次の4月からとうとう受験生か・・・。この春休みにまず何を勉強すればいいんだろう?周りに差をつけられたくないです!いい勉強法を教えてほしい!
この記事はそんな悩みにお答えします。
期末試験が終われば春休み、いよいよ「受験生」という言葉が現実味を帯びてきます。しかし、いきなり受験生という肩書きをもらっても何をしたらいいのか分からない人も多いはず。
そこで今回は新受験生に向けて、受験モードに切り替えてライバルに差をつける春休みの過ごし方について書いていきたいと思います!今回紹介することを実践するだけで、かなり実力がつくのでぜひ取り組んでみてください!
・受験生になるこの時期に何から手をつければいいのかわからない人
・志望校は決まっているが、いまいち受験モードに切り替えられない人
・志望校がなかなか決められない人
・春休みのうちにライバルに差をつけたい人
新受験生が春休みにするべき3つのこと
先に結論から言うと、新受験生が春休みにやるべきことは
①志望校を決める
②その大学の入試科目と配点を調べる
③苦手科目に7割の時間をかける
です。それではひとつずつ解説していきます。
志望校を決める
まず春休みが始まったら真っ先に志望校を決めましょう。
というのも、受験勉強はゴールから逆算して取り組むものであり、そのゴールが決まっていないと勉強にも集中できないからです。
ゴールのないマラソンが辛いのと同じように、志望校の決まっていない大学受験は確実に失敗します。もちろん、まだ志望校なんて決められない!と思う気持ちはわかりますが、先延ばしにしても良いことはありません。
これから紹介する方法で志望校をまず仮決めすることをオススメします。
①得意な科目から考える
②興味のあることから考える
③大学の地域から考える
それではひとつずつ見ていきます。
得意な科目から考える
自分の得意な科目から志望校を決める方法がまずオススメです。なぜなら、自分が苦手な分野を大学で勉強するのはかなり苦痛だからです。
僕の知り合いは、合格する確率が一番高い哲学系の学科に合格したのですが、あまりに興味がなさすぎて何度も留年をしてしまいには大学を退学してしまいました。もう少し学部選択をちゃんとしていれば・・・と何年も後悔していました。
もちろん入学後にその分野が好きになる可能性もありますが、今の時点で拒否反応が出る科目や分野は目指さない方が吉です。
勉強してて楽しい、あまり苦ではないといった視点でまずは学部を決めてみましょう。自分の得意科目が分からない・・・という人は、授業中に眠くなりにくかった科目、テストの成績が良かった科目、などに注目するといいですよ。
興味のあることから考える
得意な科目だけではなく、自分の興味のあることから考えるのも志望校を決める1つの方法です。
例えば僕の友達は、昔からパソコンをいじるのが好きだったので、情報系の学部に進みました。運動が好きだった人はスポーツ学科に行ったし、英語が好きな人は外国語学部に進学しました。
そんな風に自慢できるような趣味も特にないしな〜と思う人は、白紙の紙を持ってきてそこに、興味のある分野や将来やってみたいことをとりあえず書いてみましょう。
海外留学なのかプログラミングなのか起業なのか研究なのか。自分が少しでも興味のありそうな分野を見つけてみましょう。
大学の地域で決める
東京で大学生活過ごしたいな〜とか、北海道でのんびり過ごしたいな〜とか、そういう観点で大学を決める人も多いです。
特に僕が今通っている北大の学生は、北海道に魅力を感じて選んでいる人がやはり多いですね。〇〇に住んでみたい!と思うことだって立派な志望動機なので、どの地域に住んでみたいのかがあれば明確にしてみましょう。
その大学の入試科目や配点を調べる
ある程度自分の行きたい大学がわかったら、その大学の入試の配点や科目を調べましょう。
「どの科目で受験できるのか」
「どの科目の配点が高いのか」
は、大学によって大きく異なりますし、同じ大学でも学部や学科が違えば配点なども大きく変わります。一生懸命「倫理」を勉強したのに、自分の行きたい大学の学部は、倫理で受験できなかったなんてこともあり得ます。
例えば、早稲田大学のセンター利用で早稲田大学の「文学部」と「政治経済学部」を受験する場合。
どちらの学部も
・国語の配点が200点であること
・世界史・日本史・地理・現代社会・倫理から1科目選ぶこと
・数学1Aの配点が100点であること
・理科の配点が100点であること
は同じですが、政治経済学部の場合はこれに加えて数学2Bが試験科目として必要になってきます。さらに、政治経済学部は英語でしか入試を受けることができませんが、文学部はフランス語や中国語で試験を受けることができます。
このように、同じ「早稲田大学の文系」の学部であってもここまで変わります。
この情報を知っておくと、文系だけど数学2Bが得意なら政治経済学部を、帰国子女でフランス語などができるなら文学部を、といったように志望校の配点を知ることで戦略を立てることができます。
なので、志望校が決まったら入試で使う科目と配点を確認しておきましょう。
そんな人は英語の勉強をしておきましょう。グローバル化が叫ばれる現代では、ほとんど全ての大学で英語が必要になっています。
今のうちから英語に力を入れて勉強しておけば、あとから志望校が決まっても、英語以外の科目を重点的に取り組むことができますよ。
必要な科目の中で苦手なものに7割の時間をかける
自分の行きたい大学を受験するために必要な科目が分かったら、どの科目を重点的に勉強していけばいいのか優先順位をつけましょう。
なぜなら、全ての科目を同じくらい勉強しても全てが中途半端に終わって、成績が伸びないからです。そうなると春休みの時点で受験勉強が嫌になってしまいます。
なので、苦手意識があって志望大学の入試配点が高いものから優先して勉強していきましょう。仮に数学が苦手で試験でも必要な場合、1週間数学しか勉強しない!くらい密に取り組んで問題ないです。
むしろ、そうやって集中して取り組んだ方が成績の伸びを感じられるのでオススメですよ。
受験モードにうまく切り替えられない時は
そう思う受験生もいると思います。
なので、今すぐに始められて、気持ちを少しずつ受験モードに切り替えられるオススメの3つの方法を紹介します。
①スキマ時間で勉強する
②勉強する環境を整える
③志望校を紙に書いて目に見えるところに貼る
それではひとつずつ見ていきます。
スキマ時間で勉強する
通学の電車の中や晩ごはんまでの30分間など、ちょっとした時間に勉強するようにしてみましょう。いきなり3時間勉強するぞ!と意気込んでも疲れるだけだからです。
僕はお風呂に入っている時に濡れても大丈夫な英単語帳を見たり、トイレに絶対に覚えないとダメな公式を貼ったりしてました。1日5分スキマ時間を使うことを1年間続ければ30時間になります。
それだけ時間があったらセンターで30点は確実に上がります。
また、朝の時間もオススメです。朝勉強は生活リズムが整うだけでなく、締め切りを意識した勉強ができるので勉強効率が倍増します。
詳しくはこの記事を参考にしてみてください。
勉強する環境を整える
受験モードに切り替えられていないのは、勉強する環境が整っていないことが原因かもしれません。目に見えるところにゲームやら漫画やらを置いておくと絶対に誘惑に負けてしまいますよね。
なので、ゲームや漫画を棚の奥にしまったり親に預けたりするのがいいでしょう。成績が伸びる受験生の部屋に共通するポイントがあったので、それはこの記事でまとめました。
志望校を紙に書いて見えるところに貼る
受験モードになるために、志望校を紙に書いて見えるところに貼るのが効果的です。というのも、自分の頭の中で志望校が決まっても、行動に移すのが難しいからです。
紙に書いて見えるところに貼ると、視覚的にも目標を捉えることができるのでやる気が確実に上がります。毎日家を出る時にその目標をみるようにしてから、僕の受験スイッチが入り始めたので、ぜひ皆さんにも試してみてほしいです!
まとめ
いかがでしたか?
新受験生が周りと差をつけるために春休みにするべきことは、
①志望校を決める
②その大学の入試科目と配点を調べる
③苦手科目に7割の時間をかける
そして、受験モードになかなか切り替えられない時は
①スキマ時間で勉強する
②勉強する環境を整える
③志望校を紙に書いて目に見えるところに貼る
を試してみましょう。まだ時間があると思いがちですが、一年なんてあっという間です。失敗する受験生の特徴に当てはまるものがあれば速攻治しましょう。