この記事はそんな悩みにお答えします。
3年間予備校で500人を超える受験生と接してきましたが、受験に失敗する人にはやはり「共通点がある」と感じました。
逆を言えば、失敗する人の特徴を事前に知って回避すれば合格率が上がるということ。
今この瞬間は辛くなるかもしれませんが、本番前に失敗する人の特徴が分かると対策が立てやすくなるので、合格の確率を上げることができます。
むしろ知れてラッキーくらいに思っちゃいましょう!
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【要注意】受験に失敗する人の7つの特徴
以下の7つの特徴に当てはまったら相当ヤバイです。
3つ以上当てはまっている人は典型的な失敗する受験生なので、考え方・習慣を改めましょう。
①参考書・勉強法に関する情報を集めるのが好き
②困ったらすぐに質問する
③先生や教科書のレベルが低くて成績が上がっていないと思う
④明確な志望校・目標がない
⑤めんどくさいから模試を受けない
⑥根拠のない自信がある
⑦過去問を直前まで取っておく
なんでこの特徴の人が失敗しやすいのか、詳しくみていきます。
特徴①:参考書・勉強法に関する情報を集めるのが好き
そう思って実際に買ったのはいいものの、思うように成績が伸びないと、
そう思ってまた本屋さんに行ってその参考書を買う・・・みたいな経験したことありませんか?
他の人が使っている参考書は魅力的に見えますよね。日本語の慣用句では「隣の芝は青い」などと表現されますが、全くその通りだと思います。
ただそうやって参考書や勉強法をたくさん集めてもどれも身に付かず、時間もお金も無駄にしてしまいます。
なので、あれこれ手を出さずに「ひとつの参考書を極める」こと。参考書や勉強法を収集する癖のある人はそこを意識して変えていきましょう。
参考書選びもこの記事でサクッと終わらせて、目の前の問題をひたすら解き進めましょう。
特徴②:困ったらすぐに質問する
確かにわからない問題を聞くことはとても大切です。それは間違いないです。でも、質問する前にちゃんと自分で考えていますか?
ちゃんと教科書の該当ページを一回は読んで理解しようとしましたか?
そうでもないのに、「分からない部分が分からないからとりあえず聞こう」という姿勢はやめましょう。
というのも、「お互い時間が無駄になるから」です。
よくこんな質問をされます。
確かに成績を上げたい気持ちhがわかります。でも、それだけだとあなたの「今の成績」も分からないし、分野ごとの「得意・不得意」も分からない。
受験で何点取れるようになりたいのか(ex.センター数学で70点目標)も分からないし、極めてアドバイスがしにくいです。
これはお互いにとって時間の無駄ですよね。
失敗する受験生は「自分で考えない。考えるのをやめる。すぐに質問する。」そんな傾向があります。
なので、今後人に質問するときは一回自分で考えて、どこが分からないのか、質問をして何を知りたいのかはっきりさせましょう。
特徴③:成績が上がらない原因が周りの環境にあると思う
成績が上がらないことを先生や教科書、親や友達といった周りの環境のせいにしていませんか?
そうやって失敗した時に、弱い自分を守るために塾・先生・家庭環境が悪かったと逃げ道を作るのはやめましょう。
これも失敗する受験生はよく言います。そうやって反省しないと「同じミス」をずっと繰り返しますよ。
かの有名なガンジーもこう言ってます。
You must be the change you wish to see in the world.世界を変えたいならあなたが変わらなけらばならない。(マハトマガンジー)
なんで成績が上がらないのか必死に考えて、自分に問題があると考えないと受験で成功する日は遠いですよ。
特徴④:明確な志望校・目標がない
受験勉強をする上で一番大切なのは「ゴールを決める」ことです。というのも、ゴールがないと人は頑張れないからです。
マラソンだってちゃんとゴールという目標があるから地道に走ることができ、逆にゴールがなければ途中で諦めてしまいますよね。
それに、ゴールが明確なほど逆算して「戦略」を立てやすくなります。
そうやって考えていけば、自分の努力が効率的に結果に繋がります。失敗する受験生は戦略を立てておらず、適当に勉強しています。
そんな勉強ばかり。なので、受験のゴールを決めて合格まで逆算して、戦略的に勉強していきましょう。
特徴⑤:めんどくさいから模試を受けない
模試を受けない受験生も失敗する傾向にあります。
というのも、模試はいわば学力の健康診断であり、定期的に自分の状態をチェックすることで軌道修正できるからです。
定期的に模試を受けて、学力がちゃんと上がっているかどうか、周りと比べた時の自分の相対的な順位はどれくらいなのか。
そうやって自分の順位を客観的に見ることができれば、さらに精度の高い戦略を立てることができます。
もちろん、模試は試験時間が朝から夜までかかって精神的にも辛いですが、その分得られるものも多いです。
めんどくさいから、そういった理由で模試を受けずにいると、受験に失敗して、さらにめんどくさい未来が待っているかもしれませんよ。
特徴⑥:根拠のない自信がある
確かに自信があることはいいことです。
受験はメンタル面の影響が大きいので、受験当日にいつも通りのパフォーマンスを発揮できるだけで周りから一歩リードできます。
ただ、やはりその自信に根拠はもつべきです。
そんな風に根拠のある自信は大きな武器になります。
根拠がないとふとした時に不安が襲ってきます。冷静に現実を見た時に、何もない自分に気がつくわけですね。
その具体的な方法をこの記事でも紹介しているので、参考にしてみてください。
特徴⑦:過去問を直前まで取っておく
過去問は少しでも早い時期に解くべきです。
というのも、入試において最短経路で合格するためにはまず相手をする必要があるからです。
受験は恋愛とよく似てると言われますが、本当にその通りだと思います。
好きな人と仲良くなりたい時って、その人がどんな人がタイプなのか、どんな趣味があるのか知ろうとしませんか?
それを知ってた方が話をしやすいし、もしかしたら気が合うかも!と思われる可能性が高くなりますよね。
もちろん、あくまで傾向でしかないので、本番出る問題が違う可能性もありますが、そもそも問題形式が自分には全く合わないと気がつくかもしれません。
なので、過去問を直前まで取っておくのはナンセンスです。
正しい過去問の使い方はこの記事を参考にしてみてください。
まとめ:失敗を事前に回避しよう
受験に失敗する人に共通する特徴は、
①参考書・勉強法に関する情報を集めるのが好き
②困ったらすぐに質問する
③先生や教科書のレベルが低くて成績が上がっていないと思う
④明確な志望校・目標がない
⑤めんどくさいから模試を受けない
⑥根拠のない自信がある
⑦過去問を直前まで取っておく
当てはまる項目が多かった人は少しずつでいいので改善してきましょう。
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