今回はそんな学生に向けて、実際に大学を中退して就職した先輩の体験談を載せたいと思います。ここからバトンタッチして、現在はWeb制作会社に勤めているMさんにお話ししていただきます。
大学中退から就職した先輩の体験談
こんにちは、Mです!大学中退してどうやって就職したのかという体験談をお話していきます。
今現在の仕事は?
まずは今現在の私の仕事は、Web制作会社で働いています。簡単に言うとホームページを作る会社で、その営業や企画をしたり、ホームページに集客するための広告を考えたりしています。そしてそのデータを分析し、ホームページを運用していく仕事です。
大企業ではありませんがとてもホワイトな会社ですし、福利厚生もしっかりしていて、給与も十分すぎるほど貰っています。今の会社では、最終学歴が高卒であっても給与に影響はなく、仕事のパフォーマンスで昇給が決まります。
なぜ今の仕事を選んだの?
なぜこの仕事を選んだかというと、まずホームページ作りが個人的にすごく好きで、もともと趣味でした。世代がわかってしまうんですが子供の頃にはホームページビルダーが流行り、学生時代には前略プロフィールや自作の日記サイトなどが流行りました。その流行りに乗って自分でもホームページをよく作っていたので、「向いているんじゃないか」と思ったのがきっかけです。
他にも、ずっとやっていたアルバイトがアウトドアショップだったことから、アウトドア方面で働くことも真剣に視野に入れていました。こちらも小学校の頃からの趣味でしたから向いているかもしれないと思いましたね。実際働いているショップで就職してもいい感じでしたし、迷いました。
でもキャンプインストラクターみたいな資格を取ってもそんなに給与が増えなそうということと、モンベルみたいな大企業に転職するためには大卒資格が必要だったり、ものすごいアウトドアを真剣にやっている人(半年山に籠って登山してるとか)じゃないと受からない感じがしたので断念しました。
自分のやる気をいまいち信じていなかったので、「いつかキャンプ方面で大企業に転職して稼ぐぞ!」と思っていても、きっとショップの店員のまま日銭を稼いでしまうだろうなと思っていたこともあります。それだったら得意なWeb方面でオフィスワークに切り替えた方がいいのかなと思い、独自に就職活動を始めました。独自の就職活動については後述します。
今の仕事と大学の専攻は関係ある?
全く関係ないです。完全に趣味でホームページ作りが好きだっただけで、Web業界を選びました。大学の専攻は教育学部で、社会の先生になる勉強をしていました。
実は今の会社で働く前にアルバイトで働いていたWeb会社があるんですが、そこでは美術系の専攻だった人が多くて驚きました。クリエイティブな仕事を目指す人たちがWebデザイナーになったり、CMなんかを手掛けるために広告の仕組みを学んだりするようです。私は美術とも全く関係がない専攻だったので結構驚かれました。
そして趣味で好きだったといってもプロとして通用するレベルではもちろんなかったです。つまり全く勉強もしてこなかった分野に未経験で飛び込んだことになります。やりたいという意欲はあるという形で雇ってもらいました。
「最終学歴高卒の未経験者が就職できるものなの?」と思うかもしれません。でも実際できましたので安心してください。そして、できると思ったから中退しました。
中退時点で就職先は決まっていた?
いえ、決まっていませんでした。完全にニート…いやフリーターになったので、親に説明するのが難しかったです。アルバイトもそんなにやっていなかったので、これからはフリーターとしてしっかりシフトを増やさなきゃなと思ったりしました。
でも就職はいずれ問題なくできるだろうと思っていて…まあ選ばなければということですが。どの程度のレベルの会社に就職できるのかが未知だったので、中退する前に知っておこうとは思っていました。
「もう中退するしかないな」と思ったのが大学四年の冬頃で、中退する前に就職活動をすることにしました。これが1回目の就職活動です。
大学中退者の就職活動のやり方
「新卒向け」「第二新卒向け」の就職活動ってとってもやりやすいんですが、大学中退者は難しいんです。一般的な就活サイトは新卒を想定しており、大卒資格が必要です。そのため大卒の人が考える就職活動とは違うやり方をする必要がありました。
独自の中退者就活って?
正規の方法なのかわからないので「独自の中退者就活」と名付けます。大学中退がもう正規ではないので正規もなにもないですよね。
1回目の独自の中退者就活では、もう大学を中退したものとして履歴書に最終学歴高卒で出したんです。大学中退と書くこともありました。そしてWebの企業をいくつか受け、受かったら本当に大学を辞めようと思っていました。
大学中退でどの程度の就職ができるのか未知で、実際に就活してみないとその感覚はわからないのかなと思いやってみました。もしこれで軒並み落ちて「高校が最終学歴なんて門前払いだよ!」という感じなら中退する道を諦めて留年することにしようと保険をかけていました。
やり方としては、私は転職サイトから「未経験」「高卒OK」みたいな会社の中途採用だったり、アルバイト採用から正社員が目指せるような会社を探しました。
その時の手ごたえは?
正直手応えは思ったありました。なんとなく「Web業界って実力主義だから高卒とか関係ないんじゃないの?」と漠然と思っていて、その通りだったという感じです。「なんだ全然就職できそうじゃん」とも思いました。
最初からそう思ったわけではありません。まず、たくさん会社に問い合わせしましたが無視されることも多かったです。それもそのはずで、会社としては中途で獲りたいと募集をかけている状態なのに、社会経験が皆無の学生を獲るのは枠が違うぞといった感じなんです。「業界未経験」「初心者大歓迎」と謳ってはいても、他の会社で営業とかしてきた30代くらいの人間を求めていることが多く、まだ22歳の社会経験すらない学生は相手にされなかったんです。
そんな中でも、いくつかの会社は面接を受けてくれました。面接を受けてくれたところに「大学中退なんですけど…」と話すと、今度は逆に「うん?だからなに?」みたいな感じで、「全然関係ないけど」という空気でした。採用担当同士で「○○さんも中退じゃなかった?」と雑談になることもあったりしましたね。
逆に、面接を受けてくれたのに「え?大学中退なの?困るなあ」という反応されたことはありませんでした。業界や会社の規模なども関係すると思います。
どんな会社を重点的に受けていたの?
こちらが選べる立場ではないので、転職サイトにある未経験OKを選んで受けていきました。その中でも受けられた会社はベンチャーばかりでしたね。数人~数十人規模のベンチャーで、まずはアルバイトから始めて良ければ数か月で正社員に、となっている会社です。
初任給はどこも月給20万円以上はもらえる感じでした。月給23万円前後で、25万円まで出るとこもあったり、残業がかなりありそうで残業代は別、それで30万はいけるよといった会社もありました。これは業界の水準が高いこともありますよね。月14万円といった職場は全く見ませんでした。
でももちろん、名の知れた大企業はありませんでしたし、ちょっと大きめのところだと完全にアルバイトの募集になってしまう形でした。正社員は新卒か経験者の中途から獲っている感じで、謎な経歴(大学中退者)が入り込む隙間はないと思いました。突撃してみたわけではないのでわかりませんが、募集はなかったと思います。
受けたWeb系の会社の中には、広告の雑務をこなす仕事、営業電話をかけまくる仕事、バナー広告などを作っていく仕事、などがあったと思います。今の会社でやっている仕事とかなり近しいですね。
面接では大学中退についてどう話す?
一応大学中退者がどう受け答えをすべきか調べてから挑みましたが、そんなにガチガチに文句のない受け答えをする必要はないのかなーと思いましたね。
建前としては「学校の先生になろうとして教育学部に進学したけど向いてないことが早々にわかって中退しました。別の学部に行きなおすにしても何が本当にやりたいことなのかわからないままでは二の舞になってしまうので、しばらくフリーターでお金を貯めながら生活。その間もずっと趣味で続けているWeb関係の仕事が向いていると気付きました。エンジニア側ではなく営業やマーケとして働きたいので、専門の学部を出るよりも就職して実地経験を積んだ方が早いと思い面接にきました。」みたいな流れで説明したと思います。
実際は単位がめちゃめちゃに取れなかっただけなので、フランクな面接で「実際はなんでやめたの?」と言われ「サークルで遊んでたらめちゃめちゃ単位足りませんでした」と正直に話したこともあります。
第一回の独自中退就活では、もう大学を早々に中退していることになっていました。そのため「大学中退してから、しばらくフリーターでお金を貯めながら生活」という部分は捏造です。でも実際にアルバイト先はあったので履歴書に記入はできました。ここが無職だと結構苦しいかなと思います。
就職活動時点でのスキルは?
大前提として、業界未経験、正社員経験なしの状態です。ホームページを作るのが趣味ということで、HTMLの基本的な知識はありました。が、資格や開発経験があるわけではないので本当に趣味レベルですね。「趣味でいいからどんなサイト?」と興味本位で聞かれることはあり、恥ずかしながら見せましたが「本当に趣味のだね~」と言われたことを覚えています。ポートフォリオとしてまとめて提出できるものではなかったので。
履歴書ではofficeまわり…つまりエクセルやワード、パワーポイントは使えるとしていたと思います。実際使ったことはもちろんありました。でもパソコンを日常的に使う環境になかったですし大学でレポートにも本気で取り組んでいなかったので、開いて閉じるくらいのスキルしかなかったと思います。バイトでエクセルを使った時にコピーペーストのショートカットキーから教えてもらったと思いますし、とても「使える」というレベルではなかったです。
Photoshopは結構いじったことがあったので、これは自信を持って「使えます」と言っていました。でもillustratorが使えるかどうかの方が重要視された気がします。就職した今となっても、Photoshopを使えるって別にスキルでもなんでもないよなーと思いますね。illustratorでベジェ曲線使ってイラストが描けるのかどうかとかの方が求められてるというか。
ということで、このくらいのポンコツだったので履歴書にスキルとして大きく書けることはなかったです。
就職活動で強みになったことは?
では自分としての強みは全くなしか?と言われると、強みとして思い当たることはありました。若さと未経験者であることです。
新卒並みの若さであるというのは、それだけで特権だと思います。業界が若いからというのもありますけどね。でもどこでも、よぼよぼのおじいさんで未経験者よりは元気な若者で未経験者の方が受かりやすいのではないでしょうか。私は女性ですが、結婚や出産をすぐに検討する年でもなかったのですぐに辞めてしまう心配もありません。22歳という若さが刺さったという手応えはいくつかの会社で感じました。
未経験者であることは即戦力にならないということなのでマイナスなのですが、逆に言うとこれからいくらでも伸ばせるという伸びしろにもなります。これって強みとして自己アピールはしにくいんですが、今思うと「まっさらな状態」ってこの時だけなので凄く魅力的なんですよね。
中途で採用するとどうしても「前の会社ではこうだった」という経験が染みついていて、やり方が違ったりトラブルの元になったりしてしまうんです。大企業が新卒に研修を行って会社の理念を叩き込むように、本来は自分の会社にどっぷり染まった人間が欲しいわけです。それが中途だとあまり教育できないんですよね。もう出来上がっている人にマインドを叩き込んでも響かないわけです。
その点未経験者の22歳は、言われたらその通りにこなす人材であり会社としては有難い面もあるわけです。ここは言われませんでしたが私は結構強みだと思いました。
あとは、私の学歴も関係したこともあります。高校大学と一般的には偏差値の高い学校だったので、名前を知ってもらっていることもあり、「地頭はいいんだね」という扱いを受けました。「高卒だけど物凄い頭が悪いわけではないから、これから鍛えたら伸びるだろう」というような感じでした。
第一回独自中退者就活の結末は?
結末は、落ちました!!!
就職したいなと思う会社があり、ベンチャーだけど結構大きめで、立地もよく、「ここで働けたらめちゃかっこいい!」と気合いを入れて面接を受けました。ここは履歴書通ってから全部で3回面接をしたと思います。
最後に最終面接として、採用担当だけじゃなく社長や役員の方もいる面接を行い、その結果落ちました。
なんとこの不合格連絡がきたのが卒業式の前日です。就職活動はじめるのが遅かったせいなんですが、完全に「受かったら就職して大学中退してやる!」という計画が破綻しています。
ここからまた就活し続けることはできますが、次の日には大学中退するかジャッジしなければならず、もうそれを待てる時間はありませんでした。ちなみに卒業式の日=留年するなら五年生になった場合の学費を払う日でもあります。
もうなんていうかバカだったんですが、当然就職できる気になっていたのでお金の用意を全然していませんでした。たぶんないならないで何か書類を出せば学費納入を引き延ばしたり分割したりできたと思うんですがそういったことも調べておらず、親に何の説明もしていなかったので借りることもできず、詰みました。
えー---ここで落ちる!?こんな背水の陣で!!??と思いましたが自分がバカだってことが知れてよかったです。
結果、どこにも受かってない状態で大学を中退します。いざ中退したとなったら「フリーターとしてまずは稼がなければ」という気持ちになり、一旦就職活動は中止しました。大学の近くに住んでいたので(授業出てないくせに)引き払うべきかどうかとか、バイトを増やした方がいいかとか、とりあえず目下フリーターとして足場を固めていく方向に切り替えます。
第二回独自中退者就活
ここから半年ほどフリーターとして働き、そこから第二回となる独自中退者就活を行いました。既存の方法だけでなくハローワークに通ったり、通信制大学に入学したりもしています。最もガチャガチャした時期でした。
どんなフリーターをしていたの?
アウトドアショップのアルバイトとバーのアルバイトを掛け持ちしている状態でした。土日は趣味でアウトドアサークルのようなものに参加していたので、日銭を稼いで遊びにも行って、充実していましたが忙しい日々でした。
大学の友人は学校の先生ばかりなので本当に激務らしく、なかなか会っていませんでした。中退した恥ずかしさと後ろめたさもあり、あまり連絡を取らないようにもしていた気がします。SNSでの交流も絶っていました。負け犬という顔で見られるのが嫌だったんですが、誰もそんな顔をしていたわけではないので被害妄想だったんですよね。でもこの頃は精神的に「今はまだ本気出していないだけ」という超かっこわるい状態でした。
そんな状態にも疲れてきて、とりあえず将来のルートを決めてその流れに乗っていかなければ…と思い始めます。
そこでバーのアルバイトはやめ、仕事を探すことにするのですが、ここでハローワークという選択肢が思い浮かびます。
第一回独自中退者就活では、携帯でアルバイトを探すように転職サイトを見漁っていました。でも世の中の会社は未経験の中途を採用する場合、転職サイトではなくハローワークに載せるのが定石なのでは?と思い至ります。
やっぱり転職サイトでは「新卒でもなく経験者でもなく、君は何なの?」という、ターゲットではないよという空気がありました。今は大学中退とか関係なく胸を張って「フリーターです!」と言えるので、フリーターが就活するならハローワークがドンピシャなのでは?と思った次第です。近場のハローワークに行ってみることにしました。
第二回中退者独自就活はハローワーク?
そうです。ハローワークに何度か通いました。でも結論から言うと、ここで就職するのはまた違うなあと思って辞めました。ハローワークへの通い方や中での就活の仕方はググってください(需要が多ければ別記事で書きます)。
まずWeb関係の仕事はハローワークには全然ないんですよね。なんというか、介護とか工場の仕事が多い。それはそれで調べてみたりしたんですが、なんとなくこうじゃないような?と思うことが多くてやめました。
具体的には給与が低いことと、40代50代になったときに続けていけるか不安だったことが原因ですね。
第一回独自中退者就活の成功体験があったこともあります。成功体験といっても最終的に落ちてるんですが…でもあの時感じた「いけるかも」という感覚を思い出すと、ここで就職するのは違うかなと思いました。
という経緯でハローワークはやめ、第一回と同じく転職サイトなどを定期的に見て、応募できそうな募集があればチャレンジするという方向に切り替えます。
まあこの時は大学中退前と違いタイムリミットがありませんから、結構高めに条件を掲げていい感じの会社の募集が出るまで待つ余裕がありました。
Web会社だけでなく、旅行が好きだったので海外旅行に関わる仕事に応募したり、本の編集っぽい仕事に応募したりもしました。が、落ちました。面接までも進めなかったと思います。業界によっては全く受け入れてもらえないということがこの頃身に染みてわかるようになりました。
そのため、やはり大学中退者にはWeb系しかないんだという決心を固めます。
そして余談ですが、平行して、大卒資格も得ようと思いもう一度大学にチャレンジしています。そして挫折します。そのことについても少しお話しますね。
通信制の大学にチャレンジしたの?
そう、実は、フリーターになったと同時に通信制の大学に入学しており、大卒資格を得るために孤軍奮闘しようと思っていました。
これは思っていただけで一本もレポートを出さず挫折します…学費…親には本当に申し訳ないと思っています…。
法政大学に通信学部があるんですが、そこの教育学部に入学してもう一度教育免許にチャレンジしてみようという気持ちでした。フリーターとして暇もあるだろうと踏んで。
でも実際は日銭を稼いで遊びにも使って、勉強の時間は取らなかったです。取れなかったのではなく取らなかった…本当にやる気がありませんでした。
通信制は本当にやる気がないとダメです。通学で挫折したのになぜできると思ったのか今となっては本当に不明ですが、チャレンジしたものの諦めました。何の参考にもならないですが選択肢として大卒資格を得る方向もあるよということで書いておきます。
他の会社に就職したことはある?
第二回独自中退者就職活動を経て、Web広告の会社でアルバイトをすることにしました。正社員雇用ではないので就職といわれるとわからないですが、一応会社勤めにはなったのかな?
ここはかなりいい会社で、条件も良かったですし会社の雰囲気も良かったです。アルバイトをして三カ月の試用期間が終わると、正社員になるかどうか決められるという仕組みでした。こういった仕組みはWebベンチャーに非常に多いと思います。
アルバイトで入ってみて、Web広告の仕事にかなり面白さを感じました。それまで漠然と「ホームページ作る会社に勤めたいなあ」くらいに思っていたところを、「ホームページに集客することが肝心なんだ」「集客層をどうコントロールするかでホームページの価値も決まる」と思うようになります。
この会社が丁寧にWeb広告の仕組みやマインドについて勉強させてくれたので、それもとても良い経験になりました。
でもここで面白さを感じたことで、三カ月の間に「もっと広くWeb業界を学びたい」という気持ちが芽生えます。具体的にWeb業界って何をしているのかわかっていなかったところが明確になってきて、広告だけをとってもこんなに面白いんだからもっともっと面白い業務があるんじゃないか?と思い始めたんですね。
この会社はWeb広告の中でもリスティング広告に特化していて、リスティング広告を特定の業界から受けまくるという会社でした。なので結構狭い範囲を扱っています。今思うと専門的にやろうとするならそれも全然ありだと思うんですが、他の仕事がしたいと思った時に選択肢が少なすぎるのでは?と悩むことに。
そこで、ここのアルバイトを続けながら第三回中退者就活をします。三カ月の試用期間の間に次の会社を決めておきたかったので、一応タイムリミットがありました。
第三回独自中退者就活
ようやく方向性が固まってきた頃です。Web広告(EC向けリスティング広告)の会社でアルバイトをしながら、もっと手広い業務を扱っているWeb系の会社を探すことにしました。試用期間が終わるまでそんなに時間がなかったので、理想の会社がなければこのまま正社員として雇ってもらおうとも思っていました。
ここで今の会社と出会うことになります。
今の会社に勤めた経緯は?
この第三回中退者就活で、今の会社の募集をみかけます。営業補佐の仕事だったと思います。どちらかというとバリバリ営業ではなく裏方としてWeb制作や広告をやっていきたかったので、営業補佐から入るのはかなり理想の形なのでは?とも思いました。
面接をしてみると、好印象だったと思います。いけそうだと思いました。私が若いということもありますし、趣味でやってるホームページ制作の熱意を受け取ってもらえた感じもしました。そして社長は私の出身高校をよく知っている方で、「頭いいんじゃん!」となり、それも追い風になったと思います。
ということで今の会社で、営業補佐のアルバイトをし始めました。アルバイトとして入って一週間で、めちゃめちゃ自分に合ってる!素晴らしい会社だ!と思ってやる気に満ち、今に至ります。
大学中退までの背景について
大学中退は完全に自分の怠慢です。授業をずっとサボっていて単位を落としまくっていたので、4年生になっても卒業に足る単位がありませんでした。留年することも考えましたが、1年の留年で取り切れるような単位の数ではなかったことと、「心を入れ替えて勉強するぞ」というスイッチがどうも全然入っていないことから、1年留年しても単位ゼロで終わってしまうと思い、中退することにしました。
そんなに取り返しのつかないくらい単位が取れていないということは1年の時からわかっていたのですが、いつか巻き返せると思い4年まで進級してしまいました。大学は国公立だったので、ゼロ単位でも簡単に進級することができました。
大学中退者が就職できるのか?まとめ
私の独白じみた体験談をここまでお読みくださってありがとうございます。大学中退者も就職できます!業界を選ぶとなおしやすいと思います。その一例として私の経験談が誰かの参考になると良いなと思います。
終わります!