部活をやっている人はこんな悩みを一度は抱えたことがあるのではないでしょうか?
そこで今回は、受験と部活を両立させてどちらも最高の結果を残すための方法を紹介します!
部活引退前と引退後の勉強スケジュールもあわせて解説するので、参考にしてみてください。
・部活との両立を悩んでいる人
・途中で部活を諦めたくない人
・引退後にどう勉強したらいいのか知りたい人
受験と部活を両立する唯一の方法
文武両道を目指すために必要なのは、ずばり、「短い時間で集中して、最大の効果を出す」という方法です。
そもそも部活をやっている人の特徴として、
・そもそも忙しくて勉強時間を確保できない
・部活帰りで疲れがたまっている
・部活をやっていない人より集中力はある
の3つがあげられます。
時間がなくて身体もしんどいが、集中力だけは負けないという特徴があるからこそ、短い時間集中して取り組む勉強法が文武両道のカギになるわけです。
東大合格者数30年以上NO.1を誇るあの開成高校も部活を推奨していて、短い時間で集中して勉強するように伝えているそうです。
きちんと戦略を立てて、効率のいい勉強法をマスターすれば、部活をやっていても合格できるわけですね。
部活ガチ勢ほど暗記をしろ
短時間集中して最大効率を得る勉強法、それが暗記です。
暗記は問題演習と違って「解説を理解する」という難しい作業を必要としません。
「覚える」だけで得点源になるわけです。
例えば英語だって、どんなに英文法に詳しくても、英単語が全く分からなければ、英語の長文は読むことができません。
数学だって同じです。基本的な公式(加法定理やチェバ・メネラウス)を知らなければ、それが応用された問題は解くことができません。
もちろんその通りですが、部活をやっている間は暗記メインで大丈夫です。
部活引退後に、それらの覚えた知識を駆使して、問題演習を積めば全く問題なしです。
知識も定着していないのに、忙しい部活の合間を縫って問題演習に取り組んで、たいして解けもせずそのまま放置が一番良くありません。
なので、部活で忙しい時ほど、暗記に重点を置いて勉強しましょう。
具体的な暗記の仕方はこの記事を参考にしてみてください。
部活引退後の勉強スケジュール
部活引退後は、今まで暗記してきた知識を組み合わせて問題演習をひたすら繰り返しましょう。
ひとつの目安として、
部活引退後〜夏休み 暗記した知識に関する問題演習
夏休み 志望校の過去問を解いてレベルを確認
秋の模試 志望校の判定を今より1つ上げる
11月〜12月 センター対策
このようなスケジュールで部活引退後は進めてみましょう。
問題演習の際は、暗記した知識がなぜ成り立つのかもあわせて理解することを意識してください。
具体的なものばかり暗記しているので、それを一度抽象的に捉える必要があるからです。
図を使ってわかりやすく言うと、こんなかんじですね。
部活引退前に暗記した具体的な知識を一度抽象的に考え直すことで、知識の応用が利いて難しい問題も解けるようになります。
部活をやりながら塾に通うべきか
結論から言うと、部活をやりながら塾に通う必要はないと思います。
理由としては、
・塾の勉強は暗記重視ではない
・塾までの移動や授業の緊張感でさらに疲れが溜まる
・塾で集中できないという負の先入観を持ってしまう
からです。
やはり、部活で忙しい間はひたすら暗記重視で効率よく勉強をするべきだと思います。
忙しい合間を縫って塾に移動して、眠さをこらえながら授業を受けて結局すべてが中途半端に。
塾に通って成績が上がったという成功体験が得られないまま、部活引退後も通うとその先入観のままずるずるとメリハリのない勉強をしやすいです。
なので、部活を引退するまではスキマ時間を上手に使って暗記重視の勉強をして、部活引退後から本格的に塾に通うのはアリだと思います。
まとめ
受験と部活は両立可能!引退前後で取り組む勉強は変わるので、そこを意識して効率よく進めていこう!
部活で時間がないからこそ、短時間集中して基礎の基礎をまずは暗記しましょう。
そうやって知識が蓄えられた状態で、部活引退後に問題演習をつんで応用力を磨いていくことが、部活ガチ勢の勝つ戦略ですよ。
勉強に関するアドバイスもひとりひとり丁寧にしていくよ!