この記事はそんな悩みにお答えします。
必死に勉強しても成績が上がらない。しかも周りを見ても自分だけ成績の伸びが悪い。周りにどんどん置いていかれている気がする。
受験勉強をしているとこんな悩みが出てきます。しかも、そういう時に限って成績が伸びない原因がわからないですよね。
予備校で500人以上の受験生を見てきたから分かるのですが、成績が伸びないと悩む受験生には3つの共通点があります。
そこで今回は、その3つの共通点と対策を解説します。間違いなく合否を分けるポイントとなるので、この記事をしっかり読んでほしいと思います。
僕もその弱点をちゃんと対策をすることで成績がぐんぐん伸びて、センターも810点取ることができたので再現性はかなり高いです。行動をちょっと変えるだけで成績が大きく変わりますよ。
センター開示
・自分だけ成績が上がらなくて不安な人
・周りの友達やライバルに置いていかれたくない人
・成功する人の習慣を知りたい人
成績が伸びない受験生の共通点
成績が伸びないと感じる受験生に共通する行動はこの3つ。
①模試の結果で一喜一憂する
②板書を丁寧に取る
③終わりを意識した勉強をしていない
それではひとつずつ見ていきます。
模試の結果で一喜一憂
成績が伸びない受験生は、模試の結果に一喜一憂してしまいます。そうなると勉強の気が緩んだり、ちょっとうまくいかないだけで志望校を諦めたりするからです。
例えば、模試が返却されたとき。Aくんは、
逆にBさんは、
この二人のうちどちらが成績を伸ばすと思いますか?
・
・
・
答えはBさんです。
Bさんの方は今の成績でくよくよ悔やむよりも、模試をしっかりと振り返って、これからどう戦略を立てて志望校に合格する可能性を高めるのかを意識しているからです。
もちろん模試はひとつの目安になりますが、模試でいくら良くても悪くても合否はその時点で決まりません。
常に先を見据えて継続して受験勉強に取り組むその姿勢が大切です。
板書を丁寧に取る
成績が伸びない受験生の2つ目の共通点は、板書を丁寧に取る点です。板書を取ることに意識しすぎると、授業を聞くことが目的となってしまって学習効率がかなり下がるからです。
授業中に取るノートの役割は、先生から褒められるためでも自己満足するためでもなく、自分にとって必要な情報を忘れないようにメモするためです。
それなのに黒板の文字を全て書き写すことが目的になると、授業が終われば目的達成となるので家で絶対に復習をしません。
つまり、ノートを取っていた時間が無駄になるわけです。
アメリカの研究で、ただ授業を聞いてノートを受動的に取る学習効率は5%、逆に主体的に勉強すると学習定着率は18倍になります。(詳しくはこの記事で)
なので、授業を聞いたり黒板を見て、本当に自分が必要だと思った情報だけ主体的にノートに書くようにしましょう。
正しいノートの取り方はこちらの記事を参考にしてみてください。かなり効果ありますよ。
終わりを意識した勉強をしていない
終わりを意識した勉強ができていない受験生の成績は伸び悩みます。なぜなら、いつまで勉強すればいいのか明確ではなく、勉強効率が下がるからです。
例えば学校の授業。最高につまらなくて早く帰りたいな〜って思った時。
って思ったことないですか?
これ授業時間がめちゃめちゃ長くていつ終わるかわからなかったら集中とかできないと思うんですよね。人って終わりのないものに興味を持てないんです。
マラソンも42kmという終わりがあるから頑張れるんです。よくわかんないけど限界まで走ってみて、と言われたら10kmでもきついわボケ、ってなっちゃいます。
これは勉強も同じで、闇雲に勉強を始めるのではなく、今日は何を勉強するのか、どこまでやれば勉強をやめるのかを最初に決めるべきです。
終わりがあるからこそ、そのやるべき勉強をひとつひとつ手をつけて、少しでも終わりに近づけようと努力するんです。
なので勉強する時は、今日はどこまでやれば終わりなのか、言い換えれば、今日の目標はなんなのかを決めて取りかかりましょう!
まとめ
いかがでしたか?
成績が伸びないと悩む受験生の共通点としては、
①模試の結果で一喜一憂する
②板書を丁寧に取る
③終わりを意識した勉強をしていない
今回紹介した3つの習慣をやめるだけで、成績は間違いなく上がっていきます。
逆に、このままその習慣を続けていても成績は上がらないし、周りにどんどん置いていかれるだけです。
今までやっていたことをやめる、変化を受け入れることはそう簡単なことではありませんが、今やめないと絶対に後で後悔する瞬間が来ます。
なので、今回紹介したことを今すぐに取り入れてみてください!
成績が伸びたとしても受験に失敗しては意味がありません。失敗する受験生の特徴を一度確認しておきましょう。