この記事はそんな悩みにお答えします。
自分の住む地域以外の大学を受験する時に必要なのが受験旅行。遠方で泊まりがけなこともあり親が同伴するケースも多く、受験会場には保護者用の控え室を準備しているところも少なくありません。
しかし、実際に親が子供に付き添うかは、子供の性格や家庭の考え方があるので一概にどちらがいいかは難しいところ。
そこで今回は、受験旅行に保護者が付き添うメリット・デメリットを受験生目線で紹介します。
僕は受験生の頃、札幌から京都へ受験しにいく時に親の付き添いがあったので、その時の経験を踏まえて書いていきます。
受験旅行に親は付き添うべきか
まず最初に僕の意見から言うと、受験旅行に保護者は付き添う方がいいと思います。なぜなら保護者が帯同してサポートしてあげることで、子供が万全の態勢で当日を迎えることができるからです。
仮に18歳の子供が一人でホテルに数泊することを考えてみると、以下のような可能性がありえます。
・朝自分で起きられずに入試に遅刻する
・慣れない交通網で入試に遅刻する
・入試でパフォーマンスを発揮する食事を取れない
・周りに頼れる人がいなくて極度の不安に押しつぶされる
もちろん、何でもやってあげると過保護だし子供の自主性が芽生えないと考える人もいるでしょう。
しかし、大学に入学して一人暮らしをすれば嫌でも主体性はつきますし、入試当日における最大目標は大学に受かることです。主体性を持つことではありません。
なので、できるだけ受験旅行には帯同した方がいいと思います。では次に、より具体的にメリット・デメリットを紹介します。
受験旅行で親が付き添うメリット
受験旅行で親が付き添うメリットはこの3つ。
①リラックスして受験に挑むことができる
②大学周辺の環境や生活感を確認できる
③住む家を早めに探すことができる
それではひとつずつ見ていきます。
リラックスして受験に挑むことができる
これは先ほど紹介した通りです。ただでさえ慣れない土地なので心が浮つきますし、食事や移動などで余計に頭を使う機会が多いです。
そうなると受験に使える頭の容量が減ってしまいますし、当日にいいパフォーマンスを発揮できません。
保護者が帯同して食事や移動などサポートすると、子供がリラックスをして受験に挑むことができます。
もちろん子供の性格によって対応は変えるべきなので、きちんとコミュニケーションをとって確認しておきましょう。
大学周辺の環境や生活感を確認できる
受験旅行に保護者が帯同するメリットの2つ目は、大学周辺の環境や生活感を確認できる点です。
合格をしたら子供がどんな雰囲気の大学に通うのか知っておきたい人も多いはず。
実家を出て一人暮らしをする子供を安心して見送るためにも、周辺情報を最低限知っておくことに損はないと思います。
住む家を早めに探すことができる
親が帯同する最大のメリットがこれ。受験前後の段階でお気に入りの家を探してキープしておける点です。
どの受験生も考えることは同じなので、合否が出てから本格的に家探しをします。そうなると条件が良い物件はすぐに埋まってしまい、大学から遠いor家賃が高い物件を選ばざるを得なくなります。
そうなると余計な出費も増えますし、せっかくの大学生活で苦労することに。
特に遠方に住んでいるほど、家探しのために何度も足を運ぶのは大変なので、入試当日の付き添いのタイミングで仮押さえしておくことを強くオススメします。
受験旅行で親が付き添うデメリット
上記で述べたメリットもありますが、個人的にはデメリットもあると思います。それは、周りを気にしてしまうことです。
特に思春期の受験生は「子供扱いしないでくれ、自分でできるから」と考えやすいです。
当時の僕もそうだったのですが、
と思っていました。
知らない土地の受験を一人で乗り切るのが格好いい、そんな風潮も友達同士であったように思います。
だから、親と一緒に来てて恥ずかしいという感情がどうしても芽生えてしまいました。もちろん、そんな感情よりも食事や親との何気ない会話がメンタルを整えてくれたのですが、強いてデメリットをあげるのであればそこになるのかなと思います。
これも子供の性格や家庭の考え方によって対応はだいぶ変わると思うので、よくお子さんと話してみてください。
まとめ
いかがでしたか?
受験旅行に親は付き添った方がいいと以下の理由から考えられます。
①リラックスして受験に挑むことができる
②大学周辺の環境や生活感を確認できる
③住む家を早めに探すことができる
やはり一番のメリットは住む家を事前にキープしておける点です。
遠方に住んでいるほど何度も足を運ぶのはお金も時間もかかるので、できるだけ効率よく進めていきましょう。
本番でパフォーマンスを発揮するには栄養補給が何よりも大切です。入試前当日にとるべきおすすめメニューはこちらでまとめたので、参考にしてみてください。