入試が近づくにつれて生徒からこんな質問が増えてきました。
大学受験は結果が全てです。
夏休みに毎日12時間勉強したとしても、合格できなければその努力は水の泡。
それくらい受験はシビアなんです。
そんな結果主義の受験だからこそ、いつも通りの実力を本番で発揮できるかどうかが合否を大きく左右します。
なので今回は、本番で普段通り、いやそれ以上の力を発揮するために取り組むべき7つの習慣を紹介します。
これらを実践すると間違いなくテスト本番に強くなり、第一志望合格がぐっと近づきます。
騙されたと思って最後まで読んでみてください。
・本番に弱い人
・入試当日に一発逆転したい人
・テスト当日に普段の実力を発揮したい人
テスト本番に強くなる7つの方法とは
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試験当日はいつもと同じ朝ごはん
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確かに、脳のエネルギーはブドウ糖なので、それが多く含まれたメニューにすると少しは効果があるかもしれません。
しかし、できれば普段から食べ慣れている食事をとることをオススメします。
理由は簡単で、試験当日は緊張によって消化機能が弱くなるからです。
普段から食べ慣れていないメニューをとると、胃や腸がびっくりして腹痛になる可能性が高まります。
試験当日に限ってお腹を壊して、いつも通りのパフォーマンスが発揮できないのは非常にもったいないです。
なので、緊張する試験本番だからこそ、いつもと変わらない朝食をとることが理想的です。
問題用紙が配られている時に深呼吸
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試験開始前に問題用紙と解答用紙が配られます。
受験生はみんな席に座り、試験監督が歩いて問題を配る音だけが響き渡るあの状況で、あなたは普段何をしていますか?
そう思う人が大半でしょう。
でも実は、合格を勝ち取る受験生はその瞬間にあることをやっています。
それは、深呼吸です。
そう思うかもしれませんが、深呼吸にはあなたの合格率を上げる2つの役割があります。
①十分な酸素を供給するため
②リラックスするため
脳を活発に動かすためにも、脳に十分な酸素供給が必要不可欠です。
しかし、集中している時ほど呼吸が浅くなりやすいので、試験直前の問題用紙を配られている時に大きな深呼吸をしてみましょう。
脳の働きが良くなり、いいスタートをきることができます。
2つ目の理由はリラックスするためです。
試験中に焦りすぎると普段は解ける問題もケアレスミスで取りこぼしてしまいます。
受験の合否を分けるのは間違いなくケアレスミスです。
問題用紙が配られている間に深呼吸することで、つまらないミスを防いで合格をぐっとたぐりよせてほしいと思います。
確実に解ける問題から手をつける
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試験開始の合図とともに、あなたはどの問題から手をつけますか?
おそらく、多くの人は大問1から解き始めると思います。
そうやって順番通りに解くのは別に不思議なことではなく、最初の方から解くことで時間を有効に使いたいという気持ちの現れだと思います。
しかし、大問1から解き始めるのは得策ではありません。
特に二次試験の場合は、大問1に難問が用意されている場合があります。
最初に難しい問題を用意して、受験生のメンタルをへし折ってくるんですね。
でも、そこで柔軟に対応できるかを大学側は確かめているんです。
だからこそ、やって欲しいのは「簡単そうな問題から順に解き始める」こと。
まず1問簡単な問題を解答することで、ちょっとした余裕が生まれます。
そうやって気持ちが前向きになり、次の問題も不思議なことに解ける場合が多いです。
勉強すればするほど、どの問題が簡単か、はたまた難しいかはぱっと見で理解できるようになります。
問題を見た瞬間に、自分で解けそうかどうかを判断できない場合は、まだまだ勉強が足りていない証拠です。
なので、問題用紙が配られたらまず最初に全体を見てどれが解けそうかを判断すること。
そして、解けると思った問題を確実に点数に結びつけること。
そうすることで試験中に小さな達成感が生まれ、調子も上がってきます。
綺麗な字を書くことに意識を向けない
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僕の知り合いに現役で東大に合格した俊哉くんという人がいます。
高校の頃からずば抜けて頭が良くて、毎回テストで上位者にランクインしていました。
ある日、俊哉くんの答案を見せてもらったのですが、驚くべき字の汚さでした。
高身長イケメンでサッカー部という完璧さとのギャップに驚いた記憶があります。
でも、俊哉くんは授業で黒板に宿題を書くときはとても字が綺麗なんです。
そこで疑問に思って聞いてみました。
綺麗な字を意識すると書くのに時間がかかってもったいないから、最低限読める文字で書いているんだよ
でも、字の綺麗さで点数をつけてるんじゃなくて、答えがあっているかで採点をするよな。
それ以来、書くのは多少雑でもいいから問題を思考する時間を増やしました。
そのおかげで解く時間が増えてセンター9割や二次試験で成功したと言っても過言ではありません。
なので、文字を丁寧に書く傾向にある人は、ちょっと意識してみてください。
とりあえず空白を埋める
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予備校で模試の採点をするのですが、最近は空白のまま提出する受験生が増えてきました。
理科の数値計算などは空白でも仕方ないかもしれませんが、記号問題も空欄のままなんです。
空欄はどんなに頑張っても当たり前ですが0点です。
そうやって諦めた時点で0点のままです。
勘でもいいので何か書いたら当たるかもしれません。
本番は運にも頼るべきです。
また、500人以上の生徒と関わってきて思うのですが、空白を埋めない生徒は成績が伸びません。
なぜなら、知らないことを考えずに放っておく癖がついているからです。
それが日常的になると、勉強していてもわからなから後回しにして結局やらずに諦めてしまいます。
なので、パッと見わからない問題と遭遇しても諦めずに考えてみること。
放っとかないこと。それを意識してみてください。
最後の最後まで諦めないこと
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先ほどの空欄を埋めることもそうですが、受験中は最後の最後まで諦めないでください。
あと1点足りなくて合格できなかったなんてよく聞く話です。
仮に難しい問題が出ても、
と考えましょう。
今まで必死に受験勉強をして身につけた知識を総動員させればきっと解決の糸口が見つかるはずです。
諦めたらそこで試合終了という名言がありますが、まさにそういうことです。
ちなみに、名言ってあなたの想像以上に受験勉強のモチベーションになります。
騙されたと思って読んでみてください。
模試の受験料を自分で払う
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学校や予備校で模試を受験する時、受験料は誰が払っていますか?
おそらく95%くらいの受験生は親が支払っているのではないかなと思います。
学生なので当たり前といえば当たり前ですが、できるなら自分で払いましょう。
親にお金を払ってもらっていると、模試に対する責任感も低下して気持ちが緩んでしまいます。
この世の中タダより高いものはありません。
自分の財布からお金を出すことで、絶対に失敗したくない、せっかく自分のお金なんだから有意義な模試にしたいと、やる気が上がります。
お金が絡むとやる気が出るのが人間です。
なので、一度自分のお金で模試を受けてみてください。
まとめ
深呼吸をして簡単な問題から手をつけて、最後まで諦めない
受験の合否は今まで勉強してきた知識量と当日のコンディションで決まります。
なので、今回紹介した方法を使って本番に今まで以上の力を発揮して欲しいと思います。