以前こんな記事をブログにUPしました。
すると、多くの受験生から質問をいただきました。
そんな質問というか悩みをかかえている受験生が多かったので、今回は成績が上がらない理由をさらに7つ紹介します。
前回と合わせて全部で10個ですね。この10個の習慣や考え方を変えるだけで成績はみるみる上がっていきます。
勉強ってそんなもんです。ちょっとした意識の変化で人生変わります。
大事なのは今の自分の習慣を変えられるかどうか。
人って変化を嫌う生き物です。だって習慣を変えたら疲れるししんどいからです。
今のやり方の方が慣れてるし疲れないし楽じゃないですか。でも、そこでちょっとした辛さを受け入れて、変化に対応できる人が受験で成功します。
なんなら大学に入ってからも、そういう変化に柔軟な人が成功します。
なので今回、成績が伸びない理由を7つ紹介するので、当てはまっている人は、考えを改めて成功する受験生になっちゃいましょう!
・成績が伸び悩んでいる人
・成績が上がらない理由がわからない人
・今のままだと合格が厳しそうな人
自分に合った参考書を使っていない
勉強のお供との相性は大事
予備校で受験生を見ていて、自分のレベルにあった参考書を使っていない人が以外に多いです。
すごい背伸びをした、自分の実力よりもはるかにレベルの高い参考書を使っている人や、逆に簡単すぎてどの問題も解けちゃう、そんな自分と比べてレベルの低い参考書を使っている人。
おそらく、自分に合った参考書をどうやって選べばいいのかわからないと思うんですよね。
だからネットで人気とか友達が使っているから、という理由で参考書を選んでしまいます。
僕も昔はそうだったんですけど、もちろん自分と他人は違うわけで、友達がオススメした参考書が自分に合うとは限りません。
今振り返ってみれば、紹介してもらった参考書はハズレばかりでしたね。
ちなみに、今あなたが使っている参考書が自分に合っているかを見極めるポイントを2つ紹介します。
3割以下しか問題が解けないか、8割以上の問題が解ける参考書かどうかです。
このどちらかに当てはまる人は自分のレベルに合っていない可能性があります。
そんな人はこの記事を参考にして自分にぴったり合った参考書を探してみてください。
自分に合った参考書を見つけると、勉強のモチベーションも上がって、その参考書を使った勉強が習慣になりやすいです。
習慣になればこっちのもの。成績はぐんぐん上がりますよ。
復習のやり方を間違っている
って言われますが、はっきり言って復習ってめんどくさくないですか?
そもそもどの範囲をどれくらい復習すればいいのか分からないし、復習ばかりやってたら授業に追いつけないし・・・
なので、最強に効率のいい復習の方法を紹介します。
いいですか、本当に効率が良くてオススメの方法なので、一回しか言いませんよ。
一回しか言いませんからね。
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(ちょっとためてみる)
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その方法は、正解した問題は一切復習しない、です。
これマジで大事です。
よくある勘違いが、授業の範囲を全部復習しようとか、一回解けた問題だけど念のためもう一回復習しておこうって思うやつです。
それだと復習する量が膨大になってやる気がなくなって、復習=辛いという認識になってしまいます。
それに、一度解けた問題は次にどこかの模試などで同じような問題が出た時に80%くらいの確率でもう一度正解することができます。
80%を100%にする作業ももちろん大切ですが、本当に大事なのは不正解だった問題、つまり正答率0%の問題を50%だったり80%にあげることです。
絶対のその方が勉強時間に対する成績の伸びも実感しやすいし、効率よく点数を上げることができます。
正解した問題は一切復習しない
あまりに大事すぎて2回言ってしまいましたが、これだけは忘れないでほしいと思います。
睡眠時間を削って勉強をしている
睡眠時間がおよそ7〜8時間だとすると、1日の約1/3は睡眠時間に当てられます。
ご飯にかかる時間はだいたい1〜2時間。
学校にいる時間でさえも7〜8時間です。
何が言いたいかというと、それだけ睡眠が大切だということです。
だって、100歳まで生きるとしたら30年間分くらいは寝てるわけですよ?人間にとって睡眠はそれくらい重要なわけです。
前置きが長くなりましたが、これは受験生も全く同じです。
寝てる時間に頭の中の知識が整理されて、必要なものは記憶の保管庫に、不要なものは忘れるようになっています。
しっかりと睡眠時間をとれば頭の中が整理整頓されて次の日にまた新しい知識が吸収されるわけです。
睡眠時間が短いと、頭の中がぼんやりして記憶の定着率がどうしても悪くなってしまいます。
なので、無理に睡眠時間を削らないようにしましょう。
それに、睡眠時間を削る=効率が悪いとアピールしているようなものです。
頭のいい人はしっかりと睡眠もとって、効率よく勉強して、ベストなコンディションで受験当日を迎えるのです。
言い訳をする
こんな風に自分ができない理由を周りのせいにして、言い訳をする暇があったら勉強しましょう。
成績が伸びない原因は90%は自分にあります。
先生の教え方が悪くても使っている教科書が悪くても、同じクラスにできる人はいるはずです。
少し厳しい言葉になってしまいますが、自分の欠点から目をそらしている人が受験で成功すると思いますか?
そういう人は受験以外でも絶対に成功しません。
できなくても周りのせいにして自分を守ることができるからです。
なので、下手な言い訳をやめてまずは自分が変わる努力をしましょう。
完璧を目指しすぎている
受験生時代の僕もそうだったのですが、成績が伸びない人は完璧主義者が多いです。
いや、完璧になるまでどれくらいかかるんですか?
てか、そもそも完璧の基準って何?
ってなるわけです。
入試で満点じゃないと合格できないかと言われれば、そんなことはありません。
旧帝大の北海道大学ですら、大学入学共通テストで80%とっていれば余裕で合格できるんです。
つまり、完璧を目指しすぎずにまずはその科目の全体像をとらえること。
みなさんはフェイスブック創設者のマーク・ザッカーバーグさんを知っていますか?
彼はこう言っています。
Done is better than perfect.
完璧を目指すよりも、まずは終わらせろ
彼自身ハーバード大学に通い、超がつくほどの頭のいい人だったのですが、別に完璧主義者ではありませんでした。
完璧を目指すよりもとにかく終わらせる。
もちろん基礎も大事だけど、数学の過去問を解いてみる。文法ができないかもしれないけど、一度長文を解いてみる。
そういった姿勢を持つことで、成績の伸び悩みが解消するでしょう。
作業時間ばかりで勉強をしていない
勉強時間と作業時間って同じようで実は全然違います。
勉強はみんなが知っているように、知識を脳に定着させることです。
作業とは、いくら時間をかけても知識が脳に定着しないものをいいます。
具体的に言えば、単語カード作りだったりノート作りだったり。
単語カードもノートも作って満足して実際に見直す人ってほとんどいないんですよね。
僕も一時期英単語カードを作っていましたが、
と思って気がついたら棚の奥底にそっとしまっていました。
実際そんなもんです。
カード作りもノート作りも意味ないかもと薄々感じていても、なんか認めたくないんですよね。
認めちゃうと自分で自分を否定することになるので。
でも、さっきも言いましたが、成績を伸ばすには変化を受け入れること。
ほんの小さな一歩でもいいので行動にうつしましょう。
せっかくカードや見やすいノートを作ったなら、それを何度も見返して「作業」ではなく「勉強」をしましょう。
作業自体には意味はないので、知識を定着させて模試や試験でアウトプットできるようになること。
それが大学受験では一番求められています。
独学にこだわる
変化を受け入れない一番悪い例がこれです。
そもそも大学受験の目的ってなんだか覚えていますか?
「第一志望に合格すること」ですよね?
そのゴールに向かう道はなんでもいいわけですが、どうせ同じゴールに向かうなら一番効率がいい方法を使うべきです。
と思うのは勝手ですが、それで成績が伸びなかったら意味がありません。
おとなしく予備校に通った方がマシです。
「模試で結果を出す」「偏差値を上げる」ために手段を1つにする必要はありません。
という人もいれば、
という人だってもちろんいます。
どの予備校に通おうが、どの参考書を使おうが、正直何でもよくて、何度も言いますが、大学受験の目的は第一志望に合格すること。
その目的を達成するために効果的な手段を偏見で捨てずに、一度は使ってみること。
過程がどうあれ、大学受験は合格したもん勝ちです。
模試でずっとA判定でも入試で落ちたら何の意味もありません。
独学にこだわる必要はなく、合格のために使えるものは何でも使う意識を持ちましょう。
まとめ
勉強法や考え方の変化に柔軟になろう
まずはこの7つ+前回の記事の3つを合わせた、成績が上がらない原因10個を自分と照らし合わせてみて、少しでも当てはまることがあれば直していきましょう。
何かを変えることは少し抵抗があるかもしれませんが、このままその悪い習慣のままだと成績は一向に伸びません。
その習慣をやめて成績がさらに下がることはほぼあり得ません。
あっても1%あるかどうかのレベルです。
つまり、変えてもリスクがほとんどないんですね。
だから、まずはその小さな一歩を踏み出しましょう!