏に内容を記入します。そして、暗記できたのものとできなかったものを箱に振り分けていき、暗記できないものがなくなるまで出題されます。
東大の池谷准教授によって監修され、脳科学に基づいた効率のいい出題方式なので、とにかくサクサク暗記できてしまいます。
英単語や日本史に限らず、暗記科目が苦手な人にはオススメです。
リスニング系
大学入学共通テストを受ける受験生で、リスニングの対策をしている人はごくわずかです。
だからこそ、コスパよく勉強をして周りと差をつけちゃいましょう。そんなリスニング系でオススメはこの2つ。
①赤本 英語リスニング
②English Upgrader
それではひとつずつ見ていきます。
赤本 英語リスニング
このアプリはリスニングに特化したアプリになっています。いちばんの特徴は、柔軟なスピード調節です。
そんな人は0.8倍速でまずは丁寧に聞き取ってみましょう。
そして、慣れてきたら1.0倍、1.2倍、1.5倍と速度を上げて耳を鍛えていきましょう。
リスニングは慣れが必要であり、このアプリで継続的に取り組めば本番はスローモーションに聞こえること間違いなしです。
リスニング用の教材を買うよりもはるかに安く利用することができるので、リスニングで点数を稼ぎたい人はぜひ取り組んでみてください。
English Upgrader
これは主にTOEICや二次試験でのリスニング対策向けのアプリになっています。
TOEICを運営する国際ビジネスコミュニケーション協会が配信している無料のアプリであり、とにかくクオリティが高いです。
全63話のエピーソドの中から好きな話をダウンロードしたり、電話で修理の依頼をするときの会話表現など、実生活に基づいた英語のリスニング力を鍛えることができます。
大学入学共通テストだけの人にはオススメしませんが、TOIECや二次試験、留学を考えている人にはオススメです。
自己管理系
最後は自己管理系のアプリです。勉強計画などを管理してくれるアプリを2つ紹介します。
①Study Plus
②Forest
それではひとつずつ見ていきます。
Study Plus
このアプリは様々な機能があり、
①勉強時間の計測
②日々の勉強の分析
③他のユーザーの勉強時間を閲覧できる
④コミュニティを作って勉強法を共有できる
⑤おすすめの参考書が紹介されている
勉強時間の計測をするだけでなく、同じ志望校のライバルを見つけて競い合ったり励ましあったりすることができます。
自分の高校に同じ志望校がいない人や、自分より賢い人がどんな生活をしているのかチェックしたい人にはオススメのアプリです。
Forest
最近の受験生はスマホ依存が多く、勉強に集中できない場合が多いです。
そうなると成績も上がらないので、勉強のモチベーションが低下、さらにスマホをいじって気分転換・・・なんて悪循環につながってしまいます。
そんな悪循環を改善するのがこのForestというアプリです。
このアプリではスマホを触らない時間を設定し、それを達成できれば植えた木の苗が成長して葉っぱの生い茂った立派な木へと成長します。
そうやって成功すればコインがもらえて実際に世界の植樹に貢献できますが、仮にスマホをいじってしまった場合は木が枯れていきます。
自分の森を作るという達成感もあるので、スマホ依存が治る場合がありますよ。
まとめ
いかがでしたか?
スマホに使われて貴重な時間を消耗するのではなく、スマホを主体的に使って貴重な時間を活用していきましょう。
そんな人はこの記事を参考にしてみてください。スマホ依存がほぼ完全に治りますよ。