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【全種類解説】よく聞く〇〇主義を全てまとめてみた【超分かりやすい】

 

あなた
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資本主義とか民主主義とか〇〇主義って多すぎてイマイチ違いが分からない・・・。最低限知っておくべき〇〇主義について知っておきたい・・・!

この記事はそんな疑問にお答えします。

公民や歴史の授業やテレビのニュースでよく聞く〇〇主義。一つ一つの明確な違いは分からずに何となくで終わっていませんか?

そこで今回は、世の中のことを知る上で最低限必要となる〇〇主義について解説していきます。この記事を読めば政治ニュースも読みやすくなるので、ぜひ最後までご覧ください!

 

今回紹介する〇〇主義

この記事で紹介する主義は大きく2つ種類があり、

①国の政治システム

②国の経済システム

①の方では政治にまつわる民主主義や君主主義などを、②の方では経済にまつわる資本主義や社会主義などを解説していきます。

政治と経済をごちゃまぜにすると、民主主義の反対って資本主義だよね?といったいかにも頭の悪い発言をしやすいので注意です。それでは早速見ていきます。

 

国の政治システム

まず最初に政治システムについてです。ここでは

①民主主義

②君主主義

の2つを解説していきます。

 

民主主義

民主主義とは主権が政府や立法者ではなく国民にあり、国民による国の支配を基本する政治の仕組みを意味します。もっと簡単に言うと、ものごとを決定するときに全ての国民がその決定に参加するという考え方です。

歴史をたどれば、古代ギリシャ時代のアテネでスタートしたものと言われており、政治における原始的な仕組みと言えます。

それに、17〜18世紀のヨーロッパにおける王や貴族が支配する制度を倒すためにいくつも革命が起きたのですが、その時の中心的な考えとなっていたのも民主主義です。その後、ロックやルソーによって文面化され、自由と平等や基本的人権などを理念としました。

日本ではこの民主主義が政治に取り入れられています。

 

君主主義

君主主義とは生まれつき国家権力を持つ人によって独裁的な政治が行われる仕組みを意味します。身近なところだと北朝鮮がイメージしやすいでしょう。

ある一族が滅びるまで国のトップであり続け、国民はその権力者を辞めさせることができません。なので、トップを引きずり下ろすためにはクーデターや内乱、革命といった手段を行使するしか選択肢がないのです。

ただ、そんなことをすると反逆者として捉えられるので政治は腐敗していき、国がどんどん衰退していきます。

もちろん、君主主義であっても国王が極めて優秀で国民に尽くす人であれば、昔のローマ帝国のように国も大きく発展する可能性はあります。しかし、そんな素晴らしい国王が何代も続くことは稀で、どこかで歯車が狂ってしまいます。

世界一幸せな国と呼ばれる君主主義のブータンでも、2008年に国会議員選挙が実施されました。国王による政治よりも、国民による政治の方がよりよいと判断したためです。

このように、君主主義は世界的に少数の政治体制となりつつあります。

 

国の経済システム

次に国の経済システムについて解説していきます。ここでは、

①資本主義

②社会主義

③共産主義

の3つを紹介します。

 

資本主義

資本主義は、資本があらゆるエネルギー源になる経済の仕組みを意味します。百科事典には、「基本原理としては生産手段を持つ資本家が、生産手段を持たない賃金労働者を使用して利潤を追求する社会システム」だと記載されています。

いわゆる搾取する側とされる側に分かれる構造で、お金持ちはどんどんお金持ちに、貧乏人はどんどん貧乏人になっていく仕組みなわけです。

これは18世紀後半にイギリスで起きた産業革命をきっかけに生まれた理念であり、資本のために競争すれば社会全体の利益も増えていくのではないか?という考えが根本となっています。

その後アメリカをはじめとして資本主義が採用されていくのですが、貧富の格差が拡大するという問題点が浮き彫りになってきました(そもそも構造上仕方ないのですが)。

そこで出てきたのが次に解説する社会主義なわけです。

 

社会主義

ドイツの経済学者であるマルクスは、貧富の格差を拡大する資本主義を批判して新たに社会主義という経済システムを提唱しました。

社会主義とは国や地方公共団体などに資本を集中させて、全ての人々を労働者として平等な社会を目指す思想を意味します。

そのため、社会主義では国の計画と命令のもと生産活動が行われることが必要となり、いち早くそのシステムを取り入れたのが今のロシア(旧ソ連)の5カ年計画なわけです。

一見、資本主義の問題点を解決したように思えましたが、社会主義だと国が全てを管理して労働者を対等に扱うので頑張っても賃金が上がらないといった新たな問題点が浮き彫りになりました。

毎月50時間働いても100時間働いてももらえる賃金が同じなので、労働者は働かなくなります。その分生産性は低下して国の経済も停滞するようになったのです。

さらに一部の国の幹部が富を独占する問題も生じたので、結局ソ連は解体して今では全面的に資本主義経済が導入されています。ちなみに現在ではキューバやラオス、ベトナムで社会主義システムが導入されています。

 

共産主義

中国共産党トップ習近平

共産主義は社会主義をさらに発展させた考え方であり、国や政府といった組織をなくして究極に平等を主張する思想です。こちらも社会主義同様にマルクスが提唱したもので、人類史の社会体制の最終段階と呼ばれています。

共産主義では資本家や労働者といった階級は一切存在せず、国や国民といった構造も存在しません。個人が資産を保有することも禁止されており、必要なときに必要な分だけ受け取る体制です。

国という管理者がいなくても、個人の意思で全ての人が平等な世界を目指す仕組みです。ちなみに、共産主義というシステムが成功した例は過去にありません。それゆえ実現不可能な空想を目指した仕組みとも言われています。

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中国って共産党がトップって聞いたけど、それは共産主義とは違うの?

中国は資本主義の仮面を被った社会主義国家であり、最終的には共産党独裁国家を目指している少しどころかだいぶ変わった国です。

さかのぼること1949年、中華人民共和国が設立された時の最高指導者である毛沢東は「階級・国家権力および政党が消滅」した「社会主義と共産主義社会」を目指していました。しかし、その政治運動によって大規模な飢饉が起こって5000万人もの死者をだすことに。

毛沢東の死後、1970年代後半から最高指導者となった鄧小平は新たに「中国式社会主義」を掲げました。それはまるで資本主義と社会主義が融合した思想であり、例えば

・外国資本の受け入れが許可された経済特区の設立

・農民が余剰生産物を販売することが可能になった

・民営企業の設立が可能になった

こうした例を見ると資本主義のように見えますが、やはり中国政府は経済の大部分をコントロールしています。例えば、

・産業によっては政府による独占体制

・フォーチュングローバル500に含まれるトップ15の中国企業は国が所有している

・FacebookやTwitterを利用できない

共産主義の生みの親であるマルクスは最高レベルの資本主義経済を達成した国でしか成功しないという言葉を残しています。なので、共産主義を目指す中国が資本主義体制をとっているのは理解できます。

そういった視点で見ると、先日行われた香港デモは歴史的な出来事と捉えることができます。独裁政治を行う中国共産党に対抗して民主化を望んだ香港市民。

今後も上からの弾圧が続くのか、それとも政治体制が民主化に向けて動き出すのか。目が離せません。

 

まとめ

いかがでしたか?

今回紹介した〇〇主義をまとめると、

〜国の政治システム〜

①民主主義:人民を中心として政治を行うこと

②君主主義:ある一人の独裁者が全ての権限を持って政治を行うこと

〜国の経済システム〜

①資本主義:自由な商品生産によって利潤を追求する仕組み

②社会主義:計画的生産と平等な分配によって調和のとれた社会を目指す仕組み

③共産主義:国や組織といった概念すらない平等な社会を目指す仕組み

これだけ覚えておけば、政治や歴史の話が出てきてもほぼ対応することができます。

ただ、人は忘れる生き物なので、記事をブックマークして何回も読み直すことをオススメします!

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