こんな疑問にお答えします。
ブログ記事を上位表示させるために、キーワード選びは最も重要です。
しかし、ブログ初心者ほど思いつきや検索数で適当に選びやすく、結果の出ない記事ばかり量産してしまいます。
そこで今回は、キーワード選定の正しい手順と検索順位を上げるブログの書き方を解説します。
この記事を読み終わる頃にはSEOを意識したキーワードを選べるようになって、脱初心者間違いなしですよ。
そもそもSEOとは【簡単解決】
まず大前提としてSEOとは何かをお話します。
SEO=”Search Engine Optimization”の略であり、日本語では“検索エンジン最適化”を意味します。
ざっくり言うと、ネット検索でWebサイトを上位表示させるための一連の取り組みのことです。
Googleにはどの記事を上位表示するのかを決めるアルゴリズムがあるのですが、それを逆手にとってどうすれば上位表示されるのか?を勝てるブロガーは常に考えているわけです。
もちろん、最近のトレンドであるTwitterからの流入がメインの場合はあまり気にする必要はないですが、検索流入を望むブロガーはSEOを必ず意識するべきです。
SEOを意識するべき理由【大切です】
SEOを意識するべき理由は以下の2つ。
①最終的な売上をUPするため
②主張を一貫するため
それではひとつずつ見ていきます。
最終的な売上をUPするため
SEO対策をすることで記事が上位表示されやすくなり、サイトに流入する読者が増えます。
そうなるとサイト経由の申し込みが増えてアドセンスやアフィリエイトの売上が大きくなるわけです。
どうせ頑張るならたくさん稼げたほうがいいですよね。
もちろん、趣味ブログのような場合はあまり気にする必要はないですが、ブログ飯を実現したいブロガーは絶対に意識するべきです。
主張を一貫するため
2つ目の理由は、記事の主張を一貫するためです。というのも、伸びないブロガーほど記事に一貫性がなくて読みにくいケースが多いからです。
例えば「海外旅行 大学生 節約」というキーワードを選定した時に、多くのブロガーは節約とは直接関係のない観光地やグルメ情報も載せてしまいがち。
そうなると主張がぶれてしまって中身の薄い記事になるので要注意です。
なので、記事の一貫性を保つためにもキーワードを最初の段階でカチッと決めておきましょう。
勝てるSEOキーワードの決め方【3STEP】
では実際に、上位表示されるためのSEOキーワードの決める3つのステップを紹介します。
①メインのキーワードを決める
②入力候補から3語目を決める
③時期によってキーワードを決める
これに沿ってキーワードを決めるだけでアクセス数はぐっと増えますよ!
メインのキーワードを決める
まず最初に、記事の中心となるキーワードを決めていきます。自分のサイトカテゴリーの中で、2つの単語を羅列したキーワードがおすすめです。
ただ、検索されてる数があまりにも少ないといくらクオリティの高い記事を書いても訪問されにくくてコスパが悪いです。
なので、最低でも数百は検索されているものを選びましょう。検索数はGoogleキーワードプランナーで簡単に調べることができますよ。
以下では例として、「大学生 ブログ」をメインのキーワードとします。
入力候補から3語目を決める
メインのキーワードが決まったら次に、GoogleやYahoo!JAPANの入力候補から「大学生 ブログ 〇〇」の〇〇の部分を決めていきます。
入力候補を使うことで読者が潜在的に求めている情報を知ることができるからです。
「あ」から50音順に文字を打つのは面倒なので、以下の5つのジャンルに絞ってキーワードを見つけていきましょう。
①5W系キーワード
②How系キーワード
③比較系キーワード
④感情系キーワード
⑤数字系キーワード
それではひとつずつ見ていきます。
5W系キーワード
まず1つ目は5W系キーワードです。
・いつ
・どこで
・誰が
・何
・なぜ
これを検索窓に打ち込んでいきます。
例えば、「大学生 ブログ カフェ」「大学生 ブログ いつ書く」などです。
5W系のキーワードは検索数も多く、比較的考えやすいのでぜひ調べてみてください。
How系キーワード
2つ目はHow系のキーワードです。
How系は読者が悩みの解決を望んでいるキーワードなので、何としても記事にしたい分野です。
「大学生 ブログ 稼ぎ方」がいい例ですね。
How系のキーワードは競合も多く、なかなか上位表示されにくいので検索順位を上げるコツを押さえることが大切です。
比較系キーワード
3つ目は比較系キーワードです。AとBどっちがいいの?と悩む読者に向けた記事を作成することができます。
「大学生 ブログ やるべきか」なんてキーワードが考えられますね。
比較系のキーワードは、きちんとメリット・デメリットを述べることが大切なので、読者を納得させて行動させるような実体験メインの記事を書いていきましょう。
感情系キーワード
4つ目は感情系キーワードです。
読者が心の底で抱える感情に訴えかける記事作成に必要で、共感を生みやすく人気記事になりやすい傾向にあります。
「大学生 ブログ 辛い」「大学生 ブログ やめたい」こんなワードが考えられます。
感情に共感することで実際に行動に移してもらいやすいので、アフィリエイトをするときもこのキーワードが大事になってきます。
数字系キーワード
最後に紹介するのが、数字系のキーワードです。
数字があるほど具体的なイメージをつかむことができ、クリック率や商品購入率を高くすることができます。
「大学生 ブログ 月5万」といったワードが考えられます。数字は文字よりも認識しやすいので、この手のジャンルも必ず調べるようにしましょう。
時期によってキーワードを決める
そうやっていくつか候補が出てきたら、自分のブログ運営の時期によってキーワードを決めていきましょう。具体的にはこんな感じ。
①ブログ運営初期:ロングテール
②ブログ運営中期:ビックワード
それではひとつずつ見ていきます。
ブログスタート時
ブログを始めた頃は複数のキーワードを組み合わせたものや、ニッチ(一部の人しか検索しない)なワードを攻めましょう。
というのも、運営初期はGoogleからの評価も低く、検索量の多いキーワードで勝つことが難しいからです。
「大学生 ブログ いつ書く?」といったキーワードは検索数が少ないので、ブログ運営初期にはぴったりです。
なので、ライバルが少ない土俵を選んで質の高い記事を執筆していきましょう。
ブログ運営中期
ブログ運営中期はビックワード(検索件数の多いキーワード)を狙いましょう。
なぜなら、時間がたつほどブログのドメインパワーが上がってGoogleからの評価が上がりやすいからです。
「大学生 ブログ 辛い」なんかは検索数が多いので、ある程度ドメインが強くなってから書くといいでしょう。
まとめると、ブログ運営初期にロングテールキーワードで上位表示を狙ってサイト全体の評価を高める。そして、運営中期はビックキーワードでも上位表示を狙ってPV数を上げていく。
こうした流れが理想的です。
Googleに好かれるSEOキーワードの書き方
SEOキーワードが決まったら記事を書いていくのですが、ここでは理想的なタイトル、見出し、本文の書き方を紹介します。
ここを守らないとSEO対策をしたとは言えないので、しっかり目を通してください。
タイトル
タイトルはSEOキーワードを前方に含めて簡潔に内容を表現するようにしましょう。なぜなら、検索した読者にアピールできるからです。
例えば、「大学生 ブログ 月5万」というキーワードで検索した時にこの2つの記事があったとします。
あなたはどちらを読みたいと思いますか?
A:【必見】アルバイトをやめるために大学生がブログを始めて月5万稼いだ話
B:【大学生がブログ】で月5万円稼いでアルバイトを辞めた話【必見】
おそらく大半がBの方だと思います。
読者が検索したキーワードが前半にあったほうが読者に刺さるので、そこは守るようにしましょう。
見出し
見出しは、GoogleやYahooなどの検索エンジンがあなたのブログを理解するために役立つものなので、キーワードを適宜加えていきましょう。
理想は全ての見出しにキーワードを配置することですが、あまりに不自然になる場合は無理しなくてOKです。
本文
本文にもSEOキーワードを散りばめていきましょう。なぜなら、何について書いているのか読者が理解しやすく一貫性のある主張につながるからです。
ただし、闇雲にキーワードをちりばめて読者が読みにくさを感じてしまっては意味がないです。
ユーザーファーストを常に意識して、記事執筆をしていきましょう。
まとめ:Googleに好かれるキーワードを
SEOキーワードを決める時はまず軸となるメインのキーワードを決めるのが大切です。
この手順を自己流でやってしまいがちですが、初心者ほどうまくいっている人の型を真似するのが一番の近道ですよ。
キーワードの選び方から執筆、投稿までの一連の流れをまとめました。参考にしてみてください。