この記事はそんな悩みにお答えします。
大学受験で乗り越えなければいけない壁、それが入試に対する不安です。
合格できるかわからない、ライバルがとてつもなく頭がいいかもしれない、自分が苦手な分野が出るかもしれない・・・。
そんな風に考えると不安で胸いっぱいだと思います。
そうやって不安ばかり考えていると肝心の勉強が手につかずに、さらに大きな不安が襲ってきてしまいます。
そこで今回は、受験が怖いと不安を感じる人が取り組むべき行動を3つ紹介します。
入試会場で不安を解消するテクニックも紹介するので、最後まで読んでみてください。
・入試が怖くてとにかく不安なこと
・受験が嫌で現実逃避をしたくなる人
・親や先生のプレッシャーに押しつぶされそうな人
受験が怖いと感じた時に取るべき3つの行動
不安を感じた受験生が取り組むべき行動は以下の3つです。
教え子に試してもらったところ、ほぼ全員がこれらの行動を取ることで気が楽になったと言っていたので、効果をだいぶ期待できます。
①不安を全て紙に書き出す
②勉強から解放されると考える
③友達に現状を報告する
それではひとつずつ見ていきます。
不安を全て紙に書き出す
不安な時はまず、紙に自分が感じる不安を全て書き出してみましょう。
というのも、受験に対する不安は漠然としたものが多く、紙に書いて言語化すると気持ちが整理されるからです。
と感じる受験生は多いですが、その不安の原因は、
・本番失敗したらどうしよう
・数学の公式を忘れたらどうしよう
・段ずれしたらどうしよう
など、しっかりと言語化することができます。そして、そうやって不安を目に見える形にできれば、きちんと対応して不安を解消できます。
例えば、数学の公式を忘れるのが不安なら公式を一通り復習をして、自分が忘れやすい公式をピックアップしておきましょう。
そうやって不安をひとつずつ消していくと漠然とした不安に対処できて、本番も自信を持って入試に向かうことができますよ。
ちなみに、本番で高いパフォーマンスを発揮したい人はこの記事を読むべき。
勉強から解放されると考える
勉強から解放されると考えると、受験の不安が軽減されます。
というのも、好きではない勉強から解放されるというご褒美があれば、もう少しだけ頑張ろう!とやる気が出てくるからです。
僕はセンター国語に60点ほど波があったので、試験を受けるのが本当に恐怖で不安でした。
と10日くらい前から心配で、夜寝ようと思ってもセンター国語のことがよぎって十分に睡眠を取れませんでした。
でも、ちょっと見方を変えれば、その日さえ終わればセンター国語をもう解かなくていいと気がついたんです。
もし、受験に失敗してもう一年勉強することになっても、ひとまず半年くらいはセンター国語から離れられる。
なので、苦手な勉強から解放されると考えて不安な気持ちを抑えましょう。
また、受験の名言を見るとモチベーションを高めることができますよ。
定期的に現状を友達に報告する
受験に対して不安を感じる時は、友達や先輩に悩みを相談しましょう。
なぜなら、不安を口にして吐き出すことで、精神的に気持ちの整理ができて心が軽くなるからです。
そういった場合は不安だけでなく、勉強の目標や現状も報告し合うのもオススメです。
例えば、
と友達に言うことで、勉強を休もうとした時も
と感じて勉強が習慣化しやすく、コツコツ成績を伸ばすことができますよ。
そう思う人は気軽に僕に連絡してくれても構いません。
勉強以外のこと(ex.大学生活、恋愛、将来のこと)の相談も受け付けていますし、受験を乗り越えた1人の先輩として、何かアドバイスなどできればなと思っています。
では最後に、試験当日の不安の対処法を紹介します。
入試当日の不安の対処法
入試当日に不安が襲ってきたら取り組んで欲しいのはこの2つ。
①絶対に勝てそうな人を見つける
②倍率を下げるテクニックを使う
それではひとつずつ見ていきます。
絶対に勝てそうな人を見つける
受験会場に行ったら絶対にこうやって思うはずです。
そうやって思うと一気に不安が押し寄せてきて緊張で心臓がバクバクします。
そんな時にオススメなのが、自分が勝てそうな人を2人見つけること。
大学受験の倍率は大体3倍なので、3人中1人は合格できるわけです。なので、自分が勝てそうな人を2人見つけるとだいぶ気が楽になります。
少し性格が悪いように感じるかもしれませんが、受験した人が仲良く全員合格できるほど入試は甘くありません。
むしろ、みんな頭良さそうに見えたことで普段通りの力を本番で発揮できないなんて、あなたがかわいそうです。
だから、受験会場に行ったら真っ先に周りを見渡して、勝てそうな人をぱっと2人見つけること。
人を外見で判断するのは良くないですが、自信のなさそうな人を見つけて、自分はあれだけ勉強してきたしあの人よりは自信がある!と思って試験に臨みましょう。
倍率を下げるテクニックを使う
倍率のことを考えると一気に不安になります。そういう時は倍率を下げて考えましょう。
例えば、倍率が8倍で試験科目が数学・理科・英語の3つの大学があったとします。
多くの受験生は、
と考えて不安に感じますが、2の3乗が8倍なので各科目の倍率は実際2倍なわけです。
その2倍の積み重ねが合格につながるので、どの科目も隣の人に勝てればいいという気持ちで臨みましょう。
かなりリラックスできて、不安な気持ちも軽減できますよ。
まとめ
いかがでしたか?
まず、受験勉強をしていく中で感じる不安は、
①不安を全て紙に書き出す
②勉強から解放されると考える
③友達に現状を報告する
入試会場で感じる不安は、
①絶対に勝てそうな人を2人見つける
②倍率を下げるテクニックを使う
こうやってひとつずつ対処していきましょう。
ちなみに、試験が始まってから5分経つまでの取り組み方でその後のパフォーマンスが大きく変わるので、詳しくはこの記事を参考にしてみてください。