と意気込んだはいいものの、乾燥している冬はつい体調をくずしがち。
しまいにはインフルエンザになってしまった・・・!なんて話よく聞きます。
試験本番で最高のパフォーマンスを発揮するためにも、体調管理ほど大切なものはありません。
なので、今回は受験で成功する予防接種の正しい時期と回数、入試時期になってしまった時にどう対処すればいいのかを紹介します。
・体調を崩しやすい人
・正しいインフル予防を知りたい人
・本番でいつも通りの力を発揮したい人
何回受けるのがベスト?
そうやって思うかもしれませんが、1回と2回では効果が大きく変わります。
予防接種の効果は、
1回の接種→64%
2回の接種→94%
出典 むこうがおかクリニック
だと言われています。
また、日本臨床内科医会が行った調査によると、15〜64歳までは2回接種の有効性が確認されています。
2001年にインフルエンザワクチンが不足して、国が1回接種を呼びかけました。
その流れで現在も1回接種が一般的になっているだけなんです。
2回接種よりも1回接種のほうがいいなんて根拠はありません。
なので、特に受験生の人は2回接種するようにしましょう。
ちなみに、インフルエンザの流行のピークは1月〜2月で、見事にセンターと二次と時期が同じなので、回数と合わせて予防接種の時期も大事になってきます。
じゃあいつ受けるのがベスト?
予防接種を打ってから2週間目くらいから4ヶ月まで効果を発揮します。
医療機関にとったアンケートをまとめると、受験生の必勝パターンは11月中旬に1回目→12月上旬に2回目が適切だそうです。
この時期に受けておけば、しっかりと抗体ができて感染する確率が格段に下がり、感染した場合でも早急に治癒できる可能性が高いです。
なので、予防接種はめんどくさがらずに絶対に打ちに行きましょう。
日頃からできるインフル対策
インフルエンザの予防に効果的なのは予防接種だけではありません。
ここでは日頃からできる対策を紹介します。
ちなみに、多くの人が勘違いをしているのですが、帰ってきてからうがいをするのは大きな効果を期待できません。
池袋大谷クリニックの院長である大谷義夫先生もこう言っています。
インフルエンザウイルスは気道に入ると、比較的短時間で感染します。1日数回、水うがいをしても予防できないので、水うがいの有効性が疑問視されている
なので、今回は医者が実践しているインフルエンザの対策を3つ紹介します。
できる対策は以下の通りです。
・緑茶でこまめに水分補給
・1日5回の歯磨き
・ビタミンCとビタミンBの摂取
緑茶でこまめに水分補給
緑茶に含まれるカテキンがインフルエンザウイルス感染予防に効果的です。
さらに冬場は乾燥しやすく、口の中が乾燥すると異物を排除する繊毛の働きが弱くなってウイルスを取り込んでしまうので、こまめに水分をとって乾燥を防ぐことがとても大切です。
1日5回の歯磨き
そう思った人もいるかもしれませんが、口腔ケアがインフルエンザ予防に有効だったという研究結果も出ています。
口腔内の細菌数を減らせばインフルエンザにかかりにくくなるので、起きた後や食事後、寝る前にこまめに歯を磨くようにしましょう。
ビタミンCとビタミンDの摂取
インフルエンザの予防にはバランスのいい食事が必要不可欠。
ビタミンCとビタミンDを意識的にとることで、風邪やインフルエンザにかかるリスクを軽減します。
カテキン入りの緑茶ではなく、レモンウォーターで水分補給をすると一石二鳥ですね。
また、きのこ類にはビタミンDが豊富に含まれているので、食卓に意識的に並べましょう。
インフルエンザになったら入試はどうなる?
そういう時ほど焦らずに対処できるように、しっかりとルールを把握しておきましょう。
試験当日にインフルエンザだった場合、事情を説明し診断書等を提出することで、大学で追試験の対象にしてもらえる可能性があります。
大学の募集要項に追試験の実施や対象になるケースが載っていることがほとんどなので、まず確認してみましょう。(追試験をやっていない大学もあります)
募集要項を見ても見つけられない場合は、大学に直接電話して確認するようにしましょう。
一番ダメなのは黙って試験会場に向かうこと。
自分の実力を発揮できないし、後期受験も控える他の受験生の迷惑になってしまいます。
なので、募集要項なり電話をするなりして、特別措置を取ってもらえるかを確認しましょう。
まとめ
万全な予防をしていつも通りのパフォーマンスを発揮しよう。インフルになったら大学に電話!
受験期はストレスがたまって精神的にもかなり追い込まれます。
そうなってしまうと身体の抵抗力が弱くなるので風邪をひきやすいです。
そうならないために、今回紹介した方法を実践して予防に努めて本番最高のパフォーマンスを発揮しましょう!
本番に力を発揮できるか不安な人はこの記事を読んで折れそうな心を奮い立たせましょう。