この記事ではそんな悩みにお答えします。
受験勉強に取り組む中で避けては通れないもの、それが受験ストレスです。
周りからのプレッシャーもあって精神的にストレスが蓄積していき、爆発したタイミングで受験勉強どころではなくなる人も多いです。
そんな風になってしまっては今までの努力が水の泡となってしまうので、そのストレスは絶対に軽減するべきです。
そこで今回は、受験のストレスを心理学を使って解消する方法を3つ紹介します。
今この瞬間から使えるテクニックなので、ぜひ最後まで読んで取り組んでみてください!
・受験に対して焦りや危機感を感じる人
・本番のプレッシャーに弱い人
・最近集中力が低下してきた人
受験ストレスの最大の要因
受験ストレスの最大の要因は、このままで第一志望の大学に合格できるのかという不安な気持ちです。
やはり受験勉強に本気で取り組んでいる分、入試本番で失敗したら今までの頑張りが水の泡になってしまう・・・と考えてしまうわけですね。
僕も受験期の頃、寝るときにベッドの中で目をつぶってすぐに勉強のことや合格できるのかを考えてしまい、本当にストレスでした。
ただし、その考えは単なる推測や思い込みでしかありません。
心理学に裏付けられた知識を知って、考え方を変えるだけで推測や思い込みによる不安を感じにくくなります。
では次に、受験ストレスを軽減する方法を3つ紹介していきます。
受験ストレスを心理学で解消する方法
心理学には様々な論文があり、データに裏付けされた知識を知ることで受験ストレスの軽減が期待できます。
今回紹介する心理学の知識は以下の3つです。
①不安の96%は無駄に終わる
②若者は悲観的に物事を捉えやすい
③友達と話すことが最もストレス軽減される
それではひとつずつ見ていきます。
不安の96%無駄に終わる
アメリカの研究で以下のことが明らかになりました。
あなたが今不安に思っていることの8割は現実に起こることはなく、残りの起こる2割のうち8割は自分で解決することができます。
つまり、不安に思っていることが100個あるとして、80個の不安は起こることはなく、残りの16個は自分で乗り越えられます。
そして、残った4個の不安は現実に起こります。
だから、不合格になったらどうしようとか考えても、現実に起こる可能性は極めて低いです。
不安の96%は心配する必要はありません。なので、推測や思い込みをしすぎないように注意しましょう。
若者は悲観的に物事をとらえやすい
受験生くらいの年代の人は、過去や未来に対して悲観的に物事を捉える傾向にあります。
生徒に対して、
①毎日寝る前に、その日の点数をつけてもらう
②それを2週間続ける
③その後、この2週間を振り返って点数をつけてもらう
という実験を行いました。本来なら、毎日つけた点数の平均と2週間を振り返った時の点数がほぼ一致するはずですよね。
その結果がこの画像です。
英語でわかりにくいですが、毎日つけた点数よりも2週間を振り返った時の方がより悲観的に考えている結果となりました。
つまり、過去に対してよりネガティブに感じる傾向にあるわけです。
これは未来についても同じことが言えて、未来に対して実際よりもマイナスに捉えやすいわけです。
なので、過去も未来も思ったよりも悪くない、そう思っておけば変に不安を感じることもなくなりますよ。
友達と話す・相談する
受験ストレスを解消する方法でオススメなのが友達と話すことです。
というのも、大学受験を控えた高校3年生のストレスの解消法を調査した結果によると、友達と話して相談するという項目がストレス解消に一番効果があったからです。
その他の論文でも、他者とのコミュニケーションをとることがストレス軽減につながると証明されています。
もちろん世間話をするだけでも効果がありますが、
こんな風に自分の悩みを打ち明けることもオススメです。
というのも、受験勉強をしていると視野が狭くなって、悩んでいるのは自分だけだと悲観的に考えやすいからです。
悩みを友達に相談すると、意外と相手も悩みを抱えているとわかると思います。
受験は団体戦であり、友達と不安などを共有する方がメンタル面が安定しやすいです。
それに、友達と勉強を教え合うだけで、勉強効率が普段の18倍に跳ね上がります。
一人で頑張るのではなく、友達と協力をして受験勉強を乗り越えて欲しいと思います。
では最後に、受験ストレスとの正しい向き合い方を解説します。
受験ストレスとの正しい向き合い方
受験ストレスを適切に対処するには、物事二面性があると知る必要があります。
というのも、世の中の全ての出来事にはプラスの面とマイナスの面の両方が存在し、考え方によって受験ストレスを感じるからです。
例えば、勉強してもテストで結果が出なかった時。
こうやってマイナスにもプラスにも捉えることができます。受験ストレスを軽減したいならプラスに捉えるべきです。
日本人はマイナスの面に注目する傾向にありますが、かの有名な松下幸之助もこう言っています。
失敗したところでやめてしまうから失敗になる。成功するところまで続ければ、それは成功になる。
松下幸之助
何かうまくいかないことがあって、そこでマイナスに考えて諦めるから失敗になる。
受験勉強は辛いことの連続ですが、それをポジティブに捉えることで受験ストレスを溜め込まなくなります。
なので、少しでもプラスに考える癖をつけましょう。
まとめ
いかがでしたか?
受験ストレスに対処するためにも、知っておくべき心理学の知識としては、
①不安の96%は無駄に終わる
②若者は悲観的に考えやすい
③友達と話すことが最もストレス軽減効果がある
世の中の全てのことは二面性があるので、できるだけポジティブに考えて受験勉強に取り組みましょう。
日頃から心理学を使ってメンタルを鍛えておくことで、本番にベストなパフォーマンスを発揮できますよ。
そんな人はこの記事でモチベーションを爆上げしてください!!!
ではでは!