色々な感情が溢れる入試前日。
目に見えない不安や失敗した時の恐怖、周りからのプレッシャーなど気持ちは人それぞれで、このまま眠れなかったらどうしよう、と考えていることでしょう。
でも、大丈夫。
試験本番で最高のパフォーマンスを発揮して合格した先輩方が、入試前日にやっていたリラックス法を紹介します。
僕もこれらの方法を取り入れたことで一気に気持ちが楽になって、入試前日もしっかりと睡眠を取ることができました。
なかなか寝付けなくて不安だと思いますが、ぜひ一度試してみてください。
・入試前日の緊張で寝つきが悪い人
・不安やプレッシャーで押しつぶされそうな人
・試験当日に普段通りのパフォーマンスを発揮したい人
入試前日に眠れない人が取り組むべき3つのこと
入試前日の不安を解決するために取り組むべきことは、
①不安を紙に書き出す
②不安の96%が起こらないと考える
③寝れなくてもいいので目を閉じてみる
それではひとつずつ見ていきます。
不安を紙に書き出す
不安で眠れない時は、その不安を一度紙に書き出してみましょう。
というのも、この方法を使うと漠然とした不安を可視化できて、安心した気持ちになるからです。
人間不思議なもので、不安に思っていることを文字に起こして見てみると、客観的に自分を見ることができるので、気が楽になります。
例えば、
・今寝れなくて、本番集中できなかったらどうしよう
・試験中にお腹が痛くなったらどうしよう
・自分だけがわからない問題ばかり出たらどうしよう
・段ずれしたらどうしよう
・加法定理をど忘れして頭が真っ白になったらどうしよう
・数学の点数が40点くらい下がったらどうしよう
・近くの席の人の貧乏ゆすりがひどかったらどうしよう
などです。
もっと大きな何かに襲われる感覚があって不安な気持ちになりますが、実際書き出してみると意外と対処できる悩みだったりします。
それに、ちょっと考えてみてください。
自分だけわからない問題ばかり出たらどうしよう・・・と不安に思っても、自分だけ分からない問題ばかり出るなんて普通ありえるかな?と。
数学がいきなり40点も下がったらどうしよう・・・と不安に思っても、確率分布的にいきなり40点も下がるケースなんてありえるか?と。
不安な時ほど視野が狭くなっているので、確率的にありえなくても自分の身に起きるんじゃないかと自分で自分の首をしめやすいです。
なので、不安を紙に書き出して客観的に一度考えてみましょう。
不安の96%は起こらない
不安に感じることの80%は実際に起こらず、残りの20%のうち16%は解決できる不安である、という研究結果があります。
つまり、あなたが不安に思っていることが実際に起こって、解決しようがない確率はたったの4%しかないんです。
言い方を変えましょう。
不安のうち96%は対処できるんです。
これってすごい確率じゃないですか?
研究でも証明されていることなので、自信を持って不安に対処していきましょう。
眠れなくてもとにかく目を閉じる
そうやって考えると余計に焦って逆効果です。
寝ようと焦るのではなく、目をつぶるだけでいいんです。
脳に入ってくる情報の約7割は「視覚」による情報であり、それだけ多くの情報が頭の中に入ってくると、脳は動きっぱなしです。
つまり、目をつぶるだけで7割の情報をシャットアウトすることができ、脳を休めることができます。
なので、無理に寝ようとしないこと。
眠れなくたって全然大丈夫。
なんとしても眠らないと・・・!という思考は捨てましょう。
目をつぶるだけで十分な睡眠になりますよ。
それでも寝れなければアイマスク着用もおすすめ!
では最後に、入試前日の寝れない時に控えることを解説します。
入試前日眠れない時にやってはいけないこと
受験前日の寝れない受験生が絶対にやってはいけないのはこの3つ。
・スマホをいじる
・いつもと違うことをする
・勉強をする
スマホを見るとブルーライトにより交感神経が刺激されるので、睡眠モードではなくなってしまいます。
僕のブログを見てくれるのは非常に嬉しいですが、なるべく早くスマホを置いて睡眠モードに入りましょう。(また今度見にきてね笑)
入試が終わったらまた思いっきりスマホを使えるので、あと少しの辛抱です!
また、入試前日だけいつもより何時間も早く布団に入ったり、普段は使わない耳栓を使ったりと、いつもと違う行動を控えましょう。
それだけで変に緊張してしまって、交感神経を刺激してしまうのでなるべく普段の生活を心がけましょう。
そしてそして、寝れないからといって勉強するのはオススメしません。
頭が疲れますし、直前に問題が解けなかった時に余計に不安に感じてしまいます。
やるなら、今まで勉強してきた中で明らかになった、自分が間違えやすいポイントを軽く復習しましょう。
それだけで間違いなく10点分は上がりますし、今まで努力してきた勉強量が自信になりますよ。
まとめ
いかがでしたか?
入試前日で眠れない人は、
①不安を紙に書き出す
②不安の96%が起こらないと考える
③寝れなくてもいいので目を閉じてみる
のどれかひとつでもいいので試してみてください。
それに、少なくとも1年間受験勉強をしてきたのですから、睡眠時間がちょっと少ないなんて正直関係ないです。
自信を持って入試当日を迎えましょう。
入試当日のメンタルの保ち方はこの記事でまとめたので、時間がある時に読んでみてください。
努力が結ばれるよう、応援しています!
では、おやすみなさい!