この記事はそんな悩みにお答えします。
多くの受験生が苦手意識を持っている大学入学共通テストの数学。
絶対に失敗はできないという緊張感のもと、60分という限られた時間でミスをしないように大量の計算をする鬼のような科目です。
でも、国立大学の文系学部を目指している受験生は少なくとも7〜8割はとりたいところ。理系だったら数学で8割以上をとって、国語の点数をカバーしたいところですよね。
ですが、いまだにでケアレスミスで5〜6割をうろうろしている人もたくさんいます。
そこで今回は、数学が苦手な受験生でも大学入学共通テストの数学で確実に80点を取るズル賢い戦略を紹介します。
僕は受験生時代センター過去問を20年間分解いたのですが、この方法を使うことで19回も180点を越すことができました。
なので、数学でどうしても8割を取りたい受験生はぜひ最後までご覧ください。
・大学入学共通テストの数学で何としても8割をとりたい人
・数学に苦手意識のある文系の人
・数学ⅡBで時間が足りない人
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大学入学共通テストの数学で確実に8割取れる方法とは
大学入学共通テストの数学で確実に80点を取るためには、以下の3つを意識する必要があります。
①とにかく計算量を減らす
②ⅠAの選択問題で確率と図形を取る
③ⅡBの各大問で最後を飛ばす
というのも、大学入学共通テストの数学は時間との勝負であり、少しでも解く時間を短縮する必要があるからです。
制限時間が2時間もあれば、ほとんどの受験生が8割を越すことができますが、実際には60分しかありません。
だからこそ、上記の3つに取り組んで60分で解き切る力が必要なわけです。
もちろん、基礎学力がなくて何分あっても解けない人もいます。その人はまずこの記事を読んで基礎的な数学力から身につけましょう。
【偏差値82へ】涙が出るほど数学ができない文系脳が読むべき数学攻略法【必読です】
それではひとつずつ解説していきます。
方法①:とにかく計算量を減らす
時間短縮には計算量を減らすことが必須です。
なぜなら、大学入学共通テストの数学はマーク式なので計算の過程はまったく考慮されず、答えさえ合っていれば点数がもらえるからです。
答えを4行で求めた人と2行で求めた人がいても、点数はどちらも同じだけもらえます。むしろ、2行で書けば時間も短縮できてしまいます。
例えば、簡単な平方完成の時は頭の中で計算をするべきです。もちろん、これは1日や2日で身につくものではなく、日頃から練習する必要があります。
何回も言いますが、この数学は短い時間にどれだけの計算を処理できるかを図る試験です。
せっかく解法たくさん覚えていても、それを処理できる能力が低かったら点数なんて取れませんよね。
それに、ひたすら数列を勉強しても試験では30点分しか伸び代がありません。
逆に「圧倒的な計算力」をつければ、大学入学共通テストの数学のどの大問でも役に立つので、伸び代はMax200点です。
なので、時間を短縮するためにも計算量を減らす努力をしてみましょう。
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方法②:ⅠAの選択問題で確率と整数を選ぶ
大学入学共通テストの数学で確実に8割を取りたい人は、選択問題で確率と整数を選ぶようにしましょう。
というのも、この2つの分野は自分が出した答えを検算することができ、無駄なミスを防いで高得点が期待できるからです。
例えば確率の問題でサイコロを3つ振る問題ってよくありますが、全部数えても216通りしかありません。
なので、「振った3つのサイコロの積が、2の倍数になる確率を求めろ」と言われたら216通り数えあげればいいんです。
でも、216通り全てを数えるわけではありません。
先ほどの例だと、3つの積が偶数になればいいので216ー(選んだ3つのサイコロの数が奇数の場合)で余事象を使って求められます。
出た目が全て奇数なので、まず1つ目の数字は1.3.5のどれか、2つ目も3つ目も同様に考えて3×3×3=27通りです。
こんな風に少し頭を使えば簡単に数え上げることができます。
図形の問題だと、図を綺麗に書いて問題文にある情報を図に書き込む作業が必要で、解けないときは時間をかけても糸口が見えてきません。
図形を解き終わった後も、
と不安に感じてしまいます。
しかし、確率はたいていの場合、全てのパターンを数え上げることができ、答えを地道に導くことができ、その導いた答えに圧倒的な自信を持つことができます。
全てのパターンを数え上げているので、自信がついて当然です。
その自信を持ったまま次の科目に取り組むことができるので、次の科目も高得点が期待できます。
大学入学共通テストの数学80点以上を狙う人は、確率と整数を取るようにしましょう。
方法③:ⅡBの各大問の最後の問題を飛ばす
大学入学共通テストの数学で安定して80点を取りたいなら、各大問の最後の問題を積極的に飛ばしてください。
というのも、大問の最後の問題は計算力勝負の場合が多く、やたらと時間がかかってしまうからです。
特に微積とベクトルは複雑な計算問題の場合が多く、焦りと緊張から計算をミスしやすいです。ひとつの問題に固執して、時間がなくなるケースも多いです。
もちろん飛ばすとその分失点しますが、最後の問題はそれぞれ4点か5点ですし、それらを飛ばして他が解ければ確実に80点を取ることができます。
受験当日は出る問題の難易度によって予定が狂うこともあるので、大問の最後は解けなくても気にしない、他で解ければいいと自分の中で事前に決めておくといいでしょう。
では次に、問題を見たときに解法を思いつく方法を解説します。
【重要】問題を見た瞬間に解法を思いつく方法
受験生が問題を解くときは、
問題文を読む→解法を思いつく→計算する
の3つのステップが存在します。計算力があっても、そもそも解法が思いつかなかったら意味ありません。
方法はシンプルで、センター数学の過去問を5年分解いて解法を暗記することです。というのも、センター試験は毎年似たような問題が出ていたからですね。大学入学共通テストになってもここはおさえておくべきでしょう。
過去問題は最低でも1年という時間をかけて作られており、非常に良問が多いですが、その分聞かれる問題も似てきます。
特に受験生が苦手な数列とベクトルの問題は5年分も解けば、同じような問題が出ていると気がつくはずです。
つまり、それさえ知っておけば大学入学共通テストが開始する直前に焦っていても、問題を見れば解き方も分かるし安心できます。
そう言ってもめんどくさがってやらない受験生が90%なので、少し行動するだけで周りの受験生を出し抜くことができますよ。
コロナ期間でみんな動かないからこそ、これって最高にチャンスです。さぁ、動きましょう。
賢く大学入学共通テストの数学で8割取ろう!
いかがでしたか?
大学入学共通テストの数学で確実に8割を取るためには、
①とにかく計算量を減らす
②ⅠAの選択問題で確率と図形を取る
③ⅡBの各大問で最後を飛ばす
こうやって時間を短縮し、なおかつ過去問を最低でも5年分解いて、問題を見た瞬間に解法が思いつくようにしましょう!
本当にこれを素直に取り組むだけで大学入学共通テスト8割を簡単に取ることができますよ。
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