この記事はそんな悩みにお答えします。
年に一度の大学受験。
数少ないチャンスで成功するために受験勉強を地道に続けてきたと思いますが、その分当日の緊張感は凄まじいものがあります。
そのプレッシャーに押されて頭が真っ白になって普段の実力を発揮できずに、悔しい結果に終わるなんて絶対に嫌ですよね。
そこで今回は、試験中に頭が真っ白になった時の対処法と試験中のメンタルの保ち方を紹介します。
実際に僕も緊張で頭が真っ白になったこともありますが、パニックになることなく対処できたので安心して試験に集中できました。
また、この方法を取り入れて試験に臨んだおかげで、家で問題集を解くかのようにセンター試験(今は大学入学共通テストですね)や二次試験を乗り越えることができました。
3分で読めるよう内容をまとめたので、最後まで読んで試験中に緊張しないメンタルを手に入れてほしいと思います!
・試験になると緊張して普段の実力を発揮できない人
・試験中に頭が真っ白になったことがある人
・試験本番で最高の結果を出したい人
試験中に頭が真っ白になった時の対処法
試験中に緊張で頭が真っ白になった時は、「あ、今自分頭真っ白になってるな」と客観的に捉えましょう。
というのも頭が真っ白になったときは視野が狭く、これはマズイ・・・と考えると不安に飲み込まれて何も考えられなくなるからです。
なぜ頭が働いていないのかを客観的に見つめることができれば、混乱した状態から抜け出すことができますよ。
では次に、試験中に頭が真っ白になる原因を見ていきます。
試験で頭が真っ白になる大きな原因
頭が真っ白になる原因は以下の3つ。
①予想外のことが連続して起こるから
②完璧を求めすぎるから
③緊張する姿をイメージできていないから
それではひとつずつ見ていきます。
予想外のことが連続して起こるから
試験中に予想外のことが連続して起こると頭が真っ白になってしまいます。
というのも、起こったことに対して対策を準備していないからです。
例えば、今まで一度も複素数と整数の問題が出ていなかったのに、なぜか今年からその両方が出てしまったとき。
絶対に出ないと考えていたものが出題された時、自分が解けるビジョンが見えないので焦り具合は半端ないです。
予想外のことは確実に起こり得ると事前に考えておくこと、が何よりも大事です。
サッカー元日本代表の長谷部誠選手も言っていましたが、最悪のケースを事前に考えておくことが本番のパフォーマンス向上には必要不可欠です。
完璧を求めすぎるから
完璧主義者は試験中に頭が真っ白になりやすいです。
というのも、完璧に解こうとするあまり、自分で自分を追い詰めてしまうからです。
そうやって完璧にできない自分の首を絞めてしまう傾向にあるので、多少のミスは仕方ないと気を楽にして取り組みましょう。
緊張する姿をイメージできていないから
先ほどの長谷部誠選手の言葉と似ていますが、解けない問題があって緊張する想定をしておかないといざという時に頭が真っ白になってしまいます。
なので、試験を受ける前に必ず、
と、自分を客観的に捉えることが大事ですよ。
では次に、頭が真っ白にならないような試験当日のメンタルの保ち方を解説していきます。
試験当日のメンタルの保ち方
試験当日のメンタルを以下の3つの場面で強化する方法を紹介します。
①試験が始まる瞬間
②試験が始まってから5分間
③試験中に集中が途切れた時
では、ひとつずつ見ていきます。
試験が始まる瞬間
試験が始まる時は自分好みのルーティーンに取り組みましょう。
そのルーティーンに取り組むと本番が強く意識されて集中できる、そんなものに取り組んでください。
メジャーリーグで昔から大活躍しているイチロー選手も、打席に立つ時に毎回同じポーズをすることでも有名です。
それだけでなく、スタジアムに入る一歩目だったり、練習で走り始める足を決めていたり、毎日同じ時間に同じ量をこなしているそうです。
そうすることで大事な場面でも、いつも通りのパフォーマンスを発揮することができるわけですね。
そんな人にオススメなのが、普段用とは別に試験用のシャーペンを用意するというルーティーンです。
医者が手術のときに白衣に着替えるのと同じで、試験用のシャーペンを用意しておくと本番の集中力のギアが一段階上がります。
もちろん、いきなり本番だけ違うシャーペンを使うと逆に集中力が途切れてしまうので、普段の模試から訓練しておきましょう。
試験が始まってから5分経つまで
試験が始まって5分経つまでは、簡単な問題にだけ手をつけるようにしましょう。
というのも、本番で頭が真っ白になりやすい魔の時間帯こそ最初の5分だからです。
試験開始直後はまだ心臓がドキドキして頭の回転も遅く、ケアレスミスがどうしても増えてしまいます。
そうやって計算が合わないと余計に焦ってしまって、スムーズに問題を解くことができず、
となって頭が真っ白になりやすいです。
最初の5分に簡単な問題から解いていくことで、解ける問題が増えて緊張もほぐれて、普段通り問題を解くことができますよ。
試験中に集中が途切れた時
試験中に集中力が途切れた時は周りを見渡してみましょう。
というのも、視野が広くなると心の状態もリラックスできるからです。
心の状態 | 視野の状態 |
---|---|
緊張している時 | 狭くなる |
リラックスしている時 | 広くなる |
緊張して視野が狭くなってしまうと、
とさらなる不安を呼び寄せてしまいます。
なので、試験を受けていて集中力が少し切れたなと思ったら、一度視野を広げるためにも周りを見渡してみてください。
もちろん、カンニングを疑われない程度にですよ。周りを見渡してみるとどの受験生も焦ったように問題を解いています。
そっか、焦っているのは自分だけじゃないんだ、そう思えるはずです。そうやって視野を少し広げることで再び集中して試験に取り組めますよ。
まとめ
いかがでしたか?
頭が真っ白になる原因として、
①予想外のことが連続して起こるから
②完璧を求めすぎるから
③緊張する姿をイメージできていないから
実際に頭が真っ白になった時は、自分の状態を客観的に見つめるようにしてみましょう。
そして、試験中はまず簡単な問題から解いて、試験中に集中力が途切れたら周りを見渡して視野を広く持ちましょう。
そうすることで普段通りリラックスして受験に臨めますよ。
さいごに、頑張る受験生の背中を押す名言です。自分はできる!と自信を持ちたい方はぜひ。
それでは試験本番、頑張ってください!!!