大学入学共通テストが近づいてきたので、こんな相談が増えました。
入試当日に最高のパフォーマンスをするために1番大切なのは、今までどれだけ勉強してきたかではなく、忘れ物をせずに受験に集中できるかだと思います。
前日だったり当日にあれがない、これがない、と慌ててしまうと肝心の入試に集中できず、実力の半分も出しきれずに終わってしまいます。
なので今回は、入試の時に必要な持ち物をチェックリスト形式でまとめました。
合わせて、入試前日と当日に絶対にやるべきことをまとめたので、ぜひ最後まで読んで最高のパフォーマンスを発揮して合格を勝ち取りましょう!
入試で必要な持ち物
まず、入試に必要な持ち物を必須アイテムと、あれば便利なアイテムに分けてまとめました。
入試当日に慌てないためにも、前日の夜までには必ず用意しておきましょう。
忘れてはいけない必須アイテム
受験票 | 万が一のためにコピーを取って携帯しましょう。雨に濡れたり折れないようにクリアファイルに挟んでおきましょう。 |
---|---|
筆記用具 | 普段使い慣れているものを持っていきましょう。芯がなくなる可能性もあるので、鉛筆も余分に持っていきましょう。 |
時計 | 会場に時計がないことも考えられます。必ず自分の時計を持っていきましょう。ぱっと見で残り時間が把握できるので、アナログなものがオススメです。 |
現金 | いざという時にタクシーを使うことも考えて、少し多く現金を持っていきましょう。 |
身分証明証 | 受験票を忘れた場合、再発行手続きをします。その時に身分証明証が必要になってくるので、生徒手帳など携帯しましょう。 |
携帯電話 | 公共交通機関の遅延によって遅刻してしまう時など、試験会場に連絡する際に必要になります。試験が始まる時は電源を切ってバックにしまっておきましょう。 |
ハンカチ・ティッシュ | 鼻をかみたくて集中できない・・・なども考えられるので必須です。 |
薬 | 普段から服用している薬がある人は持っていきましょう。頭痛薬や胃腸薬を持って行くと、万が一の時に即効性があって助かりますよ。 |
参考書・ノート | 新しい参考書を使って新しい知識を詰め込むよりも、今まで勉強した部分で自分が間違えやすいポイントを押さえるようにしましょう。 |
飲み物・軽食 | 試験の時期にもよりますが、試験会場は思ったよりも乾燥しています。なので、適度な水分補給をしましょう。また、軽食を持って行くと、昼食を買う手間が省けるので午後の試験のモチベーションを上げる時間が十分に取ることができます。 |
防寒具・カイロ | 大学入学共通テストも二次も寒い時期にあるので、防寒やカイロは必須です。手先が冷えてうまく字が書けなかったと後悔しないようにしましょう。 |
雨具 | 雨が降って体が冷えると大変です。受験票や筆記用具が濡れないように、折りたたみ傘は用意して起きましょう。 |
マスク | インフルエンザの流行る時期なので、試験会場でもらわないようにしましょう。大学入学共通テスト終わりに気が抜けて風邪を引く人が多いので、気をつけましょう! |
生理用品 | 試験中に急になる人もいるようです。万が一に備えて準備して起きましょう。 |
あると便利なアイテム
モバイルバッテリー | 携帯電話の充電が切れた時に必須です。充電ケーブルがあっても、コンセントを使用できないと意味がないので用意しておくといいでしょう。 |
---|---|
靴下・上履き | 会場が寒くて重ね履きをしたいときや、雨で靴下が濡れたときなど、替えの靴下が1組あると役に立ちます。また、会場によっては上履きを用意しなければいけないので、自分の会場がどうなのか確認して起きましょう。 |
お菓子 | 頭を回転させるためにはブドウ糖が必須です。さっと食べられるチョコレートやキャラメルを持っていくといいですよ。 |
お守り | 今まで必死に努力をして勉強しても、受験当日はやはり緊張してしまいます。不安な気持ちに打ち勝つためにも、精神的な支えになるお守りを持っていきましょう。やることやったらあとは神頼みです! |
メガネ | 普段コンタクトレンズを使っている人はメガネを持っていきましょう。目がゴロゴロして集中できない・・・なんてことがないようにしましょう。 |
ヘアゴム | 女子の場合、緊張して普段は気にならない長い髪に気をとられる可能性があります。ポケットやポーチに1つでいいので用意しておくと、万が一の時に役立ちます。 |
目薬 | ちょっと頭がぼーっとしてきた・・・そんなときに目薬です。爽快感のあるタイプの目薬を使えば、一気に気持ちが切り替わるはずです。 |
モバイルバッテリーでオススメなのは、僕も愛用しているAnkerです。
何がすごいってこんなに軽いのに4回分もスマートフォンを充電できる点です。
少し値段は高いですが、大学生になってからも絶対に役に立つので圧倒的にオススメです。
また、たくさんある目薬の中で受験生にオススメなものをランキング化しました。自分にぴったり合う目薬を見つけられると思います。
受験旅行をする場合
前日などにホテルに泊まって受験をする場合は以下のものも追加で用意しておきましょう。
交通機関のチケット | 家からホテルに移動するまでのチケットを忘れないように。 |
---|---|
着替え | ホテルなどに宿泊するので、着替えが必要です。受験会場に行く時の服装は、カンニングを疑われないように文字の入っていないものにしましょう。 |
洗面具 | 泊まるホテルにバスタオルなどのアメニティがあるかどうかを確認して起きましょう。 |
充電器 | ホテルはコンセントが使えるので、充電器を持って行くといいでしょう。モバイルバッテリーがあると完璧です。 |
受験は前日の過ごし方で決まる
受験って当日の点数さえ良ければ合格できるのですが、当日のコンディションは間違いなく前日の行動に左右されます。
つまり、前日から受験は始まっているんです。
なので、受験前日にどうやって行動すれば合格率が1番高くなるか説明していきます。
大切なのはこの3つのポイントです。
・下見を必ずする
・勉強は復習を心がける
・普段より早く布団に入る
下見を必ずする
こんな人は絶対に失敗します。
普段行き慣れていないところに試験当日に初めて向かうとなると、勉強以外のことで頭と精神を無駄に使ってしまいます。
なので、入試当日に余裕を持って行動できるように、前日に必ず会場の下見をしておきましょう。
最寄り駅までの行き方や駅から会場までのルートなど、当日と同じ道のりで会場に向かうといいです。
家・ホテルを出てからどれくらい時間がかかるのかを前日に知っておいて、当日はそこから逆算をして余裕を持って行動しましょう。
勉強は復習に徹する
こういう考えの人は注意です。
前日も新しい問題を解きまくるのも別に悪くはないのですが、仮に問題があまり解けなかった時に精神的にやられてしまいます。
前日に頑張っても成績は急には伸びないし、慌てて新しい知識を頭に入れようとするよりも、今まで使ってきた参考書やノートで自分が間違えやすいところを集中的に復習した方が合格率は上がります。
今までこれだけ勉強したんだから大丈夫、と自信を持つことにもつながるのでオススメです。
普段より早く布団に入る
ほとんどの受験生は緊張でよく寝付けないと思います。
それが当たり前なので、
と考える必要はありません。
くらいに思って、あまり不安に思いすぎないようにしましょう。
大学に入ったらやりたいことや、自分の趣味のことなど考えると気がついたら眠りについているもんです。
ココアなどの温かい飲み物を飲むと、眠りにつきやすいとされています。
カフェインが入っているコーヒーなどは、興奮作用によって眠りにつくことが難しくなるので、注意しましょう。
受験当日の過ごし方
いよいよ入試当日。今まで努力してきたものを発揮する日です。
この日に最高の状態で試験を受けるために、意識するべきポイントを紹介します。
全部で3つあります。
・早めに起きて、余裕をもって会場へ
・答え合わせはしない
・軽食やお菓子を持参する
早めに起きて、余裕を持って会場に向かう
受験は何があるかわかりません。公共交通機関が止まったり、会場で迷子になったり予期せぬことが起こります。
そんな時でも会場に余裕を持って向かえば、焦らずに対処できます。
それに、早いうちから会場について勉強をすれば、会場の雰囲気にどんどん慣れて、まるで学校で試験を解いているかのように思えます。
今まで行ったことがない会場だからこそ、早いうちに慣れて起きましょう。
答え合わせはしない
試験が終わるとそんなやりとりが色々なところから聞こえてきます。
確かに、試験の結果が気になるのは分かりますが、答え合わせはしない方がいいです。
友達と答えが同じだったからといって正解しているわけではないし、答えが違った時に不安な気持ちが大きくなってしまいます。
終わった試験の点数はもう変えられません。変えられるのはこれから受ける試験だけです。
休憩時間は次の試験に向けて気持ちを切り替えるために使いましょう。
軽食やお菓子を持参する
おすすめの合格ブドウ糖
入試当日は近くの食堂やコンビニが混雑します。受験生がそれだけたくさんいると、絶対に答え合わせをする人たちがでてきます。
「絶対に答え2だよ」という声だけが中途半端に声が聞こえると、勝手に不安な気持ちが増大します。
なので、周りの声をなるべくシャットアウトするためにも、軽食やお菓子を持参して、わざわざ買いに行くことのないようにしましょう。
まとめ
入試は前日から始まっている!
前日に持ち物だったり下見だったり、準備をちゃんとしておくことで、当日のパフォーマンスも変わってきます。
今回紹介した前日・当日の過ごし方を意識して、今まで勉強してきたことを最大限に発揮して、第一志望合格を目指してほしいと思います。
当日に緊張せず最高のパフォーマンスを発揮したい人はこちらの記事もオススメです。